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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
708.うちの逆ハーレムは、アダルト路線だから。主人公を含めて、全員成人男性で構成されているんで。愛と肉欲はセット仕様です。
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「飲み物が欲しいの。」
「そこにいるやつ、運動したから喉を潤すものと、つまむものを移動先に用意しておけ。」
とフィリップ殿下が扉の外に話しかけた。
外に誰かいるのかしら?
扉を見ると、10センチほど開いている。
何人か、びくりっと動いた音がしたの。
「部屋に匂いがこもらないように、窓は開けておく。掃除は入念にしておくといい。」
とフィリップ殿下。
アンドリューが、ボクに服を着せてくれる。
「確かに、臭う。自分の出したものだけど。服に臭いがつきそう。」
とクリストファー。
クリストファーが、扉を開けた。
扉の周辺で様子をうかがっていた残りの人が、逃げるように去っていく。
ボクは、フィリップ殿下のお姫様抱っこ。
別室に堂々と入っていくフィリップ殿下。
アンドリューとクリストファーも続いて部屋に入る。
クリストファーが扉を閉めた。
「あちらの用意が整うまで、話を詰める。」
とフィリップ殿下。
「よく、あんな部屋、見つけましたね?」
とクリストファー。
「王女と歩き回った甲斐があった。たいがいの場所は見た。」
とフィリップ殿下。
「あんな部屋?」
「密閉性がなくて、壁も薄くて、扉を開けておけば、話し声が廊下によく響く。」
とクリストファー。
「密談には向かないけれど、情報提供するには丁度よい部屋。」
とアンドリュー。
「場所も良かった。俺達に気づかれる心配をしていなかったようだな。部屋が面している廊下に、10人以上いた。」
とクリストファー。
「天井にもいたな。別の部屋の天井から移動して。天井から視線を感じた。」
とアンドリュー。
3人共、冷静に周りを観察していたの?
ボク、最初は、フィリップ殿下との攻防に必死になっていて。
途中からは、3人を気持ちよくしたくて、他のことまで気が回らなかったの。
「部屋の周りに、いっぱい人がいたのかしら?」
「俺達に常についてきている連中以外にもいた。」
とアンドリュー。
ハンティア王国は、監視や偵察目的で、ボク達に暗部を何人かつけている。
それ以外にも、見物人がいた、ということなの?
「今頃、ハンティア王国の主だった連中は、逆ハーレムの実態の報告を受けている。」
とフィリップ殿下は面白がる。
「実態?」
「成人男性で構成される逆ハーレムの実態。」
とフィリップ殿下。
「うん?」
「逆ハーレムの構成員が、全員成人男性の場合、愛と肉欲が切り離せない。」
「そこにいるやつ、運動したから喉を潤すものと、つまむものを移動先に用意しておけ。」
とフィリップ殿下が扉の外に話しかけた。
外に誰かいるのかしら?
扉を見ると、10センチほど開いている。
何人か、びくりっと動いた音がしたの。
「部屋に匂いがこもらないように、窓は開けておく。掃除は入念にしておくといい。」
とフィリップ殿下。
アンドリューが、ボクに服を着せてくれる。
「確かに、臭う。自分の出したものだけど。服に臭いがつきそう。」
とクリストファー。
クリストファーが、扉を開けた。
扉の周辺で様子をうかがっていた残りの人が、逃げるように去っていく。
ボクは、フィリップ殿下のお姫様抱っこ。
別室に堂々と入っていくフィリップ殿下。
アンドリューとクリストファーも続いて部屋に入る。
クリストファーが扉を閉めた。
「あちらの用意が整うまで、話を詰める。」
とフィリップ殿下。
「よく、あんな部屋、見つけましたね?」
とクリストファー。
「王女と歩き回った甲斐があった。たいがいの場所は見た。」
とフィリップ殿下。
「あんな部屋?」
「密閉性がなくて、壁も薄くて、扉を開けておけば、話し声が廊下によく響く。」
とクリストファー。
「密談には向かないけれど、情報提供するには丁度よい部屋。」
とアンドリュー。
「場所も良かった。俺達に気づかれる心配をしていなかったようだな。部屋が面している廊下に、10人以上いた。」
とクリストファー。
「天井にもいたな。別の部屋の天井から移動して。天井から視線を感じた。」
とアンドリュー。
3人共、冷静に周りを観察していたの?
ボク、最初は、フィリップ殿下との攻防に必死になっていて。
途中からは、3人を気持ちよくしたくて、他のことまで気が回らなかったの。
「部屋の周りに、いっぱい人がいたのかしら?」
「俺達に常についてきている連中以外にもいた。」
とアンドリュー。
ハンティア王国は、監視や偵察目的で、ボク達に暗部を何人かつけている。
それ以外にも、見物人がいた、ということなの?
「今頃、ハンティア王国の主だった連中は、逆ハーレムの実態の報告を受けている。」
とフィリップ殿下は面白がる。
「実態?」
「成人男性で構成される逆ハーレムの実態。」
とフィリップ殿下。
「うん?」
「逆ハーレムの構成員が、全員成人男性の場合、愛と肉欲が切り離せない。」
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