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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

946.キューブ傭兵団の熊男から見た、ビーイット公爵家の使用人達。

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身元保証人と聞いて、渋い顔の熊男。

「身元保証人には、なるが、関わりは二度と持ちたくないと言われていてな。こいつらが、キューブ傭兵団に入るためだけに、頼み込んだから、実質的に、身元保証人はいない。」
と熊男。

「身元保証人に嫌がられる人間をよく入団させたの。」

「うちの主流の仕事、愛人向きの容姿だったからな。」
と熊男。

ボクは、足元に転がっているビーイット公爵家の使用人達を見る。

「良く分からないの。」

「まあ、今は、ボコボコだからな。」
苦笑する熊男。

「容姿は向いているが、仕事に熱意がないから、仕事をしても、1回、1回が、次に繋がらない。」
熊男が、ビーイット公爵家の使用人達を見る目は、厳しい。

「歩合制だから、稼ぐやつは稼ぐ。稼げなくても、仕事を真面目にやれば、食うには困らん。」

「だがな。こいつら、働く気がねえ。」

「理由を聞けば、体を売るのは嫌だというんで、若い内に辞めて、他に行くことを勧めたが、辞める気配もない。」

「働かざる者食うべからず。退団勧告をする間際に、体を売らない仕事がきたと言っていた。仕事内容を聞いて、未経験者の仕事じゃねえ、と断った。
だがな。なんでか、知らんが、依頼は受領されていて、こいつらが仕事していた。」

「団体に所属しているなら、やってはいけないことだ。」

「だから。こいつら、に関しちゃ、キューブ傭兵団に迷惑をかけないでくれたなら、後は野となれ山となれ、だ。」

熊男の本心を聞いたの。

ますます、ビーイット公爵家の使用人達の出自が怪しいの。

どこから、連れてきたのかしら?
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