推しの幸せをお願いしたら異世界に飛ばされた件について

おまけ

あとがきがわりに。

　推しの幸せをお願いしたら異世界に飛ばされた件について。
　終了しました。お疲れさまでした。
　なお、異世界帰りの中学生と異世界からやってきた中学生が退魔する話が始まったりはしません。

　役に立つかはわかりませんが、本編に入りきらなかった話を。

・妖精は魔法使いの成れの果てと言われる。
・リリーは妖精をさがしていた。ある日、ゲイルを拾ってきて、ようやく見つけたと言ったらしい。
・災厄は時間経過とともに人の魔力を吸い強化されていく設定。最弱の災厄と戦うにはRTAが必要。
・対災厄の最短の撃破ルートは器の主が災厄を受けれたのち、自由にさせず自死。おそらく被害が一番少ない。
・ユウリも実家のある領地を拝領し、ローゼと一緒に暮らすことに。後に自治領として認められ、数代後には独立を果たす。
・カリナはグルウへ配置転換し、二代目がみがみシスターの二つ名を継ぐことに。
・グルウには魔導協会支部が置かれることになり、初代支部長はゲイル。本人は大変嫌がっているが、外堀を埋めれた。なお、しばらくの間はステラ師が代行することに。
・フラウはフュリー同伴の食い倒れの旅のあとフェザーの町の魔道具工房を継ぐことになる。もっとも本人は魔道具は好きではないので後任者を常に探しているが、みつからない。
・某眼鏡氏はすったもんだの末、元婚約者とよりを戻した。
・受付氏は今もフェザーの町で受付をしている。
・実は貴族の五男だったロブ氏。騎士団に入ることになり、後ろ盾を得たことで無事マルティナと縁談したもののお友達からのお付き合いとなっている。
・ヒューイは相変わらずマッドサイエンティスト道を爆走。
・某領主と執事は平和な日々をかみしめている。
・王都在住の魔導師は相変わらずで、でも、少し待遇が良くなったのを不思議に思っている。
・魔法使いの残した櫛は、ゲイルに託された。その場にいたからというより、そのほうがいい気がした、らしい。
・王様は10年後無事引退。それに伴って将軍とか執事とか事務方の人とかも隠居。隠居先でのんびりやっている。

・ティルスはその後、政略結婚するが嫁姑（＋小姑）の仲が拗れ実家と絶縁することに。
・シュリーは長く独身でいるがある日突然、子供を拾い育てることに。手慣れない子育てに親身になってくれたシスターといつの間にか家族になっている。
・魔導師の資質があった子供たちは師匠たちに引き取られる。癖は強いがその道では一流という師匠に引き取られたのが子供たちに幸いであったかどうかはわからない……。
・アリカの職場は東北の某市のアーケード街に面した二階設定。
・ちなみに住んでいたのはお寺が多いあたりのアパートの二階。仕事場にはスクーターで通う。車も所有していたが出かける機会がなさ過ぎて売却。
・ツイ様在住の謎の神社は寺ばかりあるところにポツンとあるのでよく考えると不思議すぎる立地だったりする。