19 / 53
19 引き続きクラウス君 ※背後注意
しおりを挟む
※背後注意が続いてすみません。
__________________
「よいしょっと」クラウスは俺の腰を持ち上げると、優しい手つきでクッションを差し入れた。
「大丈夫ですよ。何も怖くないですよ。僕たち幼馴染じゃないですか」
いやね、もう知りすぎてて怖いくらい。
幼馴染じゃない方が良かったかもね?
「はい、痛くな~い、ダイジョーブ、ダイジョーブ」
クラウスは俺の尻穴にローションを塗りこめた。
くそ、何だかムズムズする。
「僕のペニスも普通サイズですよ~、ダイジョーブ、ダイジョーブ、みんなやってることですからねー」
自分のチンコにもローションをぬたぬたに塗りたくっている。
俺は全身が生まれたての子鹿のようにガクブルと震えるのを感じながら、これ以上状況が悪くならないように(つまりベッドにぜーんぶ縛られないようにってことな!新しい扉ダメゼッタイ)ゆっくりと精神統一を図った。
怖くなーい、痛くなーい、チンコデカくなーい、怖くなーい、痛くなーい、チンコデカくなーい‥‥‥
まあな、でも俺ってなんだかんだ言ってもクラウス以外は無理なんだよな。
だって俺、クラウスのことがす‥‥‥じゃなくて、クラウス以外はみんな気持ち悪いんだよ。
そもそも生理的に無理なレイモンドとかじゃなくて、プロフェッショナルな娼婦もヨミもみんな結局無理だったんだ。
まあ、弟ではないが、近親相姦の趣味もないが(兄貴とかオエッだからな)、なんつーか可愛い弟みたいなもんっていうか?
デカい身体して俺に縋り付いてくると抱きしめたくなる、っていうか?
その頭を撫でてやりたくなるっていうか?
そんなにヤリたいなら、仕方ない、協力してやるか、みたいな?
「よし、俺も男だ。覚悟を決めたぞ。来い!」
ちょっと、怖いけどね。
破顔一笑。クラウスが嬉しそうに笑うと、辺りに花が咲いたように思えるんだよな。
メリメリメリ‥‥‥イタタタ‥‥‥
「痛い、痛いよ、クラウス、痛いってばーーーー!!!」
俺の身体真っ二つに裂けちゃうよーーーー!!!
「ん‥‥‥ごめん。痛いな。ごめん」
クラウスも痛そうだ。俯けた黒髪の間から額の汗が滴り落ちた。
「ゆっくり挿れるから‥‥‥ごめん。あとちょっとで一番太いとこ入るから‥‥‥」
俺はこの痛みをどう逃したらいいのか、分からず、はくはくと呼吸を繰り返した。
「クラウス、クラウス、この手枷もう外してよ‥‥‥俺、お前にしがみつきたい」
「あ、そうか、ごめん、夢中で‥‥‥」
クラウスが口の中で何かを呟くと手枷ががちゃんと外れた。
「クラウスぅ」
クラウスに必死でしがみつくと、クラウスがペニスをぐっと挿し込んできた。
「ルーリク、愛してる‥‥‥」ぐぐぐぐぐっ
「ああっ、クラウス」ぎゅうううっとクラウスにしがみつく。
とん、とクラウスの腰が俺の尻に当たった。
「全部入りましたよ。頑張りましたね」
「ん‥‥‥」
俺頑張ったよ、クラウス。
クラウスはしばらく動かず止まっていたが、俺が落ち着いた頃合いを見計らって動き出した。
ゆっくり、ゆっくりと。
「ルーリク、大丈夫‥‥‥?」
「ああ、うん、あん、あんっ、だいっ‥‥‥じょう‥‥‥ぶ、あんっ」
なんでかわからないけど、女みたいな声がでちゃうんだよな。恥ずかしいじゃんか。
_______________________________________________
お読みいただきまして、ありがとうございました。
楽しんでいただけていたら、嬉しいです。
次回も引き続き、※背後注意です。
【お知らせ】
Twitter開設しました。よろしければフォローお願いします。
→ @aine220127
本日公開の拙作エッセイにて、「読者参加企画」構想の告知をしています。
よろしければ、ご覧ください。
「第37話 恋愛小説大賞参戦途中結果報告と読者参加企画のお知らせとTwitter開設のお知らせ。」です!
よろしくお願いします!
__________________
「よいしょっと」クラウスは俺の腰を持ち上げると、優しい手つきでクッションを差し入れた。
「大丈夫ですよ。何も怖くないですよ。僕たち幼馴染じゃないですか」
いやね、もう知りすぎてて怖いくらい。
幼馴染じゃない方が良かったかもね?
