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57話
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はしたないかしらと内心緊張しながら、アリスのズボンのベルトに手を掛ける。カチャカチャとベルトの金具の音がなんだかいたたまれない。
「ひゃんっ!」
指で乳首を弾かれた。
「もうっ!……やっ…あっ……あんっ…んん゛っ………っ!」
指の腹で擦られて、イッてしまった。
怒った私はリスのように頬を膨らませた。
「アリスにはお仕置きよ」
こうなったらあられもないアリスを見てやろうと、蠱惑的に笑みを浮かべ彼の腕に手を這わせ、アリスの背に腕を誘導して……キスをして腕から意識を逸らさせた。そして、さり気なくクラバットを拾い、彼を後ろ手で縛った。それに気づいたアリスが喫驚する。これで邪魔されずズボンとパンツを脱がした。太くて硬いものがそそり立っていてそれを両手で握って扱いた。
「ちょっ……待って」
「だーめ。待てない」
「お願い……あるちゃん……んっ…だっぁめだって……ハァハァ……」
「言ったでしょ!? お仕置きだって」
お仕置きなので気持ちよくなりすぎないように一定のリズムで手を上下に揺らし続けた。アリスが息を荒くして、名前を呼びながらせつなげに私を上目遣いで見るから、キュン死にしそうになったけど、私の表情筋はあまり働かないので顔に出ることは無かった。
――アリスが可愛い、アリスが可愛い、超絶可愛い……
口に貯めた唾液を舌を出して、鈴口に滴らす。それをじれったく塗って……確信的な所には触らず、まわりばかり触って焦らした。そうして物干しそうな目で見るまで続け…………力を適切に込めて、亀頭を擦り上げた瞬間、アリスは喘いだ。
「あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーっ…………あるちゃ…ん、き、もち……いいよぅ……ハァハァ……ん゛ん゛…あっ……はぁ…い、い…ぃ…………」
「…………イクッ………はぁはぁはぁ……」
擦りあげる手を次第に早めて、アリスは達した。白濁とした液手にこびりついている。
――えっ……ちょっと楽しい
加虐趣味は無いが、私にいいようにされているアリスが可愛らしくて楽しかった。なんだろう……上手く言葉にできないが、私の仕草一つ一つに反応する様も少しばかりの支配感で……アリスを完全に自分のモノにした気がして嬉し楽しい。って私は変態かもしれない。でも、想像してみてほしい。天使のようなアリスが私を火照った頬で潤んだ瞳で懇願するように見つめる様はもう身悶えするぐらい可愛い。
手についた穢れなき純白の液体をアリスに見せつけながら滑り取り、アリスの肉棒も綺麗に舌と口で掃除した。寧ろこちらが浄化されたかもしれない。
そんなの舐めないでと恥ずかしがってるアリスがとても可愛かった。
「アリスの……美味しかったわ。もっとちょうだい」
再びアリスの男根がそそり立つ。
「ねぇ、アルちゃんはどうしてそんなに嬉しいこと言ってくれるの?」
「そんなのアリスが愛らしいからに決まってるわ」
「アルちゃん、キスしてほしいな」
「もちろんよろこんで」
唇を合わせるだけのキスが胸にじんわり染み渡る。
「アルちゃんの中に入りたい」
私はアリスの上に跨り、腰を振った。
――おかしい……
上に跨って主導権を握っているのは私の筈なのに、下から突き上げられイキまくっている。この体は感度が良すぎて、ナカが擦れる気持ちよさに脱力しあんまり腰を触れなかった。
「あっ……また、いっ……ちゃう~!!」
アリスの首に回していた手に力を籠めて、目がチカチカして何度目かの絶頂を迎えた。脱力してアリスにもたれかかる。
「えっ、ヤダヤダ」
絶頂余韻が醒めぬ前に、またアリスが下から突き上げられ達する。何度も奥に出されて純白の液体が膣から滴ってた。
「えっ!? なんで?」
アリスの手が自由になっていた。
「この程度の拘束なら、抜けられるよ」
指の関節をボキボキ鳴らしながら言った。関節を抜いたのかもしれないと思い声を掛けた。
「大丈夫? 痛い」
「慣れてるから、大丈夫だよ」
「ごめんね」
「楽しかったよ。アルちゃんはいつもほしいモノをくれる。だから、僕はアルちゃんが好きなんだ」
「私もアリスのこと大好きだよ」
