2 / 10
第一章
第2話 はじめてのおでかけ
しおりを挟む
「まおーしゃ!まおーしゃ!、おーきーて!」
朝7時 まだ、寝ている俺の真横で、元気な声が響く。
普段なら、この時間には余裕で起きているのに、昨日の疲れが取れてないらしく、起きれない。それもそうか。
ドシッ!
「まおーしゃ!おぉーきぃーてぇー!!」
俺のお腹に衝撃走り、目が覚め、お腹を覗いた。そこにはヨツバがちょこんと座っていた。幾ら小さな子供でも俺が細いからか、吐きそうてか、折れそう、そんな衝撃で起きた。
「まおーしゃ!おはよ!」
「うん、おはよ、よく寝た?」
「うん!」
ヨツバは、昨日から元気ではあったが、寝たからかな、その100倍元気にくるっと回ったり、ぴょんと跳ねたりしている。
グゥ~
「おなかしゅいたみたい、」
「俺も空いてるみたい 、朝ごはん行こっか 」
(2人同時にお腹がなるとか、幸せすぎる )
キッチンに着き、まずは冷蔵庫を開ける。
やっぱりヨツバが食べれる物は何もない。俺は幼い時、余りにも貧しすぎてそこら辺にいた吸血鬼を食べてしまった時から、吸血鬼や悪魔、狼男のような魔物と呼ばれる生き物や、此処、魔界の育ったものしか食べれなくなった。食べても死にはしないけど、1回だけ、モニウに作って貰ったショートケーキを食べた時に倒れてから、まったく食べなくなった。
そんな感じなので、材料を買いに行って作るという手もあるが、ヨツバも結構お腹が空いているようなので、外食に行くことにした。
「まおーしゃ、まだ?おなかすいたぁ!」
「ヨツバ、お出かけだよ 」
「お出かけ!行くぅ!」
お出かけに対し、わくわくしてニコニコしながら、鼻歌を歌うヨツバの手を握り魔王城の外に出た。
魔王城の外に出ると、紫の花々に囲まれた綺麗な石造りの道が続いてるので基本的に安全だけど、たまに魔物が迷い込む。基本襲って来ないから放置だけど、今はヨツバがいるので、追い返すつもり、まぁ出ないのが1番だけど。
「そーいえばさ、ヨツバ食べたいものはある?何でもいいよ 」
「たべたいもの?う~ん、えっーと、」
(すごい悩んでるみたい、この辺お店とかないし、たくさん悩んでいいよ)
「あ!くえーぷたべたい!」
「ぼくね、いつもおねーさんたちがたべてるとこみて、たべたいっておもってたの!いーい?」
ヨツバは思いつくと、俺の方を期待するようなキラキラな目で向いた。
「良いに決まってるじゃん!そんなかわいいもの頼まれて断る訳ないでしょ 」
「くえーぷたのしみだなぁ!るんるん!」
(はぁ、やっぱりかわいいなぁ、わんこみたい )
俺とヨツバは、魔王城の城下町の商店街もあるけど、そっちは怖い魔族や魔物がうじゃうじゃいて、中には人間を食べる者もいる。俺が倒したり、食べたりする事もできるが。
でも、それだと、ヨツバに怖い所を見せてしまうかもしれない、過激なので教育にも悪い。
他にも、襲ったりしてきた魔族や魔物が急に死ぬのも可哀想だし。
俺は『理想』の優しいお兄ちゃん《魔王》でありたいから。
そんな事もあり、人間界にある東京の渋谷に来た。
こっちには、怖い魔族も魔物もいなくて、安全っていうのが主な理由。
ただ、ヨツバが人混みでクラクラし始めているので、そこを何とかするために、早めにクレープ屋に入った。
「ヨツバ、何たべる?」
パステルカラーのハートや星が散りばめられたいかにも、可愛いメニューを見る。
「ばななちょこ?もおいしそうだし、すとろべりーちょこもたべてみたい!あ、これ!こいぬさんくれーぷ!これにする!」
「まおーしゃは、なににするの?」
「俺はいいよ、」
その後、カウンターに行き、ヨツバの分のクレープに加え、久しぶりにホットコーヒーも頼んだ。体調を崩してツラい思いをするぐらい分かってるのに、意思が弱いって実感する。
食べれない、飲めないのに口にしようとして、また口にする。ほんとバカ。
体調を崩して、モニウに看病させるかもしれない。もしかすると、ヨツバに心配させて、看病させてしまうかもしれない。
それは絶対に嫌だ。まだ、まともにヨツバをお世話出来てないのに、ヨツバに看病させるのは、兄兼親になった俺の下らないプライドが傷つく。
でも、もうどうにもならない、
「ヨツバ、ごめん 」
「ん?なぁに?まおーしゃ 」
