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第472話「身体を毒と瘴気でおおわれ、息も毒と瘴気、体液も含め、全てが毒と瘴気、 これこそがヒュドラの武器なのである」
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仲間と協力して戦い、飛竜ワイバーン13体を一蹴。
うち7体は、リオネルが単独で倒していた。
……引き続き、フォルミーカ迷宮地下122階層を探索するリオネル。
相変わらず、シーフ職スキルを駆使し、
『隠形』『忍び足』で、すっ、すっ、すっ、と空気の如く進む。
今のところ122階層の探索は順調だ。
下へ降りる階段の位置も分かっている。
現在、絶好調だ! と言い切っても良い。
やはり地下121階層をじっくり探索し、
あらゆる地形を完璧にクリアした事が役に立っていた。
122階層の地形は上層121階層とほぼ同じである。
最早、地形でリオネルを阻むものは何もない。
だが、この自由自在な探索は、この過酷な環境で、他に探索する冒険者が居ない、
……つまり目撃者が皆無という前提あってのもの。
数多の目がある地上では、他者に知られぬよう、万全に近い対応をしなければならない。
でなければ、自分は失われた古代魔法『転移』『飛翔』が行使可能である、
稀有な魔法使いだと、堂々とカミングアウトするしかないのだ。
幸い、索敵……魔力感知に『人間』や、
エルフこと『アールヴ』、ドワーフこと『ドヴェルグ』冒険者の気配はない。
で、あれば、リオネルの魔法行使を見ているのは、
仲間と敵である魔物、一般の動物のみ。
失われた古代魔法を思う存分、
そして自由自在に、あらゆる手段を使い、探索が可能だ。
というわけで、スムーズに122階層の探索を続けるリオネル。
だが、2kmほど先の場所に、索敵……魔力感知から、とんでもない気配を感じ、
顔をしかめる。
リオネルはいつもの癖で、声のトーンを抑え、自問自答する。
「うわ、結構な敵だぞ。 反応はドラゴン系のアンノウン、俺がまだ戦った事のない……大物が居る。……大体想像はつくけどな」
出発前に頭へビシバシ叩き込み記憶し、地下122階層の地形は認識していた。
なので、未体験の敵が居る場所の地形は分かる。
「敵が居るのは大きな沼地か。注意しながら、近づいてみよう」
大きく頷いたリオネル。
言葉通り、走ったりはせず、
目的の場所へ『隠形』『忍び足』で、すっ、すっ、すっ、と空気の如く進む。
「俺は未経験の敵だけど、多分、ケルベロス、オルトロスは知っているはず、おいおい報告が入るだろう」
リオネルの予想は当たった。
間を置かずに、先行しているケルベロス、オルトロスの魔獣兄弟から、
念話で連絡が入ったのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
『主! 敵だ! 亜種のヒュドラが1体! こちらに感づき、戦闘態勢へ入っておる! 1kmほど先の湿地帯に居るぞ!』
『ふん! 迷宮産のヒュドラか! 俺達の身内であるオリジナルの亜種だ。亜種だから遠慮はいらねえ! 少し面倒な敵だが、破邪霊鎧を習得した主なら問題あるまい!』
魔獣兄弟は、1kmほど先に居るヒュドラの存在を告げて来た。
補足しよう。
ヒュドラは、9本の首を持つ、毒蛇に近い巨大な竜の一種である。
口からは猛毒、瘴気を吐き、その身体ごと血まで猛毒、瘴気が含まれている。
その猛毒は全ての生き物を殺し、植物までをも枯らすと言われてもいる。
またとんでもない再生能力があり、首を斬られても、新たな首が生えて来る。
そして9本の首のうち1本は、不死であるとも言われるが……定かではない。
……目的地の沼地へ向かう途中……
リオネルは、ワレバットの冒険者ギルド本部図書館で読んだ資料を思い出していた。
……やがて、リオネルは、ヒュドラが居る沼地へ到着した。
ヒュドラは沼地の奥で戦闘態勢を取っていた。
沼地の手前には、いくつもの人間の骸骨が転がっていた。
向こう見ずにも、ヒュドラへ挑んだ冒険者の成れの果てかもしれない。
さすがにヒュドラは巨大であった。
鋼鉄の如く硬い、黒色の鱗に全身が覆われた胴体は、
長さ20m、高さは10mはあるだろう。
その胴体からは、太く逞しい首が9つ生えていた。
……首はこれまた、同じ黒色の鱗に覆われた、
蛇と言うよりも竜に似た頭部を持っている。
真ん中の首が飛び抜けて大きく、5mは超えており、他の首の倍はある。
この首こそが、古代の英雄さえも殺せず、
仕方なく岩を敷いて封じたとされる、不死の首なのだろう。
そして各々の首には、爬虫類独特の冷徹な目を持つ顔が付いていた。
更に顔の半分以上を支配するような大きな口があり、
鋭い牙の間から、異様に長く真っ赤な舌がうねうねと踊っている。
ごはああああああああああっっっっっ!!!!!
真ん中の首が、大きく息を吐いた後、耳をつんざくような声で咆哮した。
すると、他の首達も続いて、
かああああああああっっっ!!!
かああああああああっっっ!!!
かああああああああっっっ!!!
