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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1245.旧ビーイット公爵家の王都邸に集合したの。デヒルお兄様、ハーマルお兄様、マーゴットに、ボクは、貴族学校での出来事を報告したの。

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ボクは、近衛棟で近衛別働隊の幹部と打ち合わせをしたの。

ボクから報告することが多くて、口が渇きそうになったの。

近衛別働隊幹部で情報共有した後。

アラン、バージニ、リッチェル、ワイズは、デヒルお兄様にお会いすることになったの。

ボク、ワイズだけを連れて、デヒルお兄様とお会いするつもりだったのだけど、サブリーとユージュアルから話を聞いたマーゴットが、4人ともデヒルお兄様と打ち合わせをした方がいいと言うの。

今回、場所は、ガラン王都邸ではないの。

ビーイット公爵家が使っていた王都邸なの。

ワイズが、グルリダ・ローバウルに洗脳されているかどうかの検査をまだしていないから、ワイズをガラン王都邸には連れていけないの。

ビーイット公爵家の王都邸には、マーゴットの新しい手下の気配がするの。

裏庭で遊んでいるのかしら。

ボク、アラン、バージニ、リッチェル、ワイズが、旧ビーイット公爵王都邸に入った後。

ハーマルお兄様とサブリーとユージュアルが、到着。

最後にデヒルお兄様が到着したの。

マーゴットは、一番乗りで準備をしてくれていたの。

いつも可愛いマーゴットに、何か喜ぶことをしたいの。

何がいいかしら。

デヒルお兄様がいらっしゃってから、ボクは、貴族学校でのことを説明したの。

ワイズのことも話したの。

ワイズは、グルリダ・ローバウルにからまれたの。

ワイズは、近衛別働隊の隊員。

ワイズをグルリダ・ローバウルの好きにはさせないの、ボク。

「デヒルお兄様は、グルリダ・ローバウルに会いましたかしら?」

「会っていない。

グルリダ・ローバウルは、俺が貴族学校に到着する前に、ワイズと接触後、貴族学校を出ている。」
とデヒルお兄様。

グルリダ・ローバウルが、用意周到なの。

「デヒルお兄様。
グルリダ・ローバウルは、常識に欠けているけれど、こちらの手の内をよく把握していますの。

グルリダ・ローバウルに入れ知恵している者がいる可能性が高いとボクは考えていますの。

グルリダ・ローバウルに入れ知恵している者は、ガランについて、無知ではないと思いますの。」

「グルリダ・ローバウルに入れ知恵した者は、グルリダ・ローバウルに知恵をつけさせることはせずに、グルリダ・ローバウルを動かしている。

常識皆無にも関わらず、ワイズにちょっかいをかけたタイミングと、貴族学校から立ち去るタイミングが、絶妙だった。

ガランが、グルリダ・ローバウルを調査すると、グルリダ・ローバウルを隠れ蓑にして、こちらの手の内をよみにくるか。」
とデヒルお兄様。
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