「はい、痛くな~い、ダイジョーブ、ダイジョーブ」
クラウスは俺の尻穴にローションを塗りこめた。
くそ、何だかムズムズする。
「僕のペニスも普通サイズですよ~、ダイジョーブ、ダイジョーブ、みんなやってることですからねー」
自分のチンコにもローションをぬたぬたに塗りたくっている。
俺は全身が生まれたての子鹿のようにガクブルと震えるのを感じながら、これ以上状況が悪くならないように(つまりベッドにぜーんぶ縛られないようにってことな!新しい扉ダメゼッタイ)ゆっくりと精神統一を図った。
怖くなーい、痛くなーい、チンコデカくなーい、怖くなーい、痛くなーい、チンコデカくなーい‥‥‥
まあな、でも俺ってなんだかんだ言ってもクラウス以外は無理なんだよな。
だって俺、クラウスのことがす‥‥‥じゃなくて、クラウス以外はみんな気持ち悪いんだよ。
そもそも生理的に無理なレイモンドとかじゃなくて、プロフェッショナルな娼婦もヨミもみんな結局無理だったんだ。
まあ、弟ではないが、近親相姦の趣味もないが(兄貴とかオエッだからな)、なんつーか可愛い弟みたいなもんっていうか?
デカい身体して俺に縋り付いてくると抱きしめたくなる、っていうか?
その頭を撫でてやりたくなるっていうか?
そんなにヤリたいなら、仕方ない、協力してやるか、みたいな?
「よし、俺も男だ。覚悟を決めたぞ。来い!」
ちょっと、怖いけどね。
破顔一笑。クラウスが嬉しそうに笑うと、辺りに花が咲いたように思えるんだよな。
メリメリメリ‥‥‥イタタタ‥‥‥
「痛い、痛いよ、クラウス、痛いってばーーーー!!!」
俺の身体真っ二つに裂けちゃうよーーーー!!!
「ん‥‥‥ごめん。痛いな。ごめん」
クラウスも痛そうだ。俯けた黒髪の間から額の汗が滴り落ちた。
「ゆっくり挿れるから‥‥‥ごめん。あとちょっとで一番太いとこ入るから‥‥‥」
俺はこの痛みをどう逃したらいいのか、分からず、はくはくと呼吸を繰り返した。
「クラウス、クラウス、この手枷もう外してよ‥‥‥俺、お前にしがみつきたい」
「あ、そうか、ごめん、夢中で‥‥‥」
クラウスが口の中で何かを呟くと手枷ががちゃんと外れた。
「クラウスぅ」
クラウスに必死でしがみつくと、クラウスがペニスをぐっと挿し込んできた。
「ルーリク、愛してる‥‥‥」ぐぐぐぐぐっ
「ああっ、クラウス」ぎゅうううっとクラウスにしがみつく。
とん、とクラウスの腰が俺の尻に当たった。
「全部入りましたよ。頑張りましたね」
「ん‥‥‥」
俺頑張ったよ、クラウス。
クラウスはしばらく動かず止まっていたが、俺が落ち着いた頃合いを見計らって動き出した。
ゆっくり、ゆっくりと。
「ルーリク、大丈夫‥‥‥?」
「ああ、うん、あん、あんっ、だいっ‥‥‥じょう‥‥‥ぶ、あんっ」
なんでかわからないけど、女みたいな声がでちゃうんだよな。恥ずかしいじゃんか。
_______________________________________________
お読みいただきまして、ありがとうございました。
楽しんでいただけていたら、嬉しいです。
次回も引き続き、※背後注意です。
【お知らせ】
Twitter開設しました。よろしければフォローお願いします。
→ @aine220127
本日公開の拙作エッセイにて、「読者参加企画」構想の告知をしています。
よろしければ、ご覧ください。
「第37話 恋愛小説大賞参戦途中結果報告と読者参加企画のお知らせとTwitter開設のお知らせ。」です!
よろしくお願いします!
27
お気に入りに追加
2,017
あなたにおすすめの小説
気付いたら囲われていたという話
空兎
BL
文武両道、才色兼備な俺の兄は意地悪だ。小さい頃から色んな物を取られたし最近だと好きな女の子まで取られるようになった。おかげで俺はぼっちですよ、ちくしょう。だけども俺は諦めないからな!俺のこと好きになってくれる可愛い女の子見つけて絶対に幸せになってやる!
※無自覚囲い込み系兄×恋に恋する弟の話です。
神獣の僕、ついに人化できることがバレました。
猫いちご
BL
神獣フェンリルのハクです!
片思いの皇子に人化できるとバレました!
突然思いついた作品なので軽い気持ちで読んでくださると幸いです。
好評だった場合、番外編やエロエロを書こうかなと考えています!
本編二話完結。以降番外編。
侯爵令息セドリックの憂鬱な日
めちゅう
BL
第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける———
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。
魔王討伐後に勇者の子を身篭ったので、逃げたけど結局勇者に捕まった。
柴傘
BL
勇者パーティーに属していた魔術師が勇者との子を身篭ったので逃走を図り失敗に終わるお話。
頭よわよわハッピーエンド、執着溺愛勇者×気弱臆病魔術師。
誰もが妊娠できる世界、勇者パーティーは皆仲良し。
さくっと読める短編です。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる