こんなもんだろう

かぁくん

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二章12 駿興味をもつ

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その頃心達は音楽室にいた。

心「えみちゃんめちゃくちゃ真剣じゃん」
駿「いや、えみちゃんふざけてたら逆に引くわ」

すると春が心達の所に向かって来た。

春「あんた達何してるの?」
駿「いや、心がえみちゃんの所行こうって言ったから」
春「心君部活は?どうしたの?」
心「いや、最初は真面目にやってたんだけど、急にめんどくさくなっちゃって」
春「はー?」

すると担当の先生が言った。

「いいですよ。いても。その代わり静かにしててくださいね」
駿「はーい。ほら、春いいってよ。早く戻れよ」
春「戻れよってその言い方何?」
駿「戻ってください」
春「ちっっ!!」

そう言うと戻って行った。

駿「あの先生なんていう名前なんだろう?」
心「知らね。何で?惚れた?」
駿「何でだよ。普通におばあちゃんじゃん」
心「じゃあ何でよ?」
駿「優しそうな声してるなぁと思って」
心「お前この部活入れば?」
駿「いや、それ関係ないでしょ」

部活の終わる金がなる。

心「やっと終わった。長かったわ」
駿「そう?結構早く感じたけど」
心「お前本当この部活入れよ」
駿「やだよ」

えみ達が楽器の片付けを始めた。

心「えー、まだ終わんないの?」
「君達も片付けてよー」
駿「え!?何で!?」
「聴いてたんだから皆と一緒です」
心「駿、しょうがない。やるか」

心と駿は片付けを手伝った。

春「あんた達もうちょっと皆の事考えてよ!皆やりにくいでしょ!」
駿「何で?」
春「あんた達がいるとやりにくいでしょ!」
駿「大丈夫だよ。観客って事で」
「君達チョットおいで」

心達は黙々と手伝いをしていた。
えみが心の服を掴み先生の方を指差した。

心「え!?俺達?」

えみが頷く。
心と駿が先生のもとに向かう。

「君達お名前は?」
心「心」
駿「俺、駿」
「2人とも部活は?」
心「だるかったから途中でやめてここきた」
駿「俺帰宅部だから」
「ふーん。で、聴いててどうだった?」
心「え?別に」
駿「俺も別に」
「そっか。2人とも歌は好き?」
心「好きだけどこうゆう音楽じゃないよ?」
「2人とも音楽の授業で見た事ないけど授業はどうしてるの?」
駿「出てない」
「どうして?」
駿「えー、だるいから」
心「それに疲れるし」
「今度出てみなよ。聞いてるだけでいいから」
駿「うーん、まぁ暇だったら」
春「いつも暇でしょ」

後ろから春とえみがやってきて春が駿を叩いた。

春「すみません。今度出させます」
「何?2人は仲いいの?」
駿「2人じゃないよ。心と春とえみちゃん。4人で仲いい」
「えみさんも仲いいの?」
心「うん」
「みんなとはどうやって話してるの?」
心「えみちゃんが紙に言いたい言葉を書いて俺達が読む」
「そう。じゃあえみさんチョット質問していい?」

えみが頷く。

先生が紙とペンをだした。

「何でこの部活に入ってくれたの?」
えみ【春ちゃんがいるからです】
駿「そうなんだ」
「喋りたい?」

すると皆がえみの方を見た。
今まで誰も喋りたいかなんて聞いたりしなかった。
3人は息をのんだ。
するとえみは紙に書き始める。
少し時間がかかっている。
そしてしばらくして紙を机に置いた。

先生だけではなく心達も見た。
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