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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
908.ハーマルは、兄弟での共闘が楽しくて仕方がない。兄と弟が揃っているなら、3人で楽しまないとね!
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ハーマルは、にこにこ。
今日も、うちの可愛い弟が絶好調。
デヒル兄さんは、フィリスを下げたかったみたいだけど、フィリスだからね。
気合い入っているから。
体は下がっても、心は最前線。
フィリスが、上機嫌で、疑惑をテーブルに乗せた。
さあ、どう料理する?
傭兵団が、ドスをきかせてきた。
「憶測で、好き勝手言いすぎじゃねえか。おい。うちが、いつ、団員の暗殺を受けたって言うんだ。」
「暗殺する気がないなら、どうして、あのような場所に団員を送り込む仕事を受けたのかしら?」
フィリスが、不思議そうに聞いている。
「仕事を切り上げて、ボクの帰還についていきたいと団員が決断するくらいの場所なの。明らかに団員の処理能力を超えていたの。キューブ傭兵団は、団員の派遣先の情報を持っていなかったのかしら?」
フィリスは、依頼主であるビーイット公爵家の嫡子イリダ殿が、どんな手口で、キューブ傭兵団を巻き込んだのか、間接的に探っている。
依頼主から情報を仕入れていない場所へ、傭兵団が団員を送り出すか?
余程断れない仕事?
もしくは。
団員のふるい分け?
はたまた。
傭兵団本部が、超絶無能?
仕事を受ける前と、仕事に取り掛かる前に、派遣先の場所の調査をしなかった?
どうしてかな?
気になるなー。
ハーマルは、兄弟の共同作業がとても楽しい。
「どうしてだろうね?キューブ傭兵団の団員は、コーハ王国の貴族の血縁者だとコーハ王国の貴族は把握している。キューブ傭兵団も、コーハ王国の貴族との繋がりがあることを隠していない。キューブ傭兵団と貴族との縁は、切っても切れないよね。キューブ傭兵団の内部も貴族的に出来ているのかな。」
ハーマルは、キューブ傭兵団への不信感を煽るために火に油を注ぐ。
キューブ傭兵団は、ビーイット公爵領への派遣の依頼を受けるにあたり、どこぞの貴族に負かされたのかなー?
ねえ、ねえ、買収されちゃったりしたかなー?
それとも、さあ。
ビーイット公爵領へ派遣された団員は、キューブ傭兵団内部の権力闘争で、負けて島流しにあったのかなー?
ねえ、どうなのよ?
どうなっているのよー?
ハーマルの言わんとしている意味を汲み取った貴族は、傭兵団の話を聞きたそうにしている。
傭兵団に面と向かって圧力をかけることはせずに、様子をうかがっている。
気にはなるが、この場で問いただせる立場ではないようだ。
ハーマルは、ふんふんと心に刻む。
「根拠のないことを騒ぎ立てて、うちを潰そうってハラか?うちは、潰そうったって、潰せねえぞ。」
キューブ傭兵団も、ガルガルしている。
痛くない腹を探られたせい?
それとも。
バレたら、プチッと潰されちゃうお話でも聞かされているのかな?
フィリスのやる気を見ながら、ハーマルもノリノリで楽しむ気満々。
せっかく兄弟3人揃っているんだし。
兄弟で過ごす時間は、楽しんでこそ!
次は、何を言おうかなーとにこにこしながら、考えるハーマル。
発言を考えるのって、楽しいなあ。
今日も、うちの可愛い弟が絶好調。
デヒル兄さんは、フィリスを下げたかったみたいだけど、フィリスだからね。
気合い入っているから。
体は下がっても、心は最前線。
フィリスが、上機嫌で、疑惑をテーブルに乗せた。
さあ、どう料理する?
傭兵団が、ドスをきかせてきた。
「憶測で、好き勝手言いすぎじゃねえか。おい。うちが、いつ、団員の暗殺を受けたって言うんだ。」
「暗殺する気がないなら、どうして、あのような場所に団員を送り込む仕事を受けたのかしら?」
フィリスが、不思議そうに聞いている。
「仕事を切り上げて、ボクの帰還についていきたいと団員が決断するくらいの場所なの。明らかに団員の処理能力を超えていたの。キューブ傭兵団は、団員の派遣先の情報を持っていなかったのかしら?」
フィリスは、依頼主であるビーイット公爵家の嫡子イリダ殿が、どんな手口で、キューブ傭兵団を巻き込んだのか、間接的に探っている。
依頼主から情報を仕入れていない場所へ、傭兵団が団員を送り出すか?
余程断れない仕事?
もしくは。
団員のふるい分け?
はたまた。
傭兵団本部が、超絶無能?
仕事を受ける前と、仕事に取り掛かる前に、派遣先の場所の調査をしなかった?
どうしてかな?
気になるなー。
ハーマルは、兄弟の共同作業がとても楽しい。
「どうしてだろうね?キューブ傭兵団の団員は、コーハ王国の貴族の血縁者だとコーハ王国の貴族は把握している。キューブ傭兵団も、コーハ王国の貴族との繋がりがあることを隠していない。キューブ傭兵団と貴族との縁は、切っても切れないよね。キューブ傭兵団の内部も貴族的に出来ているのかな。」
ハーマルは、キューブ傭兵団への不信感を煽るために火に油を注ぐ。
キューブ傭兵団は、ビーイット公爵領への派遣の依頼を受けるにあたり、どこぞの貴族に負かされたのかなー?
ねえ、ねえ、買収されちゃったりしたかなー?
それとも、さあ。
ビーイット公爵領へ派遣された団員は、キューブ傭兵団内部の権力闘争で、負けて島流しにあったのかなー?
ねえ、どうなのよ?
どうなっているのよー?
ハーマルの言わんとしている意味を汲み取った貴族は、傭兵団の話を聞きたそうにしている。
傭兵団に面と向かって圧力をかけることはせずに、様子をうかがっている。
気にはなるが、この場で問いただせる立場ではないようだ。
ハーマルは、ふんふんと心に刻む。
「根拠のないことを騒ぎ立てて、うちを潰そうってハラか?うちは、潰そうったって、潰せねえぞ。」
キューブ傭兵団も、ガルガルしている。
痛くない腹を探られたせい?
それとも。
バレたら、プチッと潰されちゃうお話でも聞かされているのかな?
フィリスのやる気を見ながら、ハーマルもノリノリで楽しむ気満々。
せっかく兄弟3人揃っているんだし。
兄弟で過ごす時間は、楽しんでこそ!
次は、何を言おうかなーとにこにこしながら、考えるハーマル。
発言を考えるのって、楽しいなあ。
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