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冬の間
魅惑のお風呂タイム。
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エリックがご機嫌斜めに玄関に向かう姿を見送って。
ぱたぱたと手で顔を扇いでしまいます。あつい、すごく、あつい。理性も自重も蒸発して、欲望がうきうきしてましたね。意識? あいつは、闇落ちしてましたよ。うふふ。
なにかすごく、まずい顔してた気がするんですけど……。う、うん。気にしない。気にしないったら気にしないっ!
端々で変態ですね、あたしと自覚する何かに悶絶してます。
ほんと、こんな女でよろしいので? と聞きたいけど聞くにはもう遅いという。
懊悩している間に片付けまで終わってしまっていたことは痛恨のミスと言えるでしょう。
エリックにちょっと一人になりたかったと言われればショックも大きいですし。いや、まあ、わかりますよ。甘い空気の残滓がありますからね。食材の保存とか放置して続きとか始めそうなあれが。あとでものすごい困るというのがっ!
わかっても納得がいかないのです。
エリックはついでにやってきたらしい仕事をちょっと片付けるそうで一時、部屋に戻りました。魔導協会から翻訳系を色々引き受けているらしいんですよね。
期限付きではないので、時間があるときにやっているみたいですけど。今回は違ったようで、至急らしいですよ。
眉間にしわを寄せるくらいなので、急ぐうえに面倒そうなブツなんでしょう。
なので、一人でゆっくりとお風呂に入ることにしました。
保温性能の都合でバスタブの中がちょっと冷めやすかったので、それほど長湯はしたことがないんです。予告しないでゆっくりしていたら、なんだか心配されてしまいましたし。
のんびり入るので覗かないようにと釘はさしておきましたけど。逆効果だった気がします。何を思い出したのか、顔が赤かったですし。
あたしを弄ぶときは平然としているくせに、なぜにそういうのには動揺するのか。わかりませぬ。
……というわけで、お風呂ですよ。
編み込まれた髪をほどき、髪を洗って香油を軽くつけておきます。柑橘系のさわやかな匂いは冬には合わない気がしますね。もう少し重めの香りを探しておくことにしましょう。
ボディソープはシンプルな石鹸の匂いだけがします。さらっと体を洗って、お待ちかねの浴槽です。
お湯はって入浴剤を入れて、堪能します。入浴剤と言っても香油をたらしたドライフラワーをいれるような感じで作られています。
バスソルトのようなものはほぼないらしいです。塩が他の娯楽に使えるほど余ってはいないということでしょう。一部、泥と塩が混じったようなものが美容用品として出回ってるそうです。泥パックでしょうか。
バスタブからあふれるお湯は本当に贅沢ですね。今までは半身浴くらいでしたけど、たっぷりのお湯も良いものです。
最新式というだけあって保温性能は高く、適温で長時間過ごせます。お風呂が好きとは思っていませんでしたが、いざ入れないとなると執着してしまうものなのですね。
脳内の記録やエオリア異聞のおさらいなどをしながらの長風呂を満喫しました。
おさらいしながら、ちょっと疑問に思ったこともあったんですけどね。聞いた話と知っている本編と齟齬があるみたいです。ユウリのハーレム状態がやっぱり違うような気がするんですよね。あきらかに気があるみたいな描写マシマシと言いましょうか。
うーん。
夢に見たものを描いているらしいので、それなりに脚色とかあったりするんでしょうか。
なにかちょっと増減しているものと思ってたほうがいいかもしれません。既に過ぎ去ったことなのですが、それが今後に影響しないとも限りませんし。
半ばのぼせてお風呂からあがり、念入りに保湿用のクリームとかを塗りこみました。王都での入手品です。お肌つやつやのもちもちになるという一品。冬に差し掛かって少しずつ乾燥し始めたので大変ありがたいです。匂いもほんのりするくらいで気になりませんし。
髪の毛は半ば乾いていたのでそのまま下ろしておきます。
さて、エリックのお仕事は終わったのでしょうか。
最近の仕事部屋知らないんですよね。あとで教えてもらわないとなんてのんびり考えたら廊下で会ったんです。
キッチンの扉の前という感じなので、待っていたと言ったほうが正しいでしょうね。
「どうしたんですか?」
「遅いと思って」
そんなに長かったでしょうか。
一時間程度。いえ、二時間くらいですか。そのうえ、お肌の手入れとか楽しくなってきて念入りにしていたから三時間くらいたっていてもおかしくないです。
……さすがに心配されますね。長湯の習慣はほとんどないらしいので、過去の来訪者が布教できなかったことなんでしょう。
「存分にお風呂を堪能してました」
「それは良かった」
妙に平坦な声に怒っているのかと見上げれば、視線をそらされました。
……なんか耳が赤いのがわかったのですけど。なにか湯上りのどこかが性癖に刺さりましたか? などと聞くわけにもいきません。そういえばお風呂上りとか滅多に会わないし、会っても逃げられたなと思い出しました。
なんだかあたしも恥ずかしくなってくるんですけど。
「お腹すきました。お昼は何にしましょうか」
声が上ずっているのは仕様ですっ! 通常モードに強制的に戻しますよ。
お昼は大事です。空腹は良くありません。大事な時にお腹が鳴るいたたまれなさと言ったらっ!
