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.第1章 憧れ
01 五年目の夏
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窓を開けると、涼しい風が滑り込んできた。
アクセルペダルを踏み込んで、車を加速する。低いうなりが身体に伝わってきた。
数十分前まで肌にまとわりついていた熱気は、山を登る間にどこかへ行ってしまったらしい。風が木々の匂いを運び入れ、車内の空気を少しずつ押し出していく。
緑の空気を味わうように息を吸って、吐き出した。
視界に広がるのは、左右に並んだ木々と舗装されたアスファルトの道路。かれこれ数十分、カーブに合わせてペダルを緩め、踏み込むことを繰り返している。
三時間にわたる運転で、足首は重だるくなってきていた。けれど、たぶんあと少しで目的地のはずだ。
うつろになりそうな気力を奮い起こし、ハンドルを握り直した。
ゆったりと進む山道に、他の車は滅多にない。風にそよぐ木の音でも聞こえそうなものだけれど、車内に響いているのは洋楽のロックだった。
賑やかな音楽は、こんな風景には不釣り合いに感じるけれど仕方ない。
ヤスくんが車に乗り込むなりステレオをいじってかけ始めたのだ。
私の好みでもなんでもない選曲。最初は大音量で流し始めたのだが、私の指摘で渋々音量を下げてくれた。
運転手は私なのだからと言うと反論せず従ってくれた。不満げな顔はしていたけれど。
そのヤスくんは、単調な風景に飽きてとっくに寝てしまっている。
「夏休み、どこかに行こうよ」――そう言い始めたのは彼の方だったのに、宿の手配をしたのも、こうして運転しているのも私だ。
俺、車持ってないし。
俺が運転して事故ったら、保険とか困るじゃん。
旅行の度に言い訳を口にする彼に、車両保険の特約を提案してみたこともある。けれど結局、のらりくらりとかわされて、そのままだ。
こんなつき合いが、いったいいつまで続くんだろう。
吸った息が、ふと喉元で詰まる。
私たちがつき合い始めて、今年でちょうど五年。
けれど、それを区切りのいい数字だと感じているのは、どうも私だけらしい。
道路は再び、カーブにさしかかった。再びアクセルペダルから足を浮かせる。
吐き出す息と共に、身体の奥に育った粘度の高い感情が出ていく。
呼吸を繰り返す度、薄暗い感情を山の空気が薄めてくれるようだ。
旅行先に山を選んだのは正解だった。
海を選べば、海岸線沿いはすごい渋滞で、苛立つ彼と会話もないまま数時間を過ごすはめになっただろう。
その点山は、この緑も空気も、私の疲れを癒そうとしてくれているようだ。
山の斜面に、泊まるホテルの看板が立っているのが見えた。
百メートル先、右折。
ドライブの終わりが見えたことに、安堵の息を吐き出す。
指示通りの道を行き、駐車場へと車を滑り込ませた。
エンジンを止め、ハンドルから手を離す。
深呼吸しながら、シートに背中を預けた。
長時間の運転で、肩周りがこわばっている。
声をかけようと助手席に顔を向け、息を吸いかけて、止めた。
寝入っている彼を、ぼんやりと眺める。
硬くて短い黒髪、ほとんど日焼けのない細い首筋。
白地にドット柄のポロシャツの襟は、シートベルトに挟まって妙な形に歪んでいる。
華奢ですらある腕が、その袖から開いた脚へと伸び、真ん中で左右の手を組んでいた。
不遜に見えて小心な彼らしい寝方だ。
半ば他人事のように心中で評してから、気を改めてヤスくんの肩をつついた。
「ヤスくん。着いたよ」
「んー」
うめいて眉を寄せた彼は、ぎゅっと目をつぶり、大きなあくびと伸びをした。
私を見ることもなく、「はーぁあ」とため息みたいな吐息をつき、「つっかれた。足ダッル」と吐き捨てて脚をゆする。