「え、あ、いや、!何でもないよ~!」
近い未来、起こるかもしれない事で、 小声で謝ってしまい、きょとんとしているヨツバにとりあえず愛想笑いしている間にヨツバのクレープと俺のホットコーヒーが来た。
「くれーぷおいしぃ!る~んるんっ!」
可愛い。こんなに喜んでくれるなら毎日クレープにしたくなるよ。
「ね、!まおーしゃもたべよ?ね?ね?!」
クレープを差し出して来た。
さっき頼んでしまったホットコーヒーでさえ、耐えようと汗がびっしょりになっている時にズルすぎる。ヨツバごと食べてしまいたいぐらい可愛い、いやいや、今これを食べたら、倒れてヨツバに迷惑をかけるかもしれない。
でも、ヨツバに事情を話して断るのもツラい。
昨日まで、ほぼ何も知らなかったヨツバに、この事を説明するのは難しい。アレルギーって言えばいいのかもしれないけど、俺はバカだから、俺には食へると倒れてしまう物があるとしか説明できない。
「まおーしゃ、どーしたの?」
「え、?あ、顔にでてた?」
「まおーしゃ、かちかちしてたの、」
「そう?それならごめんねぇ~ 」
「ねね!まおーしゃ、たべよ、たべよ!」
ヨツバは、クレープをちぎり、一口サイズにして渡してくれた。ここまでされたら、食べるしかないでしょ、ショートケーキで倒れたのは、偶々だったのかもしれない。
パクッ
「うわっ!うま、?!ふつーにもっと食べたいんだけど?!」
これは俺のじゃない、ヨツバのクレープ、なのに何で『もっと食べたい 』とか言っちゃったんだろう。
「まおーしゃ?、もっとたべよ?」
「こほん、ヨツバ、俺にくれなくていい、いいんだよ、もっと食べてね 」
「これ、おいしーからいっしょにたべてほしいの ~ 」
「いいから!いいからね!俺は食べたいなんて思ってないからね!」
ひと息つこうとホットコーヒーを飲んだ。
「あつっ!?いった!!」
やけどした。
ヨツバが、また不安そうな目で見つめ、俺の口元にクレープを持ってきた。
「まおーしゃ?」
「たべよ、?」
ヨツバの優しくて、可愛い目線とおいしいクレープ、さっき食べて今の所大丈夫。コーヒーのやけどは関係ない。
しかも、俺はもうクレープを食べてる。 それならヨツバが食べるべき。たぶん。
「心配しないで、ヨツバはクレープ食べな、」
「んー!!まおーしゃ、やなの?!」
「別に、嫌ではないけど、これはヨツバのだから、」
「ん?これ、よつばとまおーしゃのだよ?」
「くれーぷたべて、にこにこするのたのしかったの!」
「だから、まおーしゃも、たべて?」
パクッ!
「うわぁ…やっぱ上手すぎ、これとろけそう、 」
俺は、またクレープを食べた。
これはしょうが無い事。ここまで言われたら、きっと誰だって食べちゃうはず。 しかも、隣には、クレープを笑顔で頬張るヨツバを親バカになりながら見守っている間にクレープを食べ終わり、袖でクリームやチョコを拭いているため、口元をハンカチで拭ってあげた。
「ヨツバ、おひげとってあげる 」
「ん、?」
「おひげなくなったよ 」
ヨツバはほっぺたを触りながら、おどおどしている。おひげって分かりにくかったかな?
「ヨツバ、おひげって知ってる?」
「さっきのふわふわのしろいの?」
「そ、それもそうだね、」
「あ、あのおじさんの口んとこにある黒いのだよ 」
とりあえず、近くの席にいたおじさんを小さく指差してヨツバに説明したけれど、はっきり言って失礼すぎた。
「ヨツバは、俺みたいに指さしちゃダメだからね 」
「ん、?わかった!」
(素直なのも、 可愛いし良い子すぎる)
変な事を無意識に教えないようにしないといけないから、魔族には絶対近づけないようにと少しだけ誓った。
「あ!そうだ!お買い物にでも、行かない?」
「おかいもの?いきたい!」
「まおーしゃとおでかけたのしくて、すきなの!」
「じゃあ行こっか 」
俺とヨツバは、クレープ屋を出て、洋服屋やおもちゃ屋のある道へと、向かった。
「おでかけたのしいの~!るんるん!」
(はぁ、さすがヨツバ好きすぎる、大好き。可愛いなぁ)
朝7時 まだ、寝ている俺の真横で、元気な声が響く。
普段なら、この時間には余裕で起きているのに、昨日の疲れが取れてないらしく、起きれない。それもそうか。
ドシッ!
「まおーしゃ!おぉーきぃーてぇー!!」
俺のお腹に衝撃走り、目が覚め、お腹を覗いた。そこにはヨツバがちょこんと座っていた。幾ら小さな子供でも俺が細いからか、吐きそうてか、折れそう、そんな衝撃で起きた。
「まおーしゃ!おはよ!」
「うん、おはよ、よく寝た?」
「うん!」
ヨツバは、昨日から元気ではあったが、寝たからかな、その100倍元気にくるっと回ったり、ぴょんと跳ねたりしている。
グゥ~
「おなかしゅいたみたい、」
「俺も空いてるみたい 、朝ごはん行こっか 」
(2人同時にお腹がなるとか、幸せすぎる )
キッチンに着き、まずは冷蔵庫を開ける。
やっぱりヨツバが食べれる物は何もない。俺は幼い時、余りにも貧しすぎてそこら辺にいた吸血鬼を食べてしまった時から、吸血鬼や悪魔、狼男のような魔物と呼ばれる生き物や、此処、魔界の育ったものしか食べれなくなった。食べても死にはしないけど、1回だけ、モニウに作って貰ったショートケーキを食べた時に倒れてから、まったく食べなくなった。
そんな感じなので、材料を買いに行って作るという手もあるが、ヨツバも結構お腹が空いているようなので、外食に行くことにした。
「まおーしゃ、まだ?おなかすいたぁ!」
「ヨツバ、お出かけだよ 」
「お出かけ!行くぅ!」
お出かけに対し、わくわくしてニコニコしながら、鼻歌を歌うヨツバの手を握り魔王城の外に出た。
魔王城の外に出ると、紫の花々に囲まれた綺麗な石造りの道が続いてるので基本的に安全だけど、たまに魔物が迷い込む。基本襲って来ないから放置だけど、今はヨツバがいるので、追い返すつもり、まぁ出ないのが1番だけど。
「そーいえばさ、ヨツバ食べたいものはある?何でもいいよ 」
「たべたいもの?う~ん、えっーと、」
(すごい悩んでるみたい、この辺お店とかないし、たくさん悩んでいいよ)
「あ!くえーぷたべたい!」
「ぼくね、いつもおねーさんたちがたべてるとこみて、たべたいっておもってたの!いーい?」
ヨツバは思いつくと、俺の方を期待するようなキラキラな目で向いた。
「良いに決まってるじゃん!そんなかわいいもの頼まれて断る訳ないでしょ 」
「くえーぷたのしみだなぁ!るんるん!」
(はぁ、やっぱりかわいいなぁ、わんこみたい )
俺とヨツバは、魔王城の城下町の商店街もあるけど、そっちは怖い魔族や魔物がうじゃうじゃいて、中には人間を食べる者もいる。俺が倒したり、食べたりする事もできるが。
でも、それだと、ヨツバに怖い所を見せてしまうかもしれない、過激なので教育にも悪い。
他にも、襲ったりしてきた魔族や魔物が急に死ぬのも可哀想だし。
俺は『理想』の優しいお兄ちゃん《魔王》でありたいから。
そんな事もあり、人間界にある東京の渋谷に来た。
こっちには、怖い魔族も魔物もいなくて、安全っていうのが主な理由。
ただ、ヨツバが人混みでクラクラし始めているので、そこを何とかするために、早めにクレープ屋に入った。
「ヨツバ、何たべる?」
パステルカラーのハートや星が散りばめられたいかにも、可愛いメニューを見る。
「ばななちょこ?もおいしそうだし、すとろべりーちょこもたべてみたい!あ、これ!こいぬさんくれーぷ!これにする!」
「まおーしゃは、なににするの?」
「俺はいいよ、」
その後、カウンターに行き、ヨツバの分のクレープに加え、久しぶりにホットコーヒーも頼んだ。体調を崩してツラい思いをするぐらい分かってるのに、意思が弱いって実感する。
食べれない、飲めないのに口にしようとして、また口にする。ほんとバカ。
体調を崩して、モニウに看病させるかもしれない。もしかすると、ヨツバに心配させて、看病させてしまうかもしれない。
それは絶対に嫌だ。まだ、まともにヨツバをお世話出来てないのに、ヨツバに看病させるのは、兄兼親になった俺の下らないプライドが傷つく。
でも、もうどうにもならない、
「ヨツバ、ごめん 」
「ん?なぁに?まおーしゃ 」
「え、あ、いや、!何でもないよ~!」
近い未来、起こるかもしれない事で、 小声で謝ってしまい、きょとんとしているヨツバにとりあえず愛想笑いしている間にヨツバのクレープと俺のホットコーヒーが来た。
「くれーぷおいしぃ!る~んるんっ!」
可愛い。こんなに喜んでくれるなら毎日クレープにしたくなるよ。
「ね、!まおーしゃもたべよ?ね?ね?!」
クレープを差し出して来た。
さっき頼んでしまったホットコーヒーでさえ、耐えようと汗がびっしょりになっている時にズルすぎる。ヨツバごと食べてしまいたいぐらい可愛い、いやいや、今これを食べたら、倒れてヨツバに迷惑をかけるかもしれない。
でも、ヨツバに事情を話して断るのもツラい。
