こんなもんだろう

かぁくん

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四章5 昔の約束

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心(えみちゃんが泣いてる。初めて見た)

心はとっさにえみを抱きしめてしまった。
その勢いで2人ともベッドに倒れた。

えみも驚き、心の目を見た。

心(ダメだ。俺は本当にえみちゃんが好きだ。ただ一緒にいるだけなのはもうイヤだ)

心はえみにキスをした。

えみはビックリして心を突き放した。

心「ごめん!」

心は体制を直し、ベッドにまた座った。

心「ごめん、こんな事しちゃダメだよね」

するとえみが携帯をとり、携帯をいじり始めた。

沈黙が続くと心の携帯がなった。

心(誰だよこんな時に)

携帯を見ると、すぐそこにいるえみからだった。

えみ〈いいよ。きて〉

心は驚き言葉がでなかった。
また携帯がなる。

えみ〈心ちゃん、好きだよ。心ちゃんは?〉

心がえみにメールを返した。

心〈俺はずっと前から好きだった〉

するとえみが心を自分のもとに引っ張り、心にキスをした。

その夜心とえみはお互いの初めてを経験ではなく。分け合った。
そして眠りについた。



次の日。


心が目覚めると隣にいたえみがいなかった。
部屋の扉が開く。
えみが笑顔でたっていた。

えみ【ご飯だよ!】

そして居間に戻ろうとする。

心「えみちゃん!チョット待って!」

えみが振り向いた。

心「ちょっと隣座って?」

えみが心の隣に座る。

心「俺達昨日さー。そのー・・・」
えみ【したよ!】
心「だよね」

えみが頷いた。

心「そっか」

心がえみの顔をじっと見た。

心「えみちゃん!俺と付き合ってください!」
えみ【はい。よろこんで!!!】
心「マジか。付き合っちゃったよ。それとえみちゃん?」

えみは心を見て顔を傾けた。

心「これからはえみって呼んでいい?」
えみ【ダメ!えみちゃんと心ちゃん】
心「そっか。だよね」

舞「2人とも早く食べちゃってよー」

扉の向こうから声が聞こえた。

するとえみが心の手をひき、居間に連れて行った。
居間につくと舞美がご飯を食べていた。

舞美「おー、彼氏さんの登場じゃん」
心「何で知ってんの!?」
舞美「え!?そうなの!?」
心「え?」
舞美「は!?てめーいつからだ!」
心「は!?今」
舞美「は!?てんめー。殺すぞ?」
心「はー!?何でだよ!別にいいだろ!勝手だろ!」
舞美「チョットお母さん!えみちゃんと心が付き合ったんだって!どう思う!?」

舞が台所から近づいできた。

舞「そうなんだ。いいじゃん。よかったね。えみちゃん」

えみが笑顔で頷いた。

舞美「マジか!もうちょっと大人になってからだと思ってたんだけどなー」
舞「ほら!あんた今日、げんちゃんと仕事で出かけなきゃいけないんでしょ!げんちゃんもう行っちゃったから早く行かないと!」
舞美「わかってる!じゃあ行ってくる」
舞「行ってらっしゃい!」

舞美が玄関に向かう。

心「舞美ちゃん!」
舞美「何!?」

玄関で舞美を引き留めた。
心は小声で舞美に言った。

心「昨日えみちゃんが泣いたんだ。俺の前で。俺のせいじゃないよ?理由は言えないけど昔約束したよね?えみちゃんが俺の前で泣けるくらい一緒にいてあげてって。約束守ったよ」
舞美「あんた覚えてたの?」
心「それはチャント覚えてる」
舞美「そっか。よし。よくやった。じゃあ次の命令出してやる」
心「え?何?」
舞美「泣かすな。わかった?」
心「わかった!!」
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