「いつも通りでいいだろ」
苦笑混じりにぽんぽんと頭を撫でられたんですけど。ううっ。これはこれで羞恥心がっ!
と、とりあえず、昼食は表面上は穏やかに過ぎていきました。お仕事のほうは簡単に片付けたようで、既に準備されていましたよ。パンケーキとソーセージと茹で野菜のワンプレート。これも懐かしい気がします。最初に作ってもらったのもこんな感じだったと思います。たぶん。
いっぱいいっぱいで、味なんて覚えてませんね……。
せめて片付けくらいはと思いましたが、断られました。気が散るからとかどういう意味なのかと。
用意されたお茶を飲みながら、エリックの様子を伺います。髪、後ろ側も結構伸びてますね。ゆらゆらするのがしっぽみたいで、ちょっとかわいい。
可愛いとかいうと顔をしかめられるんですけど、可愛いものは可愛い。
熱烈な視線が悪かったのか振り向かれて、びくっとされたのですけど。……うん。まずい顔してたんですね。きっとデレデレしてましたよ。
推しが動いているだけでご褒美なのに、側にいてもよくて、なぜか今、旦那様で。
……旦那様で。
このあたりで処理不能になるんですよね。どうすんの? という問いがぐるぐると回るというか。欲望にダイブしちゃえ、みたいな気分になるんですよね。そこ、駄々洩れしちゃダメなところ。
進展なければ寝込みを襲うとか。ありですか?
皆さんわりとエリックがなんかしないか不安に思われてるみたいなんですけど、たぶん、あたしのほうがまずいんですよ。
不本意ながらヤンデレになる自信あります。仄暗い欲求がですね。
自分の中の深淵をのぞき込まずに蓋をしときます。開けちゃダメ絶対。
それからほどなく、エリックは食器も片付け終わってダイニングのほうに戻ってきたんですけど。椅子に座ろうとはしませんね。
「午後からもお仕事ですか?」
ゆっくりしている時間はないんでしょうか。そう思って聞けば、首を横に振りました。
「急ぎは片付けたからもう大丈夫」
……なぜでしょう。ものすごく、不穏な気がしました。
そう、さっきみたいに妙に平坦な、感情を抑えすぎたような話し方です。そっとあたしの手をつかんで、立つように促されました。
あれ?
立ち上がってすぐにぎゅっと抱きしめられて、ドキドキしますがそれだけではなくて。弱いと知られている耳をはもってっ!
「な、なんで急にっ!」
「アリカが悪い。そんなに甘い匂いさせて誘うから」
「……いえ、別にそういうつもりはないのですけど」
冷静に返してしまうのは動転してたからです。一周回って落ち着いたというか理性が逃亡しようとして、足止めちゃった感じです。
「知ってる」
耳元でささやかれるのはぞくぞくします。
あたしがびしっと固まっている間に、額にキスを落とされて。
「ダメ?」
なにがと言いませんけど、甘いねだるような声に、くらくらします。
そのですね。
煩悩と欲望が、ダメじゃないですぅ、いっそ積極的に行くべきでは? と訴えてます。脳内での出来事で、口から出ていないのを感謝したいです。
理性が白いハンカチをフリフリしてます。
なぜですか、自制心が白目向いてますよ。
口開いたら余計なことを延々と口走りそうです。黙って意思表示しましょう。ぎゅっと抱きつくのでなんか察してください。顔が赤いどころじゃないですよ。
あーもーむりー。
今日、あたし死ぬかもしれません。
ぱたぱたと手で顔を扇いでしまいます。あつい、すごく、あつい。理性も自重も蒸発して、欲望がうきうきしてましたね。意識? あいつは、闇落ちしてましたよ。うふふ。
なにかすごく、まずい顔してた気がするんですけど……。う、うん。気にしない。気にしないったら気にしないっ!
