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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
777.譲れない条件は、先出ししちゃおう。
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セドリックには、ボクとサブリーとユージュアルだけで捜査を引き受けると話して帰ってもらった。
巻き込まれたら、危険だから。
近衛本隊の不祥事なので、騎士団長と副団長、侯爵子息の上司、調べ直し捜査の担当者の4名と話をしてから、侯爵子息に会うことにしたの。
騎士団長、副団長とは、何回か顔を合わせている。
騎士団長
キグリ・ハースモンド
ハースモンド侯爵家
副団長
モーオン・タイラノ
タイラノ伯爵家
侯爵子息の上司
タータ・カルロ
カルロ侯爵家
侯爵子息の上司は、侯爵子息に捜査を命じた人物。
貴族子弟が毒殺された事件。
貴族間の取り調べなどを考慮して、高位貴族の侯爵子息に捜査を命じた。
調べ直しの担当者
ライラ・シトロ
第1王子の側近の実の妹。
シトロ公爵家の長女。
調べ直しの捜査担当者が公爵家なのは、侯爵子息よりも上の人間に担当させる必要があった。
捜査に携わる危険が認識された後なので、後継ぎや、唯一無二の存在は捜査に加えないという方針を徹底した上での人選。
同年代の貴族子弟にあえて、勇気ある公爵家のご令嬢をぶつけた。
忠誠の在り処を問われている近衛の侯爵子息。
ポール・シャニワン
シャニワン侯爵家
ティリリ王国で、コーハ王国に対する忠誠がない判定が出た。
ティリリ王国での、近衛交流の本隊のリーダーを務めた。
簡単に紹介も済んだので、まず、ボクの立場を明確にしたい。
「捜査の全権がほしいの。」
騎士団長と副団長は、驚いていない。
侯爵子息の上司は、公爵家のご令嬢をチラ見している。
公爵家のご令嬢は、ボクの続きを待っている。
良かった。
最初に条件や、出来る、出来ないははっきりさせておくの。
「結果は共有する。
捜査過程のうち、報告しても良いとボク達が判断した部分を報告する。
特殊なやり方が必要だから、報告する内容の精査はボク達がする。
別働隊で捜査に関与するのは、ボク、サブリー、ユージュアルの3人のみ。
捜査に関する連絡は、ボク達以外の別働隊の幹部や隊員にはしないで。
二の舞いになったときに、別働隊の活動が危うくなるから。
ボク達が協力を求めたら、ボク達の指示に従ってほしい。
ボク達の指示がないときは、勝手にしないで。」
ボクは、4人を順番に見た。
「ボク達が、捜査するにあたり、今あげた条件は譲れない。報告する結果以外に、コメントは求めない。どんな過程でも、介入したり、邪魔したりしないでほしいの。」
巻き込まれたら、危険だから。
近衛本隊の不祥事なので、騎士団長と副団長、侯爵子息の上司、調べ直し捜査の担当者の4名と話をしてから、侯爵子息に会うことにしたの。
騎士団長、副団長とは、何回か顔を合わせている。
騎士団長
キグリ・ハースモンド
ハースモンド侯爵家
副団長
モーオン・タイラノ
タイラノ伯爵家
侯爵子息の上司
タータ・カルロ
カルロ侯爵家
侯爵子息の上司は、侯爵子息に捜査を命じた人物。
貴族子弟が毒殺された事件。
貴族間の取り調べなどを考慮して、高位貴族の侯爵子息に捜査を命じた。
調べ直しの担当者
ライラ・シトロ
第1王子の側近の実の妹。
シトロ公爵家の長女。
調べ直しの捜査担当者が公爵家なのは、侯爵子息よりも上の人間に担当させる必要があった。
捜査に携わる危険が認識された後なので、後継ぎや、唯一無二の存在は捜査に加えないという方針を徹底した上での人選。
同年代の貴族子弟にあえて、勇気ある公爵家のご令嬢をぶつけた。
忠誠の在り処を問われている近衛の侯爵子息。
ポール・シャニワン
シャニワン侯爵家
ティリリ王国で、コーハ王国に対する忠誠がない判定が出た。
ティリリ王国での、近衛交流の本隊のリーダーを務めた。
簡単に紹介も済んだので、まず、ボクの立場を明確にしたい。
「捜査の全権がほしいの。」
騎士団長と副団長は、驚いていない。
侯爵子息の上司は、公爵家のご令嬢をチラ見している。
公爵家のご令嬢は、ボクの続きを待っている。
良かった。
最初に条件や、出来る、出来ないははっきりさせておくの。
「結果は共有する。
捜査過程のうち、報告しても良いとボク達が判断した部分を報告する。
特殊なやり方が必要だから、報告する内容の精査はボク達がする。
別働隊で捜査に関与するのは、ボク、サブリー、ユージュアルの3人のみ。
捜査に関する連絡は、ボク達以外の別働隊の幹部や隊員にはしないで。
二の舞いになったときに、別働隊の活動が危うくなるから。
ボク達が協力を求めたら、ボク達の指示に従ってほしい。
ボク達の指示がないときは、勝手にしないで。」
ボクは、4人を順番に見た。
「ボク達が、捜査するにあたり、今あげた条件は譲れない。報告する結果以外に、コメントは求めない。どんな過程でも、介入したり、邪魔したりしないでほしいの。」
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