運転してもいないくせに。
口をつきかけた文句は飲み込んで、外に出た。
車を降りると、木々の香りはぐっと濃くなった。
思い切り空気を吸い込み、吐き出す。
黒々とした毒の代わりに、マイナスイオンを取り込む。
うん。やっぱり山にして正解だった。私も、少しは気分転換できそうだ。
ひとりうなずいて、車の後ろに回りこんだ。
トランクを開けると、中にはキャリーバッグがひとつ。
「よっ……と」
女ひとりで持つには気合いが必要な重さだ。小さく声を発してコンクリートの上に降ろした。
荷物は、これだけ。貴重品の類い以外、彼の服類もこのキャリーバッグの中に入っている。
「荷物の個数が増えると扱いにくいから」という、へりくつのような理由だけれど、「扱いやすくなった」荷物を持ってくれた試しはない。
つき合い始めた頃は、荷物に手を伸ばしてくれたこともあったっけ。
私が遠慮して何度か断ったら、もうすっかり手を伸ばさなくなったけれど。
遠慮なんてせず、お願いすべきだったのだろうか。
ああしていれば。こうしていれば。
彼との関係を考えるとき、よぎるのはそんな後悔ばかりだ。
車から降りたヤスくんは、もうホテルの入口へ向かっている。
「空気うまー」
ぼやきながら伸びをして、こちらを振り返りもしない。
トランクを閉めて車のドアをロックすると、キャリーバッグを引き引き、ヤスくんに追いついた。
あまり遅れると「とろい。遅い」と文句を言われてしまう。
横に並ぶと、ヤスくんは私の方を見もせずに話しかけてきた。
「温泉あんだっけ、ホテル」
「一応」
「やっり。露天?」
「さぁ。そこまでは」
「調べといてよ、そういうの」
大事でしょ、と彼が言う。私は愛想笑いすら返せない。黙ってその横を通って先に行く。
彼が不満げに鼻を鳴らすのが分かった。運転で疲れていることにしておこう。心の中で、彼への言い訳を決める。
受付でチェックインを済ませた。
「お部屋までご案内します」
ボーイが現れ、爽やかな笑顔でキャリーバッグに手を伸ばす。私も社交辞令の笑顔を返して、荷物をその手にたくした。
視界の端でまた、ヤスくんが面白くなさそうな顔をする。
予約した部屋は、ヤスくんの要望通りの和室。ボーイにドアを開けてもらうなり、靴を乱雑に脱ぎ捨てた彼が中へと入っていく。
我が物顔のその振る舞いに、脇腹が引きつるのを感じた。
彼の靴を整えようと手を伸ばした私を、ボーイが「そのままで」と微笑んで制した。
靴を脱ぐ私の横で、ボーイはさっと二足の靴を揃えて頭を下げた。
「それでは、どうぞごゆっくりお過ごしください」
「ありがとうございました」
ボーイがドアを閉めると、私はほっと一息ついた――不意に、背中から抱きすくめられる。
鼻をつく、彼の汗と家のにおい。不愉快さに、思わず息を止める。
ぺろり、と耳裏を舐められて、鳥肌が立った。耳を隠すように肩を引き上げる。
「……やめて」
「なんで?」
小さな批難は、彼の据わった声音に遮られた。
「今のホテルのおにーさん、爽やかイケメンだったよね。ときめいちゃったんじゃないの?」
私は首をひねるようにして、拳ひとつ上にある彼の目を睨んだ。
彼は小馬鹿にしたような、ひがむような目で私を見ている。
蛇のような粘着質な視線を、しっかり受け止めた。
「お客さんへのサービスにいちいちときめくわけないでしょ」
淡々と応じると、彼は鼻で笑った。
「あ、なんだ。そういうの、ちゃんと弁えてんのね」
言い捨てて私の身体から手を離すと、ヤスくんはもう、私に興味をなくしたらしい。
あっさり離れて、クローゼットの中から浴衣を取り出した。
「貸切風呂とかあれば温泉えっちできんのにね」
「しないよ、そんなの」
「なんで? 男の夢ってやつじゃん」
私は黙った。
腹の底に、苛立ちがちらついている。
彼の言う「なんで?」が、最近ひどく耳障りだ。
なんで?
