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Day 8 【Visitors】今夜もストレンジャー
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その後協議は朝方まで続き、大体の方向性は決まった。王国としてリオン連に兵を出すことはしないが、国の冒険者を募り協力支援という形で援助する事になった。勿論協力した冒険者には報酬が支払われる。
「くは! ねみー」透も朝まで付き合わされくたくたになっていた。
部屋に帰ってソファーで眠ろうとしていると、また扉が開いた。
「これより国王陛下の謁見が行われます、支度をして謁見の間までお越しください」
親衛隊の兵士に叩き起こされるのであった。バタバタとまわりの部屋から桜たちが起きてくる。
「透! 遅かったけど何かあったの?」
「いや、大したことはないよ、でもねみーよ! あそだ、アリス、学生服出してくれ、桜のも、ついでにナイン、洗浄の魔法で俺らきれいにしてくれない?」
「良いでありんす」
ナインが魔法をかけると、四人ともサッパリした感じになる。
「何かお風呂ほどスッキリしないのよね、魔法って。で制服着るの?」
「一応うちらの正装だろ」
「まあ確かにね」
「他の二人も着替えて、着替えて」
みんないったん自室に戻り、着替えて出てくる。アリエルはグリーン系の衣装、ユイは茶系のものに着替えて、透と桜は詰め襟とセーラー服だった。
「なんか久しぶりだわ、きれいになってるし」
「新しく作り直されるからな、アリスに」
「その格好もかっこいいのです!トールさん」
「褒められちった、ユイもかーいーかーいー」
「準備はいいか? では行くぞ」
ペギーが正装に着替え現れると透たちを謁見の間へと連れて行く。そして大扉を開け、玉座の前まで歩いていく。
「国王陛下、ご登壇!」
国王が、奥から姿を現すと一堂跪いた。
「これより恩賞を受け渡す。透、桜並びにエルフ族のアリエルに銀狼族のユイよ此度のラブラの街の窮地を救った勇敢なる行動に対し、白金貨1000枚を受け渡す、及びそなた等のランクをゴールドとする」
「ははっ!ありがたく頂戴いたします」
透たちはつつがなく儀式を終える。国王が退席し、自分たちもお暇しようとしていると、側近の一人から声をかけられる。
「このあと、青竜の間までご足労願いたい」
「ヘ? わかりました」
透たちはそう答えてこの場を退く。それから四人で従者の人に連れられて青竜の間に向かった。扉を開けるとそこには、国王とペギー、そしてガイアスが待っていた。
「うは! なんかヤバそうな取り合わせ」
「まあそう言うな、ギルドも今回の件に絡むからな。またよろしく頼むぞい」
「うむ、今しがたリオンのワイバーン兵が到着した所じゃ、これから話を聞こうぞ」
そこに側近たちと将軍それにリオンのワイバーン兵士が入って来る。
「リオンの者よ、此度は何があったのだ?」
「急な来訪、誠に申し訳ありません。リオン首相 マキシミリアン様からの伝言でございます。クルーエル帝国の軍が我が国に攻め入ろうとしております、何卒お力添えをお願いしたく参りました」
「して、理由はわかるのか?」
「先日、砦より大森林の向こう側クルーエル帝国に大規模な火災があったと報告があったのですが、それが我が国の先制攻撃だと、直ちに報復攻撃に入ると宣戦布告されまして、我らには寝耳に水な出来事で」
「まあ大義名分を整えとると言う事か、これで我がマリオンの兵を出すわけにも行かなくなったわけじゃ」
「それではリオンは滅びてしまいます!」
「まあ聞け、そこで俺達の出番てわけだな。リオンから冒険者ギルドに依頼を出せ、そうすれば俺たちが出ていける。依頼は戦争参加ではなく、戦争を止めるつう事でお願いできるかな?」
「それならば我ら王宮も報酬を追加できよう」
「はっ!ではそのようにお願いします。私もリオンの戻って首相に伝えねばなりません」
「よしじゃあ、冒険者を集めよう。トールたちはどうする気だ?」
「ああ、俺たちはいったん樹園に向かうぜ。あっちにもリオン連合の使者が行ってるんだろ、情報も仕入れたいしすぐにでも行こうかと」
「よし、では我々の目的は戦争回避じゃ、早急に行動するのじゃ」
「ははっ!」
全員それぞれに解散する。
透たちは自室に戻り、戦闘装備に着替えて集まる。
「えーと、ナインてどうすればいいんだろ? 研究所行くんだよな?」
「わちきも連れてっておくんなまし、役に立つでありんす」
「そりゃそうしたいんだけど、預かってる訳だしな」
「いいんじゃない? 今それどころじゃないし」
「んー、じゃあ行くかみんなで、という事で一回みんな外に出よう、準備しなけりゃな」
「なにかだすの?」
「ああ、時間無いし、亜空間転移してすぐ樹園に行かないとな」
そう言って、皆で城の外、庭に出る。
「よし、アリス頼むわ、X302輸送艇創造」
『はいマスター、X302創造します』
アリスは小型の十人くらいが乗れる飛行機を創造する。
「この世界ではこれでもギリギリかまだ」
『ハイ、まだ大型輸送艇は作るだけのナノマシンズはありません』
周りで見ていた人たちは口をあんぐり開けて驚いている。何もなかった庭にいきなり飛行機現れたのだからしょうがない。
「はーいみなさん、戻ってきてくださーい、ご搭乗手続き開始でーす、ほら桜乗った!次ユイ!ほらほら」
