藍音のたわごと〜あなたのココロを揺さぶりたい〜

６０ プロット11 私の幼少期〜実は転生者？？？

２０２２年３月２日

少しずつプロットを進めていきます。

私が産まれた時のことです。
当然記憶はないので、母から聞いた話ですが、産まれた時

ほとんど死んでた

そうです。

全く、子供になんて言うことを言うんでしょう。うちの母は遠慮がありません。
産まれてきた時に、息ができなかった？のか真紫だったそうで、いわゆる「仮死状態」。当時の手慣れた産婆さんとお医者さんが必死になって蘇生してくださったそうで、「他の病院だったら死んでたよ」、とあっさり言われて育ちました。
その病院では、産まれた後も手厚いケアをしていただいていたようです。
でもいい加減な母の言うことなのであちこち曖昧です。

実は、幼少期の記憶が不思議とないんです。

最初の記憶は、１歳の時。
おぼろげな記憶というかイメージだけです。
母親に服装とか状況を話したら「１歳児検診の時だわそれ」、と言われたので、１歳だと分かっただけです。

私は白いフード付きのケープをきて、公民館の柵に寄りかかっていました。
どこか、第三者的に自分を見ていました。でも、それが自分だということも分かっていました。
そして、私の横には半透明？の女の人がずっと寄り添っていてくれました。
顔はわかりません。でも何か話していました。
私はその女の人が私を守ろうとしてくれていることは分かっていました。でもそれだけです。
それだけの記憶なんですが、妙に鮮明だったんです。


次の記憶は幼稚園の年長さんの１月ごろに飛びます。
すごく寒かったことははっきりと覚えています。

「みんな、藍音ちゃんは病気で幼稚園休んでたんだよ。仲良くしてあげて」
と幼稚園の先生が私の手を引いて、友達と思われる子どもたちのところに連れていきました。

「藍音ちゃんはずっと幼稚園休んでいたんだよね？」
「藍音ちゃんきた！一緒に卒園の写真とろ！」
と友達が寄ってきてくれました。
どうやら病気でずっと休んでいた私は、卒園アルバムの写真取るために幼稚園に行ったようです。
そして卒園アルバムの写真を一緒に撮りました。
間違いなく、その子達は友達だと思うのですが、はっきりしませんでした。
でも、とりあえず、その時は満面の笑みで卒園写真に写っている私がいます。
（幼稚園児だけど、空気読んでる笑）


これって、今だったら、「私って転生者？？」ってとこですよね？
誰かが私の中に入っていて動いていてくれたみたいな？
その人がどっかに行っちゃって私に入れ替わったみたいな？
よくわかりませんけど。

もちろん当時そんなことは誰も考えないし、私も自分の中の違和感を人に知られたくなかったので、何も言いませんでした。
当然です。ますますおかしな人認定されちゃうじゃないですか。

それからは、記憶が鮮明になっていき、成長の過程でだんだん忘れたりと、普通の記憶になっていくのですが、幼稚園を卒業するころまでは、何度か記憶がなくなり、またパッと入れ替わるような体験をしていました。
最初は頻繁だったその体験は、徐々になくなっていき、小学校に入学する前には自分の記憶が鮮明になっていきました。

不思議ですよね？それとも不思議じゃないのかな？これってフツー？
親と数人の友人にしか言ったことないので、これが普通なのか異常なのかわかりません。
でも、ただそれだけで、特に実害はないので、ほっておいた、という感じです。
だって、異常だって言われたって、どうしようもありませんよね？

私の棚上げ体質は、幼少期には確立されていたようです。
今日このエッセイを書いて改めて認識しました。