《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。

かざみはら まなか

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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。

581.二人の共同作業は、ケーキカット、ではなく、穴を広げます。オプションは、削らずにつけていきましょう。

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「クロードは、オレにオレの尻穴をほぐさせたいのかな?」

オレが自分で尻穴をほぐしているところを、見たいのかなー。

「ヒサツグの尻穴をほぐすのは、私だ。

ヒサツグは、私がヒサツグの尻穴をほぐしやすいように、香油をかける。」
とクロード。

オレに求められているのは、医療ドラマの手術のシーンで、メスと医者が言ったときにメスを渡す人の役割かな?

「オレは、クロードの指に香油を垂らせばいいのかな?」

焦らした自覚があるオレは、起き上がって、同じく起き上がったクロードの指に香油を垂らす。

「ヒサツグが、私の指に香油を十分つけたら、入れる。」
とクロード。

うーん。

なんだろう、この気持ち。

オレは、オレの尻穴をほぐすクロードの指の準備をしている。

オレは、クロードの指に香油を馴染ませた。

クロードの指に香油をまとわりつかせて。

なんとなく。

足を開いて。

クロードがオレの尻穴に指を近づけていくのを見ている。

なんか、いつもより、ドキドキしてきたぞ。

オレの尻穴をいじる準備ができた、クロードの指。

オレの尻穴にぴとっとくっついて、スリスリと撫でながら、香油を馴染ませていく。

一部始終を見ているオレ。

クロードに準備されているんだ、と思うと、気恥ずかしさと期待で、胸が高鳴る。

「ヒサツグ、香油を足して。」
とクロードが言うから。

オレは、足を開いた体勢で、オレの尻穴を撫でているクロードの指に香油を垂らす。

この体勢は、腹筋使うなー。

後ろから尻穴をいじられたら、自分の尻穴がほぐれていくところなんて、見えない。

今日は、丸見え。

クロードの指が香油の滑りを借りて、入り口を押し開く。

入ってくる。

指が。

オレは、思わず、香油の瓶を握りしめた。

目が離せない。

オレ、いつも、されるがままだったからさ。

「ヒサツグ、香油を足して。」
とクロードに言われたタイミングで、香油を垂らしていく。

クロードの指が一本入りきったとき。

入れてやった、オレの中に。
という達成感が。

「指一本だけでは、足りない。
ヒサツグ、次は二本に香油を。」
とクロード。

オレは、オレの尻穴に入っていくクロードの指にドキドキしながら、香油を垂らす。

クロードが、真剣に、指に香油を絡めているのを見たことなんてなかったからなー。

オレの中に入れる指に香油を絡めているというのを見ていると。

この指が、好きだ。

と誤解しそうになる。

好きなんだけどさ。

クロードの指だから。

オレ、ドキドキしすぎて、惚れっぽくなっているのかもしれない。

クロードの指にまで、惚れるって。

「今から二本で入れていくのかな?」

クロードのこの指が、今から、と思うと。

オレの分身がむくむくっとご機嫌伺いを始めた。

やあやあ。

どうしたんだい?

何しているのかな?

下のお口にばかり構っていないで、オレサマにも構おうぜ。

オレの分身は、期待している。

オレも。

「クロード、尻穴に入れていない方の手で、オレのを。」

オレは、クロードに触ってもらおうとした、ら。

「今日はゆっくり、じんわり、時間をかけて広げていくから。

ヒサツグは、広がって柔らかくなる尻穴を見ていて欲しい。」
とクロード。

ひょっとして、スローな感じで進めていくつもりかな?

えーと。

このまま、お触りなしで?

「クロード。オレ、クロードに触られたいぞ。」

「今は、私のヒサツグの尻穴をほぐす時間。」
とクロード。

「尻穴の準備が整うまで、放置は、嫌だぞ。」

「ヒサツグは、放置されたくない。

私は、ヒサツグの尻穴を開きたい。

ヒサツグは、どうしたい?」
とクロード。

クロードが、どうしたいってオレに聞いてきたぞ?

オレに決定権があるのかな?

よし。

ならば、答えは一つ。

「オレは、クロードとシックス・ナインがしたい。」

「シックス・ナインは、ヒサツグの好みの前戯?」
とクロード。

「前戯、というか、体位かなー。

頭と体を逆にして、乗っかる体位でさ。

オレの顔がクロードの股間に、クロードの股間が、オレの顔にくるように、下にいる側は、仰向けで寝て、上にいる方は覆いかぶさるようにする。」

クロードは、オレの尻穴を二本の指で広げている。

「体勢は理解した。ヒサツグは、その体勢になって、何をしたい?」
とクロード。

シックス・ナインを口で説明する!

クロードにとっては、異世界の単語だからなー。

口で説明することを、想像するだけで、オレのオレサマが元気になったぞ。

「顔が互いの股間にきているから、口で、互いのモノを舐め合える体勢になるよなー。

オレは、クロードのを舐めたり、口に含むからさ。

クロードも、オレのを舐めてくれたら、オレは嬉しいけど。

クロードの顔の前に、さらしているだけでも、興奮すると思うから、舐めたり、口に入れたりは、できたら、でいいぞ。」

「私がヒサツグの尻穴を広げるのに困らない体勢だ。問題ない、ヒサツグ。

シックス・ナインになろう。」
とクロード。
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