そんなの、私が聞きたい。
どうして、こんな風になってしまったんだろう。
アクセルペダルを踏み込んで、車を加速する。低いうなりが身体に伝わってきた。
数十分前まで肌にまとわりついていた熱気は、山を登る間にどこかへ行ってしまったらしい。風が木々の匂いを運び入れ、車内の空気を少しずつ押し出していく。
緑の空気を味わうように息を吸って、吐き出した。
視界に広がるのは、左右に並んだ木々と舗装されたアスファルトの道路。かれこれ数十分、カーブに合わせてペダルを緩め、踏み込むことを繰り返している。
三時間にわたる運転で、足首は重だるくなってきていた。けれど、たぶんあと少しで目的地のはずだ。
うつろになりそうな気力を奮い起こし、ハンドルを握り直した。
ゆったりと進む山道に、他の車は滅多にない。風にそよぐ木の音でも聞こえそうなものだけれど、車内に響いているのは洋楽のロックだった。
賑やかな音楽は、こんな風景には不釣り合いに感じるけれど仕方ない。
ヤスくんが車に乗り込むなりステレオをいじってかけ始めたのだ。
私の好みでもなんでもない選曲。最初は大音量で流し始めたのだが、私の指摘で渋々音量を下げてくれた。
運転手は私なのだからと言うと反論せず従ってくれた。不満げな顔はしていたけれど。
そのヤスくんは、単調な風景に飽きてとっくに寝てしまっている。
「夏休み、どこかに行こうよ」――そう言い始めたのは彼の方だったのに、宿の手配をしたのも、こうして運転しているのも私だ。
俺、車持ってないし。
俺が運転して事故ったら、保険とか困るじゃん。
旅行の度に言い訳を口にする彼に、車両保険の特約を提案してみたこともある。けれど結局、のらりくらりとかわされて、そのままだ。
こんなつき合いが、いったいいつまで続くんだろう。
吸った息が、ふと喉元で詰まる。
私たちがつき合い始めて、今年でちょうど五年。
けれど、それを区切りのいい数字だと感じているのは、どうも私だけらしい。
道路は再び、カーブにさしかかった。再びアクセルペダルから足を浮かせる。
吐き出す息と共に、身体の奥に育った粘度の高い感情が出ていく。
呼吸を繰り返す度、薄暗い感情を山の空気が薄めてくれるようだ。
旅行先に山を選んだのは正解だった。
海を選べば、海岸線沿いはすごい渋滞で、苛立つ彼と会話もないまま数時間を過ごすはめになっただろう。
その点山は、この緑も空気も、私の疲れを癒そうとしてくれているようだ。
山の斜面に、泊まるホテルの看板が立っているのが見えた。
百メートル先、右折。
ドライブの終わりが見えたことに、安堵の息を吐き出す。
指示通りの道を行き、駐車場へと車を滑り込ませた。
エンジンを止め、ハンドルから手を離す。
深呼吸しながら、シートに背中を預けた。
長時間の運転で、肩周りがこわばっている。
声をかけようと助手席に顔を向け、息を吸いかけて、止めた。
寝入っている彼を、ぼんやりと眺める。
硬くて短い黒髪、ほとんど日焼けのない細い首筋。
白地にドット柄のポロシャツの襟は、シートベルトに挟まって妙な形に歪んでいる。
華奢ですらある腕が、その袖から開いた脚へと伸び、真ん中で左右の手を組んでいた。
不遜に見えて小心な彼らしい寝方だ。
半ば他人事のように心中で評してから、気を改めてヤスくんの肩をつついた。
「ヤスくん。着いたよ」
「んー」
うめいて眉を寄せた彼は、ぎゅっと目をつぶり、大きなあくびと伸びをした。
私を見ることもなく、「はーぁあ」とため息みたいな吐息をつき、「つっかれた。足ダッル」と吐き捨てて脚をゆする。
運転してもいないくせに。
口をつきかけた文句は飲み込んで、外に出た。
車を降りると、木々の香りはぐっと濃くなった。
思い切り空気を吸い込み、吐き出す。
黒々とした毒の代わりに、マイナスイオンを取り込む。
うん。やっぱり山にして正解だった。私も、少しは気分転換できそうだ。
ひとりうなずいて、車の後ろに回りこんだ。
トランクを開けると、中にはキャリーバッグがひとつ。
「よっ……と」
女ひとりで持つには気合いが必要な重さだ。小さく声を発してコンクリートの上に降ろした。
荷物は、これだけ。貴重品の類い以外、彼の服類もこのキャリーバッグの中に入っている。
「荷物の個数が増えると扱いにくいから」という、へりくつのような理由だけれど、「扱いやすくなった」荷物を持ってくれた試しはない。
つき合い始めた頃は、荷物に手を伸ばしてくれたこともあったっけ。
私が遠慮して何度か断ったら、もうすっかり手を伸ばさなくなったけれど。
遠慮なんてせず、お願いすべきだったのだろうか。
ああしていれば。こうしていれば。
彼との関係を考えるとき、よぎるのはそんな後悔ばかりだ。
車から降りたヤスくんは、もうホテルの入口へ向かっている。
「空気うまー」
ぼやきながら伸びをして、こちらを振り返りもしない。
トランクを閉めて車のドアをロックすると、キャリーバッグを引き引き、ヤスくんに追いついた。
あまり遅れると「とろい。遅い」と文句を言われてしまう。
横に並ぶと、ヤスくんは私の方を見もせずに話しかけてきた。
「温泉あんだっけ、ホテル」
「一応」
「やっり。露天?」
「さぁ。そこまでは」
「調べといてよ、そういうの」
大事でしょ、と彼が言う。私は愛想笑いすら返せない。黙ってその横を通って先に行く。
彼が不満げに鼻を鳴らすのが分かった。運転で疲れていることにしておこう。心の中で、彼への言い訳を決める。
受付でチェックインを済ませた。
「お部屋までご案内します」
ボーイが現れ、爽やかな笑顔でキャリーバッグに手を伸ばす。私も社交辞令の笑顔を返して、荷物をその手にたくした。
視界の端でまた、ヤスくんが面白くなさそうな顔をする。
予約した部屋は、ヤスくんの要望通りの和室。ボーイにドアを開けてもらうなり、靴を乱雑に脱ぎ捨てた彼が中へと入っていく。
我が物顔のその振る舞いに、脇腹が引きつるのを感じた。
彼の靴を整えようと手を伸ばした私を、ボーイが「そのままで」と微笑んで制した。
靴を脱ぐ私の横で、ボーイはさっと二足の靴を揃えて頭を下げた。
「それでは、どうぞごゆっくりお過ごしください」
「ありがとうございました」
ボーイがドアを閉めると、私はほっと一息ついた――不意に、背中から抱きすくめられる。
鼻をつく、彼の汗と家のにおい。不愉快さに、思わず息を止める。
ぺろり、と耳裏を舐められて、鳥肌が立った。耳を隠すように肩を引き上げる。
「……やめて」
「なんで?」
小さな批難は、彼の据わった声音に遮られた。
「今のホテルのおにーさん、爽やかイケメンだったよね。ときめいちゃったんじゃないの?」
私は首をひねるようにして、拳ひとつ上にある彼の目を睨んだ。
彼は小馬鹿にしたような、ひがむような目で私を見ている。
蛇のような粘着質な視線を、しっかり受け止めた。
「お客さんへのサービスにいちいちときめくわけないでしょ」
淡々と応じると、彼は鼻で笑った。
「あ、なんだ。そういうの、ちゃんと弁えてんのね」
言い捨てて私の身体から手を離すと、ヤスくんはもう、私に興味をなくしたらしい。
あっさり離れて、クローゼットの中から浴衣を取り出した。
「貸切風呂とかあれば温泉えっちできんのにね」
「しないよ、そんなの」
「なんで? 男の夢ってやつじゃん」
私は黙った。
腹の底に、苛立ちがちらついている。
彼の言う「なんで?」が、最近ひどく耳障りだ。
なんで?
そんなの、私が聞きたい。
どうして、こんな風になってしまったんだろう。
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