リュウノツカイ

ー僕にはドアが開けられなかった。その外に雨が降っている気がして。

小さなころのトラウマから、ドアを開くことができなくなった。

全1話。『恒久の月』書籍化記念、発売日まで1日1作短編公開キャンペーン中。5/26の更新。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,186 位 / 192,186件 現代文学 8,167 位 / 8,167件

あなたにおすすめの小説

詩集「すり傷とかさぶた」

ふるは ゆう
現代文学
現代詩

昭和少年の貧乏ゆすり

末文治
現代文学
迫り来る「2025問題」ーー超高齢化社会。いろいろと複雑な事情が絡んでくるようです。 ここまで生きてきた・・・・・・こんな感慨に耽るとき、決まって遠い昔のこと、子供のころの情景が頭に浮かんできます。 戦後の昭和時代を「少年」として歩んできた事実。あれから何十年も過ぎているのに、その時々のシーンを昨日のことのように思い出せる不思議。 これは一風変わった少年記です。 団塊世代あたりの人たちに、その懐かしさを共鳴・共感してもらいたい。 令和をいく若い人には貧しさ豊かさの、今の時代との違いを嗅ぎ取ってもらえれば、の思いです。

一生の約束。

伊藤龍太郎
現代文学
大学受験に向けて勉強を頑張る兄妹の物語

『今夜も、にわか雨』

crazy’s7@体調不良不定期更新中
現代文学
無性愛者の憂鬱、コメディテイスト、小さじ一杯 その憂鬱は無性愛者だからなのか? 箱庭で暮らす主人公の毒舌でちょっと不思議な日常。

【完結】雨上がり、後悔を抱く

私雨
ライト文芸
 夏休みの最終週、海外から日本へ帰国した田仲雄己(たなか ゆうき)。彼は雨之島(あまのじま)という離島に住んでいる。  雄己を真っ先に出迎えてくれたのは彼の幼馴染、山口夏海(やまぐち なつみ)だった。彼女が確実におかしくなっていることに、誰も気づいていない。  雨之島では、とある迷信が昔から吹聴されている。それは、雨に濡れたら狂ってしまうということ。  『信じる』彼と『信じない』彼女――  果たして、誰が正しいのだろうか……?  これは、『しなかったこと』を後悔する人たちの切ない物語。

黒羽織

藤本 サクヤ
歴史・時代
時は江戸。 麹町平河町の陰間茶屋で、心を交わした侍と陰間に訪れた最後の夜――。

きみのオムレツはあいのあじ

有箱
現代文学
私たちにとって、オムレツは定番中の定番メニューだ。しかし特別なメニューでもある。 そんな我が家は片親家庭だ。 けれど、一人娘には寂しい思いをさせないよう、精一杯愛して育ててきた。 娘にとって十分であるかは、ちょっと不安だったりするけどね。 ……さてさて、今日も二人、ふわとろな幸せを頬張りましょう。

現代のヤミ

絢仁
現代文学
日常のヤミ