昨日まで、ほぼ何も知らなかったヨツバに、この事を説明するのは難しい。アレルギーって言えばいいのかもしれないけど、俺はバカだから、俺には食へると倒れてしまう物があるとしか説明できない。
「まおーしゃ、どーしたの?」
「え、?あ、顔にでてた?」
「まおーしゃ、かちかちしてたの、」
「そう?それならごめんねぇ~ 」
「ねね!まおーしゃ、たべよ、たべよ!」
ヨツバは、クレープをちぎり、一口サイズにして渡してくれた。ここまでされたら、食べるしかないでしょ、ショートケーキで倒れたのは、偶々だったのかもしれない。
パクッ
「うわっ!うま、?!ふつーにもっと食べたいんだけど?!」
これは俺のじゃない、ヨツバのクレープ、なのに何で『もっと食べたい 』とか言っちゃったんだろう。
「まおーしゃ?、もっとたべよ?」
「こほん、ヨツバ、俺にくれなくていい、いいんだよ、もっと食べてね 」
「これ、おいしーからいっしょにたべてほしいの ~ 」
「いいから!いいからね!俺は食べたいなんて思ってないからね!」
ひと息つこうとホットコーヒーを飲んだ。
「あつっ!?いった!!」
やけどした。
ヨツバが、また不安そうな目で見つめ、俺の口元にクレープを持ってきた。
「まおーしゃ?」
「たべよ、?」
ヨツバの優しくて、可愛い目線とおいしいクレープ、さっき食べて今の所大丈夫。コーヒーのやけどは関係ない。
しかも、俺はもうクレープを食べてる。 それならヨツバが食べるべき。たぶん。
「心配しないで、ヨツバはクレープ食べな、」
「んー!!まおーしゃ、やなの?!」
「別に、嫌ではないけど、これはヨツバのだから、」
「ん?これ、よつばとまおーしゃのだよ?」
「くれーぷたべて、にこにこするのたのしかったの!」
「だから、まおーしゃも、たべて?」
パクッ!
「うわぁ…やっぱ上手すぎ、これとろけそう、 」
俺は、またクレープを食べた。
これはしょうが無い事。ここまで言われたら、きっと誰だって食べちゃうはず。 しかも、隣には、クレープを笑顔で頬張るヨツバを親バカになりながら見守っている間にクレープを食べ終わり、袖でクリームやチョコを拭いているため、口元をハンカチで拭ってあげた。
「ヨツバ、おひげとってあげる 」
「ん、?」
「おひげなくなったよ 」
ヨツバはほっぺたを触りながら、おどおどしている。おひげって分かりにくかったかな?
「ヨツバ、おひげって知ってる?」
「さっきのふわふわのしろいの?」
「そ、それもそうだね、」
「あ、あのおじさんの口んとこにある黒いのだよ 」
とりあえず、近くの席にいたおじさんを小さく指差してヨツバに説明したけれど、はっきり言って失礼すぎた。
「ヨツバは、俺みたいに指さしちゃダメだからね 」
「ん、?わかった!」
(素直なのも、 可愛いし良い子すぎる)
変な事を無意識に教えないようにしないといけないから、魔族には絶対近づけないようにと少しだけ誓った。
「あ!そうだ!お買い物にでも、行かない?」
「おかいもの?いきたい!」
「まおーしゃとおでかけたのしくて、すきなの!」
「じゃあ行こっか 」
俺とヨツバは、クレープ屋を出て、洋服屋やおもちゃ屋のある道へと、向かった。
「おでかけたのしいの~!るんるん!」
(はぁ、さすがヨツバ好きすぎる、大好き。可愛いなぁ)
21
あなたにおすすめの小説
王宮メイドは今日も夫を「観察」する
kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」
王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。
ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。
だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……?
※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
#密売じゃありません!ミツバイギフトで最高に美味しい果物作ったら、領主令息が夫になった件について
国府知里
ファンタジー
「がんばっても報われなかったあなたに」“スローライフ成り上がりファンタジー”
人生に疲れ果てた北村めぐみは、目覚めると異世界の農村で少女グレイスとして転生していた。この世界では6歳で神から“ギフト”を授かるという。グレイスが得た謎の力「ミツバイ」は、果物を蜜のように甘くするという奇跡の力だった!村を、領地を、やがて王国までも変えていく果樹栽培の物語がいま始まる――。美味しさが未来を育てる、異世界農業×スローライフ・ファンタジー!
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる