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210.一つあるものは、二つ。ツカサは、正義が勝たないデスゲームのゲームメーカー。
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「俺とメグたんは同じチームだから。」
とツカサ。
「メグたんとツカサが同じチームである、ということが重要なのか?」
「正解。」
とツカサは笑う。
ツカサの笑顔には、トゲも陰もない。
「手榴弾を使用するルールは?」
「タイミングを間違えない。それだけだよ。」
とツカサ。
「手榴弾を使うタイミングなど、学んだことがない。」
「まあ、見ているといい。」
とツカサ。
ツカサの指さす方向は、手榴弾を隠していたうろのある木がある。
うろに隠されていた手榴弾は、俺が持っているのに、見る必要があるか?
木のうろに手を突っ込んでいる参加者がいる。
会場の下見をしていたときに、俺より先に手榴弾を見つけていた男。
うろの中に入れた手が手榴弾をつかめなければ。
男はがっかりするだろう、と俺は予想していた。
だが、俺の予想に反して。
男は、嬉々として、木のうろに突っ込んだ手を引き抜いた。
木のうろから出した男の手には、手榴弾が握られている。
俺は、思わず、手の中にある手榴弾を見つめてから、ツカサを見た。
「木のうろに手榴弾が、まだ入っていたのか?
俺が確認したときは、一つしかなかったが、追加したのか?」
「いや。木のうろに入っている手榴弾は、一つだよ?」
とツカサ。
「ツカサが俺に渡してきた手榴弾は、木のうろに入っていたものとは、別物か。」
「ショウタに渡したのは、俺が持ち歩いていた分。」
とツカサ。
俺は衝撃を受けた。
サバイバルゲームの手榴弾は、一つではなかった。
目の前にあるものが、一つしかなかったから、手榴弾は一つだと俺は思い込んでいた。
手榴弾は、持ち運べる武器だ。
持ち運べる手榴弾が、持ち運ばれずに、わざわざ、木のうろに放置されていたことの方が、不自然に思えてくる。
「ショウタ、見るです。木のうろから取り出した手榴弾の取り合いを始めるです。」
と北白川サナが、俺の気を引く。
火傷を負っていても、まだ動ける参加者が、木のうろに隠されていた手榴弾を取り出した男に集まっていた。
集まった参加者の意見は割れている。
「手榴弾を寄越せ。俺が使ってやる。お前には過ぎた道具だ。」
と言っている参加者と、その発言に賛同する参加者。
「そうだ。早く手放せ。お前なんかに持たせられるか!」
「お前が持っていたら、安心できない。」
やいの、やいのと言い立てる集団がいる一方で。
「その手榴弾は、木のうろから取り出されている。
私達は、その手榴弾を、設備の一部だと認識している。
手榴弾は、元の場所に戻すべき。
誰かの持ち物にするべきではない。」
と主張する集団。
「手榴弾を元の場所に戻しても、すぐに、誰かが持ち出してしまう。
誰も持ち出さないように見張りを立てろ。」
「誰が見張りをする?
見張りが、手榴弾持ち出さないと言えるのか?」
手榴弾をめぐる意見が、聞こえてくる。
活発に意見が交わされている、というよりも、発言者以外からの怒号が飛び交っているところをみると、一触即発といったところか。
俺、北白川サナ、メグたん、ツカサ、メグたんに首を絞められたままのラキちゃんは、木のうろに入っていた手榴弾の行方について、どういう決着になるのか、と見守っていた。
結局、手榴弾の取り扱いについての話は、まとまらなかった。
手榴弾の取り扱いについての意見が割れているのは、同じ考えの個人が集まりグループになっているのではなく、元々のグループがあって、グループでの意見を主張している。
どのグループも譲歩しない、とくれば、話し合いを続けても、手榴弾の扱いは決められない。
手榴弾の扱いを、自分達の主張した通りに決められなかった集団の決着方法は、手榴弾の持ち主についての見解を一致させることだった。
「手榴弾は、お前が持っていていいものじゃない。」
「お前が手榴弾を持ち出したから、こんな面倒な問題が起きたんだ。」
「詫びろ。死んで詫びろ。」
「死にたくないなら、全裸で土下座しろ。」
「私達の時間を奪ったことについて、心を込めて謝罪するべき。」
手榴弾を木のうろから取り出した男に対し、他の参加者の非難が集中する。
手榴弾を手に入れた男は、話し合いの間も、話し合いがまとまらないまま終わった後も、口を開いていない。
手榴弾を手に入れた男は、誰に対しても、弁解や説明をしていない。
黙って突っ立っている。
話し合いが、手榴弾を手に入れた男への理不尽な要求や罵倒に変わった後も、姿勢を変えていない。
手榴弾を手に入れた男は、周りから罵られ、理不尽な要求を突きつけられる環境に慣れているのか?
手榴弾を手に持つ男を取り囲む参加者は全員、全身のどこかしらに火傷をしているが、動けないほどの重傷者は、一人もいない。
手榴弾を木のうろから取り出した男を非難する参加者は、火傷を負ったからこそ、何もせずにじっとしていることが、自身の命を危うくすると認識したか?
「謝らないで、だんまりかよ?
手榴弾を持っているだけのくせに?」
「お前に人が集まっているのは、お前の価値ではなく、手榴弾の価値だから。」
手榴弾を手に入れた男を揶揄する参加者にも、手榴弾を手に入れた男は、無言のまま。
「私達は、安全にサバイバルゲームを切り上げようとしていたのに。」
「誰のためにも、一番いい選択をした我々の邪魔をするのか。」
「今回、死なないで済むなら、それに越したことはない。
早く部屋に戻り、流水で手当てをしたい。」
「死なないために、生き延びてきた。火傷の痕は残っても、生き延びられるなら、一刻も早く手当てをしたい。」
「手当てをするには、サバイバルゲームを終わらせて、クリアしなければならない。」
「早くクリアして、早く手当てをすれば、ダメージの影響を減らせる。」
「我々の計画は、聞こえていただろう!」
「なぜ、邪魔をした?」
「手榴弾を持ち出したことは、お前一人が、どうにかなって済む話ではない。」
俺は、聞こえてくる会話により、手榴弾を手に入れた男を取り巻く状況がつかめた。
参加者が負った火傷は、今すぐ、死ぬほどではないが、火傷を放置してよいはずがない。
火傷を負った参加者は、サバイバルゲームをクリアして、生存者に与えられた部屋に入り、流水で冷やしたいと考えている。
手榴弾を木のうろから取り出した男以外の参加者の意向は、一つにまとまっていた。
サバイバルゲームを一刻も早くクリアしたい。
生き延びられるのだから、次のサバイバルゲームに備えて、火傷の手当てをしたい。
一刻も早いサバイバルゲームの脱出のために、参加者達は協定を結んだのか。
手榴弾を木のうろから取り出した男以外は、サバイバルゲームを早く終わらせるという目的のために、一致団結した。
火傷を負ったものの重傷ではない参加者は、サバイバルゲームでの、生存をかけた殺し合いを放棄した。
戦わないで、サバイバルゲームの終了まで、やり過ごす計画だった。
多くの賛同者がいた生き延びるための計画を、一人の男が潰した。
手榴弾を木のうろから取り出した男は、手榴弾がサバイバルゲームに使われるかもしれない、という危惧を参加者に与えたのか。
手榴弾がサバイバルゲームに使われたら、生き延びるための協定は、有名無実化する。
手榴弾を手に入れた男は、手榴弾を誰に、どう投げつけるか。
手榴弾の取り扱いを決めたい参加者は、一人も、手榴弾を手に入れた男に手榴弾を持たせたがらない。
手榴弾を手に入れた男にかけられる言葉から読み取れるのは、手榴弾を手に入れた男が他の参加者全員から疎まれて、見下されているということ。
手榴弾を手に入れた男以外の参加者は、手榴弾を手に入れた男に、手榴弾を投げつけられる心当たりがある。
他の参加者は、自身の安全のために、手榴弾を手に入れた男から、手榴弾を手放させたいのか。
「俺は、お前らなんか全員くたばればいいと思う。」
と手榴弾を手に入れた男。
「お前、死にたいのか?」
「お前にそう言われたら、楽に死なせてやれなくなった。」
手榴弾を手に入れた男は、手榴弾を握り、手榴弾の安全ピンに手を添えた姿のまま、周りを見渡した。
「手榴弾が、怖いか?
怖いだろう?
お前らは、俺が手榴弾を持っているのが、何よりも怖いんだ。いい気味だ。もっと怖がれ。死ぬほど怖がれ。」
と手榴弾を手に入れた男。
「奪え。こいつに持たせるわけにはいかない。」
「奪おうとしたら、安全ピンを抜く。いいんだな?」
と手榴弾を手に入れた男。
怯む参加者に、一人が言い放つ。
「安全ピンが抜けた手榴弾は、投げてしまえばいい。奪え!」
「来るな!死ね!死ね!お前ら全員、苦しんで死ね!」
と手榴弾を手に入れた男は、手榴弾の安全ピンを引き抜いた。
とツカサ。
「メグたんとツカサが同じチームである、ということが重要なのか?」
「正解。」
とツカサは笑う。
ツカサの笑顔には、トゲも陰もない。
「手榴弾を使用するルールは?」
「タイミングを間違えない。それだけだよ。」
とツカサ。
「手榴弾を使うタイミングなど、学んだことがない。」
「まあ、見ているといい。」
とツカサ。
ツカサの指さす方向は、手榴弾を隠していたうろのある木がある。
うろに隠されていた手榴弾は、俺が持っているのに、見る必要があるか?
木のうろに手を突っ込んでいる参加者がいる。
会場の下見をしていたときに、俺より先に手榴弾を見つけていた男。
うろの中に入れた手が手榴弾をつかめなければ。
男はがっかりするだろう、と俺は予想していた。
だが、俺の予想に反して。
男は、嬉々として、木のうろに突っ込んだ手を引き抜いた。
木のうろから出した男の手には、手榴弾が握られている。
俺は、思わず、手の中にある手榴弾を見つめてから、ツカサを見た。
「木のうろに手榴弾が、まだ入っていたのか?
俺が確認したときは、一つしかなかったが、追加したのか?」
「いや。木のうろに入っている手榴弾は、一つだよ?」
とツカサ。
「ツカサが俺に渡してきた手榴弾は、木のうろに入っていたものとは、別物か。」
「ショウタに渡したのは、俺が持ち歩いていた分。」
とツカサ。
俺は衝撃を受けた。
サバイバルゲームの手榴弾は、一つではなかった。
目の前にあるものが、一つしかなかったから、手榴弾は一つだと俺は思い込んでいた。
手榴弾は、持ち運べる武器だ。
持ち運べる手榴弾が、持ち運ばれずに、わざわざ、木のうろに放置されていたことの方が、不自然に思えてくる。
「ショウタ、見るです。木のうろから取り出した手榴弾の取り合いを始めるです。」
と北白川サナが、俺の気を引く。
火傷を負っていても、まだ動ける参加者が、木のうろに隠されていた手榴弾を取り出した男に集まっていた。
集まった参加者の意見は割れている。
「手榴弾を寄越せ。俺が使ってやる。お前には過ぎた道具だ。」
と言っている参加者と、その発言に賛同する参加者。
「そうだ。早く手放せ。お前なんかに持たせられるか!」
「お前が持っていたら、安心できない。」
やいの、やいのと言い立てる集団がいる一方で。
「その手榴弾は、木のうろから取り出されている。
私達は、その手榴弾を、設備の一部だと認識している。
手榴弾は、元の場所に戻すべき。
誰かの持ち物にするべきではない。」
と主張する集団。
「手榴弾を元の場所に戻しても、すぐに、誰かが持ち出してしまう。
誰も持ち出さないように見張りを立てろ。」
「誰が見張りをする?
見張りが、手榴弾持ち出さないと言えるのか?」
手榴弾をめぐる意見が、聞こえてくる。
活発に意見が交わされている、というよりも、発言者以外からの怒号が飛び交っているところをみると、一触即発といったところか。
俺、北白川サナ、メグたん、ツカサ、メグたんに首を絞められたままのラキちゃんは、木のうろに入っていた手榴弾の行方について、どういう決着になるのか、と見守っていた。
結局、手榴弾の取り扱いについての話は、まとまらなかった。
手榴弾の取り扱いについての意見が割れているのは、同じ考えの個人が集まりグループになっているのではなく、元々のグループがあって、グループでの意見を主張している。
どのグループも譲歩しない、とくれば、話し合いを続けても、手榴弾の扱いは決められない。
手榴弾の扱いを、自分達の主張した通りに決められなかった集団の決着方法は、手榴弾の持ち主についての見解を一致させることだった。
「手榴弾は、お前が持っていていいものじゃない。」
「お前が手榴弾を持ち出したから、こんな面倒な問題が起きたんだ。」
「詫びろ。死んで詫びろ。」
「死にたくないなら、全裸で土下座しろ。」
「私達の時間を奪ったことについて、心を込めて謝罪するべき。」
手榴弾を木のうろから取り出した男に対し、他の参加者の非難が集中する。
手榴弾を手に入れた男は、話し合いの間も、話し合いがまとまらないまま終わった後も、口を開いていない。
手榴弾を手に入れた男は、誰に対しても、弁解や説明をしていない。
黙って突っ立っている。
話し合いが、手榴弾を手に入れた男への理不尽な要求や罵倒に変わった後も、姿勢を変えていない。
手榴弾を手に入れた男は、周りから罵られ、理不尽な要求を突きつけられる環境に慣れているのか?
手榴弾を手に持つ男を取り囲む参加者は全員、全身のどこかしらに火傷をしているが、動けないほどの重傷者は、一人もいない。
手榴弾を木のうろから取り出した男を非難する参加者は、火傷を負ったからこそ、何もせずにじっとしていることが、自身の命を危うくすると認識したか?
「謝らないで、だんまりかよ?
手榴弾を持っているだけのくせに?」
「お前に人が集まっているのは、お前の価値ではなく、手榴弾の価値だから。」
手榴弾を手に入れた男を揶揄する参加者にも、手榴弾を手に入れた男は、無言のまま。
「私達は、安全にサバイバルゲームを切り上げようとしていたのに。」
「誰のためにも、一番いい選択をした我々の邪魔をするのか。」
「今回、死なないで済むなら、それに越したことはない。
早く部屋に戻り、流水で手当てをしたい。」
「死なないために、生き延びてきた。火傷の痕は残っても、生き延びられるなら、一刻も早く手当てをしたい。」
「手当てをするには、サバイバルゲームを終わらせて、クリアしなければならない。」
「早くクリアして、早く手当てをすれば、ダメージの影響を減らせる。」
「我々の計画は、聞こえていただろう!」
「なぜ、邪魔をした?」
「手榴弾を持ち出したことは、お前一人が、どうにかなって済む話ではない。」
俺は、聞こえてくる会話により、手榴弾を手に入れた男を取り巻く状況がつかめた。
参加者が負った火傷は、今すぐ、死ぬほどではないが、火傷を放置してよいはずがない。
火傷を負った参加者は、サバイバルゲームをクリアして、生存者に与えられた部屋に入り、流水で冷やしたいと考えている。
手榴弾を木のうろから取り出した男以外の参加者の意向は、一つにまとまっていた。
サバイバルゲームを一刻も早くクリアしたい。
生き延びられるのだから、次のサバイバルゲームに備えて、火傷の手当てをしたい。
一刻も早いサバイバルゲームの脱出のために、参加者達は協定を結んだのか。
手榴弾を木のうろから取り出した男以外は、サバイバルゲームを早く終わらせるという目的のために、一致団結した。
火傷を負ったものの重傷ではない参加者は、サバイバルゲームでの、生存をかけた殺し合いを放棄した。
戦わないで、サバイバルゲームの終了まで、やり過ごす計画だった。
多くの賛同者がいた生き延びるための計画を、一人の男が潰した。
手榴弾を木のうろから取り出した男は、手榴弾がサバイバルゲームに使われるかもしれない、という危惧を参加者に与えたのか。
手榴弾がサバイバルゲームに使われたら、生き延びるための協定は、有名無実化する。
手榴弾を手に入れた男は、手榴弾を誰に、どう投げつけるか。
手榴弾の取り扱いを決めたい参加者は、一人も、手榴弾を手に入れた男に手榴弾を持たせたがらない。
手榴弾を手に入れた男にかけられる言葉から読み取れるのは、手榴弾を手に入れた男が他の参加者全員から疎まれて、見下されているということ。
手榴弾を手に入れた男以外の参加者は、手榴弾を手に入れた男に、手榴弾を投げつけられる心当たりがある。
他の参加者は、自身の安全のために、手榴弾を手に入れた男から、手榴弾を手放させたいのか。
「俺は、お前らなんか全員くたばればいいと思う。」
と手榴弾を手に入れた男。
「お前、死にたいのか?」
「お前にそう言われたら、楽に死なせてやれなくなった。」
手榴弾を手に入れた男は、手榴弾を握り、手榴弾の安全ピンに手を添えた姿のまま、周りを見渡した。
「手榴弾が、怖いか?
怖いだろう?
お前らは、俺が手榴弾を持っているのが、何よりも怖いんだ。いい気味だ。もっと怖がれ。死ぬほど怖がれ。」
と手榴弾を手に入れた男。
「奪え。こいつに持たせるわけにはいかない。」
「奪おうとしたら、安全ピンを抜く。いいんだな?」
と手榴弾を手に入れた男。
怯む参加者に、一人が言い放つ。
「安全ピンが抜けた手榴弾は、投げてしまえばいい。奪え!」
「来るな!死ね!死ね!お前ら全員、苦しんで死ね!」
と手榴弾を手に入れた男は、手榴弾の安全ピンを引き抜いた。
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