大きく開いた口から、まるで霧のような、黒色をした液体を大量に吐き散らした。
これぞヒュドラが吐き散らす猛毒と瘴気。
身体を毒と瘴気でおおわれ、息も毒と瘴気、体液も含め、全てが毒と瘴気、
これこそがヒュドラの武器なのである。
この毒と瘴気は解毒が不可能と言われていた。
近付くだけで、大抵の者は倒れてしまうのだ。
ヒュドラは、ゆっくりと9本全ての首を動かし、リオネルへ向けた……
そして爬虫類特有の無機質な視線も、リオネルへ一斉に注がれたのである。
うち7体は、リオネルが単独で倒していた。
……引き続き、フォルミーカ迷宮地下122階層を探索するリオネル。
相変わらず、シーフ職スキルを駆使し、
『隠形』『忍び足』で、すっ、すっ、すっ、と空気の如く進む。
今のところ122階層の探索は順調だ。
下へ降りる階段の位置も分かっている。
現在、絶好調だ! と言い切っても良い。
やはり地下121階層をじっくり探索し、
あらゆる地形を完璧にクリアした事が役に立っていた。
122階層の地形は上層121階層とほぼ同じである。
最早、地形でリオネルを阻むものは何もない。
だが、この自由自在な探索は、この過酷な環境で、他に探索する冒険者が居ない、
……つまり目撃者が皆無という前提あってのもの。
数多の目がある地上では、他者に知られぬよう、万全に近い対応をしなければならない。
でなければ、自分は失われた古代魔法『転移』『飛翔』が行使可能である、
稀有な魔法使いだと、堂々とカミングアウトするしかないのだ。
幸い、索敵……魔力感知に『人間』や、
エルフこと『アールヴ』、ドワーフこと『ドヴェルグ』冒険者の気配はない。
で、あれば、リオネルの魔法行使を見ているのは、
仲間と敵である魔物、一般の動物のみ。
失われた古代魔法を思う存分、
そして自由自在に、あらゆる手段を使い、探索が可能だ。
というわけで、スムーズに122階層の探索を続けるリオネル。
だが、2kmほど先の場所に、索敵……魔力感知から、とんでもない気配を感じ、
顔をしかめる。
リオネルはいつもの癖で、声のトーンを抑え、自問自答する。
「うわ、結構な敵だぞ。 反応はドラゴン系のアンノウン、俺がまだ戦った事のない……大物が居る。……大体想像はつくけどな」
出発前に頭へビシバシ叩き込み記憶し、地下122階層の地形は認識していた。
なので、未体験の敵が居る場所の地形は分かる。
「敵が居るのは大きな沼地か。注意しながら、近づいてみよう」
大きく頷いたリオネル。
言葉通り、走ったりはせず、
目的の場所へ『隠形』『忍び足』で、すっ、すっ、すっ、と空気の如く進む。
「俺は未経験の敵だけど、多分、ケルベロス、オルトロスは知っているはず、おいおい報告が入るだろう」
リオネルの予想は当たった。
間を置かずに、先行しているケルベロス、オルトロスの魔獣兄弟から、
念話で連絡が入ったのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
『主! 敵だ! 亜種のヒュドラが1体! こちらに感づき、戦闘態勢へ入っておる! 1kmほど先の湿地帯に居るぞ!』
『ふん! 迷宮産のヒュドラか! 俺達の身内であるオリジナルの亜種だ。亜種だから遠慮はいらねえ! 少し面倒な敵だが、破邪霊鎧を習得した主なら問題あるまい!』
魔獣兄弟は、1kmほど先に居るヒュドラの存在を告げて来た。
補足しよう。
ヒュドラは、9本の首を持つ、毒蛇に近い巨大な竜の一種である。
口からは猛毒、瘴気を吐き、その身体ごと血まで猛毒、瘴気が含まれている。
その猛毒は全ての生き物を殺し、植物までをも枯らすと言われてもいる。
またとんでもない再生能力があり、首を斬られても、新たな首が生えて来る。
そして9本の首のうち1本は、不死であるとも言われるが……定かではない。
……目的地の沼地へ向かう途中……
リオネルは、ワレバットの冒険者ギルド本部図書館で読んだ資料を思い出していた。
……やがて、リオネルは、ヒュドラが居る沼地へ到着した。
ヒュドラは沼地の奥で戦闘態勢を取っていた。
沼地の手前には、いくつもの人間の骸骨が転がっていた。
向こう見ずにも、ヒュドラへ挑んだ冒険者の成れの果てかもしれない。
さすがにヒュドラは巨大であった。
鋼鉄の如く硬い、黒色の鱗に全身が覆われた胴体は、
長さ20m、高さは10mはあるだろう。
その胴体からは、太く逞しい首が9つ生えていた。
……首はこれまた、同じ黒色の鱗に覆われた、
蛇と言うよりも竜に似た頭部を持っている。
真ん中の首が飛び抜けて大きく、5mは超えており、他の首の倍はある。
この首こそが、古代の英雄さえも殺せず、
仕方なく岩を敷いて封じたとされる、不死の首なのだろう。
そして各々の首には、爬虫類独特の冷徹な目を持つ顔が付いていた。
更に顔の半分以上を支配するような大きな口があり、
鋭い牙の間から、異様に長く真っ赤な舌がうねうねと踊っている。
ごはああああああああああっっっっっ!!!!!
真ん中の首が、大きく息を吐いた後、耳をつんざくような声で咆哮した。
すると、他の首達も続いて、
かああああああああっっっ!!!
かああああああああっっっ!!!
かああああああああっっっ!!!
大きく開いた口から、まるで霧のような、黒色をした液体を大量に吐き散らした。
これぞヒュドラが吐き散らす猛毒と瘴気。
身体を毒と瘴気でおおわれ、息も毒と瘴気、体液も含め、全てが毒と瘴気、
これこそがヒュドラの武器なのである。
この毒と瘴気は解毒が不可能と言われていた。
近付くだけで、大抵の者は倒れてしまうのだ。
ヒュドラは、ゆっくりと9本全ての首を動かし、リオネルへ向けた……
そして爬虫類特有の無機質な視線も、リオネルへ一斉に注がれたのである。
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