端々で変態ですね、あたしと自覚する何かに悶絶してます。
ほんと、こんな女でよろしいので? と聞きたいけど聞くにはもう遅いという。
懊悩している間に片付けまで終わってしまっていたことは痛恨のミスと言えるでしょう。
エリックにちょっと一人になりたかったと言われればショックも大きいですし。いや、まあ、わかりますよ。甘い空気の残滓がありますからね。食材の保存とか放置して続きとか始めそうなあれが。あとでものすごい困るというのがっ!
わかっても納得がいかないのです。
エリックはついでにやってきたらしい仕事をちょっと片付けるそうで一時、部屋に戻りました。魔導協会から翻訳系を色々引き受けているらしいんですよね。
期限付きではないので、時間があるときにやっているみたいですけど。今回は違ったようで、至急らしいですよ。
眉間にしわを寄せるくらいなので、急ぐうえに面倒そうなブツなんでしょう。
なので、一人でゆっくりとお風呂に入ることにしました。
保温性能の都合でバスタブの中がちょっと冷めやすかったので、それほど長湯はしたことがないんです。予告しないでゆっくりしていたら、なんだか心配されてしまいましたし。
のんびり入るので覗かないようにと釘はさしておきましたけど。逆効果だった気がします。何を思い出したのか、顔が赤かったですし。
あたしを弄ぶときは平然としているくせに、なぜにそういうのには動揺するのか。わかりませぬ。
……というわけで、お風呂ですよ。
編み込まれた髪をほどき、髪を洗って香油を軽くつけておきます。柑橘系のさわやかな匂いは冬には合わない気がしますね。もう少し重めの香りを探しておくことにしましょう。
ボディソープはシンプルな石鹸の匂いだけがします。さらっと体を洗って、お待ちかねの浴槽です。
お湯はって入浴剤を入れて、堪能します。入浴剤と言っても香油をたらしたドライフラワーをいれるような感じで作られています。
バスソルトのようなものはほぼないらしいです。塩が他の娯楽に使えるほど余ってはいないということでしょう。一部、泥と塩が混じったようなものが美容用品として出回ってるそうです。泥パックでしょうか。
バスタブからあふれるお湯は本当に贅沢ですね。今までは半身浴くらいでしたけど、たっぷりのお湯も良いものです。
最新式というだけあって保温性能は高く、適温で長時間過ごせます。お風呂が好きとは思っていませんでしたが、いざ入れないとなると執着してしまうものなのですね。
脳内の記録やエオリア異聞のおさらいなどをしながらの長風呂を満喫しました。
おさらいしながら、ちょっと疑問に思ったこともあったんですけどね。聞いた話と知っている本編と齟齬があるみたいです。ユウリのハーレム状態がやっぱり違うような気がするんですよね。あきらかに気があるみたいな描写マシマシと言いましょうか。
うーん。
夢に見たものを描いているらしいので、それなりに脚色とかあったりするんでしょうか。
なにかちょっと増減しているものと思ってたほうがいいかもしれません。既に過ぎ去ったことなのですが、それが今後に影響しないとも限りませんし。
半ばのぼせてお風呂からあがり、念入りに保湿用のクリームとかを塗りこみました。王都での入手品です。お肌つやつやのもちもちになるという一品。冬に差し掛かって少しずつ乾燥し始めたので大変ありがたいです。匂いもほんのりするくらいで気になりませんし。
髪の毛は半ば乾いていたのでそのまま下ろしておきます。
さて、エリックのお仕事は終わったのでしょうか。
最近の仕事部屋知らないんですよね。あとで教えてもらわないとなんてのんびり考えたら廊下で会ったんです。
キッチンの扉の前という感じなので、待っていたと言ったほうが正しいでしょうね。
「どうしたんですか?」
「遅いと思って」
そんなに長かったでしょうか。
一時間程度。いえ、二時間くらいですか。そのうえ、お肌の手入れとか楽しくなってきて念入りにしていたから三時間くらいたっていてもおかしくないです。
……さすがに心配されますね。長湯の習慣はほとんどないらしいので、過去の来訪者が布教できなかったことなんでしょう。
「存分にお風呂を堪能してました」
「それは良かった」
妙に平坦な声に怒っているのかと見上げれば、視線をそらされました。
……なんか耳が赤いのがわかったのですけど。なにか湯上りのどこかが性癖に刺さりましたか? などと聞くわけにもいきません。そういえばお風呂上りとか滅多に会わないし、会っても逃げられたなと思い出しました。
なんだかあたしも恥ずかしくなってくるんですけど。
「お腹すきました。お昼は何にしましょうか」
声が上ずっているのは仕様ですっ! 通常モードに強制的に戻しますよ。
お昼は大事です。空腹は良くありません。大事な時にお腹が鳴るいたたまれなさと言ったらっ!
「いつも通りでいいだろ」
苦笑混じりにぽんぽんと頭を撫でられたんですけど。ううっ。これはこれで羞恥心がっ!
と、とりあえず、昼食は表面上は穏やかに過ぎていきました。お仕事のほうは簡単に片付けたようで、既に準備されていましたよ。パンケーキとソーセージと茹で野菜のワンプレート。これも懐かしい気がします。最初に作ってもらったのもこんな感じだったと思います。たぶん。
いっぱいいっぱいで、味なんて覚えてませんね……。
せめて片付けくらいはと思いましたが、断られました。気が散るからとかどういう意味なのかと。
用意されたお茶を飲みながら、エリックの様子を伺います。髪、後ろ側も結構伸びてますね。ゆらゆらするのがしっぽみたいで、ちょっとかわいい。
可愛いとかいうと顔をしかめられるんですけど、可愛いものは可愛い。
熱烈な視線が悪かったのか振り向かれて、びくっとされたのですけど。……うん。まずい顔してたんですね。きっとデレデレしてましたよ。
推しが動いているだけでご褒美なのに、側にいてもよくて、なぜか今、旦那様で。
……旦那様で。
このあたりで処理不能になるんですよね。どうすんの? という問いがぐるぐると回るというか。欲望にダイブしちゃえ、みたいな気分になるんですよね。そこ、駄々洩れしちゃダメなところ。
進展なければ寝込みを襲うとか。ありですか?
皆さんわりとエリックがなんかしないか不安に思われてるみたいなんですけど、たぶん、あたしのほうがまずいんですよ。
不本意ながらヤンデレになる自信あります。仄暗い欲求がですね。
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それからほどなく、エリックは食器も片付け終わってダイニングのほうに戻ってきたんですけど。椅子に座ろうとはしませんね。
「午後からもお仕事ですか?」
ゆっくりしている時間はないんでしょうか。そう思って聞けば、首を横に振りました。
「急ぎは片付けたからもう大丈夫」
……なぜでしょう。ものすごく、不穏な気がしました。
そう、さっきみたいに妙に平坦な、感情を抑えすぎたような話し方です。そっとあたしの手をつかんで、立つように促されました。
あれ?
立ち上がってすぐにぎゅっと抱きしめられて、ドキドキしますがそれだけではなくて。弱いと知られている耳をはもってっ!
「な、なんで急にっ!」
「アリカが悪い。そんなに甘い匂いさせて誘うから」
「……いえ、別にそういうつもりはないのですけど」
冷静に返してしまうのは動転してたからです。一周回って落ち着いたというか理性が逃亡しようとして、足止めちゃった感じです。
「知ってる」
耳元でささやかれるのはぞくぞくします。
あたしがびしっと固まっている間に、額にキスを落とされて。
「ダメ?」
なにがと言いませんけど、甘いねだるような声に、くらくらします。
そのですね。
煩悩と欲望が、ダメじゃないですぅ、いっそ積極的に行くべきでは? と訴えてます。脳内での出来事で、口から出ていないのを感謝したいです。
理性が白いハンカチをフリフリしてます。
なぜですか、自制心が白目向いてますよ。
口開いたら余計なことを延々と口走りそうです。黙って意思表示しましょう。ぎゅっと抱きつくのでなんか察してください。顔が赤いどころじゃないですよ。
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