アリスを抱きしめた。まだ勃起してるモノが内股を撫でるのが気になる……まだ元気そうで…………またぐったりするまで抱かれるのはちょっと大変だなと思った。
「ひゃんっ!」
指で乳首を弾かれた。
「もうっ!……やっ…あっ……あんっ…んん゛っ………っ!」
指の腹で擦られて、イッてしまった。
怒った私はリスのように頬を膨らませた。
「アリスにはお仕置きよ」
こうなったらあられもないアリスを見てやろうと、蠱惑的に笑みを浮かべ彼の腕に手を這わせ、アリスの背に腕を誘導して……キスをして腕から意識を逸らさせた。そして、さり気なくクラバットを拾い、彼を後ろ手で縛った。それに気づいたアリスが喫驚する。これで邪魔されずズボンとパンツを脱がした。太くて硬いものがそそり立っていてそれを両手で握って扱いた。
「ちょっ……待って」
「だーめ。待てない」
「お願い……あるちゃん……んっ…だっぁめだって……ハァハァ……」
「言ったでしょ!? お仕置きだって」
お仕置きなので気持ちよくなりすぎないように一定のリズムで手を上下に揺らし続けた。アリスが息を荒くして、名前を呼びながらせつなげに私を上目遣いで見るから、キュン死にしそうになったけど、私の表情筋はあまり働かないので顔に出ることは無かった。
――アリスが可愛い、アリスが可愛い、超絶可愛い……
口に貯めた唾液を舌を出して、鈴口に滴らす。それをじれったく塗って……確信的な所には触らず、まわりばかり触って焦らした。そうして物干しそうな目で見るまで続け…………力を適切に込めて、亀頭を擦り上げた瞬間、アリスは喘いだ。
「あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーっ…………あるちゃ…ん、き、もち……いいよぅ……ハァハァ……ん゛ん゛…あっ……はぁ…い、い…ぃ…………」
「…………イクッ………はぁはぁはぁ……」
擦りあげる手を次第に早めて、アリスは達した。白濁とした液手にこびりついている。
――えっ……ちょっと楽しい
加虐趣味は無いが、私にいいようにされているアリスが可愛らしくて楽しかった。なんだろう……上手く言葉にできないが、私の仕草一つ一つに反応する様も少しばかりの支配感で……アリスを完全に自分のモノにした気がして嬉し楽しい。って私は変態かもしれない。でも、想像してみてほしい。天使のようなアリスが私を火照った頬で潤んだ瞳で懇願するように見つめる様はもう身悶えするぐらい可愛い。
手についた穢れなき純白の液体をアリスに見せつけながら滑り取り、アリスの肉棒も綺麗に舌と口で掃除した。寧ろこちらが浄化されたかもしれない。
そんなの舐めないでと恥ずかしがってるアリスがとても可愛かった。
「アリスの……美味しかったわ。もっとちょうだい」
再びアリスの男根がそそり立つ。
「ねぇ、アルちゃんはどうしてそんなに嬉しいこと言ってくれるの?」
「そんなのアリスが愛らしいからに決まってるわ」
「アルちゃん、キスしてほしいな」
「もちろんよろこんで」
唇を合わせるだけのキスが胸にじんわり染み渡る。
「アルちゃんの中に入りたい」
私はアリスの上に跨り、腰を振った。
――おかしい……
上に跨って主導権を握っているのは私の筈なのに、下から突き上げられイキまくっている。この体は感度が良すぎて、ナカが擦れる気持ちよさに脱力しあんまり腰を触れなかった。
「あっ……また、いっ……ちゃう~!!」
アリスの首に回していた手に力を籠めて、目がチカチカして何度目かの絶頂を迎えた。脱力してアリスにもたれかかる。
「えっ、ヤダヤダ」
絶頂余韻が醒めぬ前に、またアリスが下から突き上げられ達する。何度も奥に出されて純白の液体が膣から滴ってた。
「えっ!? なんで?」
アリスの手が自由になっていた。
「この程度の拘束なら、抜けられるよ」
指の関節をボキボキ鳴らしながら言った。関節を抜いたのかもしれないと思い声を掛けた。
「大丈夫? 痛い」
「慣れてるから、大丈夫だよ」
「ごめんね」
「楽しかったよ。アルちゃんはいつもほしいモノをくれる。だから、僕はアルちゃんが好きなんだ」
「私もアリスのこと大好きだよ」
アリスを抱きしめた。まだ勃起してるモノが内股を撫でるのが気になる……まだ元気そうで…………またぐったりするまで抱かれるのはちょっと大変だなと思った。
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