完結おめでとうございます＆お疲れ様でした！
あのアクアがついに幸せが何かを理解出来るようになって、望みを持てるようになった。
実に素敵なハッピーエンドで見事なタイトル回収でもありましたね。
アクア自身がそう思えるように甘やかしてくれた神様の優しさと愛に感謝ですね。

人間は気軽に神頼みをする感じですが、正式には礼拝の時、自分はどこどこの誰でと自己紹介をしてから、お願いしないといけないそうですね。
いきなり、やってきて願いを叶えて！は神様もそりゃ、ないわーとなりますよね💦

神様が降臨して、アクアを連れて行ってから、三年もの月日が流れていたんですね。
神隠しと一緒で時間の流れが違ったのなら、アクアのことで罪悪感を抱いていた人々はそれなりに苦しんでいたということにもなりそうです。
神様はアクアへの態度で現れる表面的な優しさだけではなく、慈愛に満ちていると感じました。
アクアの姿を見せることで彼らの心も救われたでしょうから。

一か所、髪の花嫁になっているので『神』の花嫁かもしれません。
たまに変換機能が悪さして、神が髪で髪が神になりますよね。

これが純粋培養の怖さですね。
神様が嘆息するくらいに本当に何も教えられていなかったとは……。
恋人が分からないのは周りに人がいないから、仕方ないとして親も分からなかったですね。
それを無事を知らせる為に里帰り(？)させてくれる神様の優しさと粋なところが素敵です！

でも、アクア分かってない(´・ω・`)
これは大変そうですね、0から教える花嫁教育……🤔

例え、幽霊になっていたとしても神様だから、見える可能性！？
御先祖様が相当に駄目で神様を敬っていなかったから、どれだけ凄いのかではなく、単に怖いしか情報が伝わっていなかったのかなと想像しています。
百年後の子孫に取っては単なるとばっちりですしね。
しかし、純粋培養だから、恋人という意味も分かっていないのでは……。
そもそも、塔で社会性を身に着けていないので色々な人間関係というものが理解出来ないかもしれませんね。
これは神様も骨が折れそうです。

アクアを育てた王家も生贄はそのままの意味で捉えていたから、完全なる純粋培養の純真無垢な生物な訳ですね。
まだ、単なる味見だと思って、勘違いしているようですが、そういえば、巫女やシスターも神に嫁ぐというのが建前でしたっけ。
神側は結構、こういう純真無垢な子を騙して、いただくという神話(ゼの付く神ですが)がありますが……
この神様はアクアのことを大事にしてくれそうな優しい神だから、安心感があります。

あー、確かに何も知らない純真無垢というのは怖いかもしれません。
子供の頃の純真ゆえの残酷さというのもありますし。
でも、神様はここでちゃんと、間違いを正してくれたようですね。
ここから、ラブコメ一直線ですかね！？😨

(心理的に)すごく怖い漫画として、藤子不二雄先生の『ミノタウロスの皿』が有名だったと思うのですが……『生贄様』が考える神様に美味しく召し上がっていただきたい(物理的)はそこに通じるものがあると捉えると途端にぞわっとくる怖いものがあります。
でも、この神様は召し上がるの意味が物理的ではないので激しく、すれ違っていて、ドキドキします。
『生贄様』も自分の心に生まれた感情に戸惑いながらも変わりつつありますね。