ほうけているみんなを輸送艇に乗せる。今回もペギーが、マリオンからの使者として付いてきている。
「んではシートベルト締めてください! そこ、ユイそのベルトそこに突っ込んで、くっころさんもそうそう、でござるさんこっち来て、ナインござるさんの思考から樹園の中心を読み取れるか?」
〈今からりんくさせるでありんす〉
ナインは目を瞑るとアリエルとダイレクトリンクを試みる。アリエルも目を瞑り二人のおでこのあたりが光だし光のリンクがつながった。
「そんでアリス、ナインとリンクして、座標をインプット、亜空間転移する」
『了解です。マスター』アリスはナインの額に手を当て自身とリンクさせる。ナインは透のナノマシンズを取り込んで成長したため魔素だけではなくナノマシンズともリンクできるのだ。
「よし、離陸」
そう言うと、飛行艇が浮かび上がり王城よりも高い位置まで浮かび上がる。透はここで通信機でガイアスを呼び出す。
「おっさん、ちょっくら行ってくるわ、次の行動はまた連絡するから、そっちも何かあったら連絡お願いするよ」
「おう、気をつけろよ」
そして
『亜空間ドライブ起動、座標セット完了』
アリスがそう告げると、飛行艇の前の空間がひび割れたようになり、ヒビの中心が大きく開いたかと思うと飛行艇は吸い込まれるのだった。
亜空間に入り数秒で目の前の亀裂からもとの空間に飛行艇は出た。
「え! もう着いたの?」
桜が窓から外を見て驚く。アリエルも、目の前にそびえる大樹、そう世界樹を見て
「帰ってきたでござるか!」
そう驚く。するとすぐに、アラート音が鳴り響く。
『マスター、周りをエルフのワイバーン隊が取り囲みました』
「さて、ござるさんの出番ですよ」
と言って、アリエルにマイクを渡す。
「これで話せば外に向かって聞こえるぜ、敵じゃないよって知らせてくれ」
「これに話せばいいのでござるな?」
「ああ」
「親愛なる森の友よ! 我は女王アライアの娘、アリエルである! この船は敵ではない! 兵を下げるのだ」
今度は透たちが口をあんぐりと開けて固まったのだった。
「くは! ねみー」透も朝まで付き合わされくたくたになっていた。
部屋に帰ってソファーで眠ろうとしていると、また扉が開いた。
「これより国王陛下の謁見が行われます、支度をして謁見の間までお越しください」
親衛隊の兵士に叩き起こされるのであった。バタバタとまわりの部屋から桜たちが起きてくる。
「透! 遅かったけど何かあったの?」
「いや、大したことはないよ、でもねみーよ! あそだ、アリス、学生服出してくれ、桜のも、ついでにナイン、洗浄の魔法で俺らきれいにしてくれない?」
「良いでありんす」
ナインが魔法をかけると、四人ともサッパリした感じになる。
「何かお風呂ほどスッキリしないのよね、魔法って。で制服着るの?」
「一応うちらの正装だろ」
「まあ確かにね」
「他の二人も着替えて、着替えて」
みんないったん自室に戻り、着替えて出てくる。アリエルはグリーン系の衣装、ユイは茶系のものに着替えて、透と桜は詰め襟とセーラー服だった。
「なんか久しぶりだわ、きれいになってるし」
「新しく作り直されるからな、アリスに」
「その格好もかっこいいのです!トールさん」
「褒められちった、ユイもかーいーかーいー」
「準備はいいか? では行くぞ」
ペギーが正装に着替え現れると透たちを謁見の間へと連れて行く。そして大扉を開け、玉座の前まで歩いていく。
「国王陛下、ご登壇!」
国王が、奥から姿を現すと一堂跪いた。
「これより恩賞を受け渡す。透、桜並びにエルフ族のアリエルに銀狼族のユイよ此度のラブラの街の窮地を救った勇敢なる行動に対し、白金貨1000枚を受け渡す、及びそなた等のランクをゴールドとする」
「ははっ!ありがたく頂戴いたします」
透たちはつつがなく儀式を終える。国王が退席し、自分たちもお暇しようとしていると、側近の一人から声をかけられる。
「このあと、青竜の間までご足労願いたい」
「ヘ? わかりました」
透たちはそう答えてこの場を退く。それから四人で従者の人に連れられて青竜の間に向かった。扉を開けるとそこには、国王とペギー、そしてガイアスが待っていた。
「うは! なんかヤバそうな取り合わせ」
「まあそう言うな、ギルドも今回の件に絡むからな。またよろしく頼むぞい」
「うむ、今しがたリオンのワイバーン兵が到着した所じゃ、これから話を聞こうぞ」
そこに側近たちと将軍それにリオンのワイバーン兵士が入って来る。
「リオンの者よ、此度は何があったのだ?」
「急な来訪、誠に申し訳ありません。リオン首相 マキシミリアン様からの伝言でございます。クルーエル帝国の軍が我が国に攻め入ろうとしております、何卒お力添えをお願いしたく参りました」
「して、理由はわかるのか?」
「先日、砦より大森林の向こう側クルーエル帝国に大規模な火災があったと報告があったのですが、それが我が国の先制攻撃だと、直ちに報復攻撃に入ると宣戦布告されまして、我らには寝耳に水な出来事で」
「まあ大義名分を整えとると言う事か、これで我がマリオンの兵を出すわけにも行かなくなったわけじゃ」
「それではリオンは滅びてしまいます!」
「まあ聞け、そこで俺達の出番てわけだな。リオンから冒険者ギルドに依頼を出せ、そうすれば俺たちが出ていける。依頼は戦争参加ではなく、戦争を止めるつう事でお願いできるかな?」
「それならば我ら王宮も報酬を追加できよう」
「はっ!ではそのようにお願いします。私もリオンの戻って首相に伝えねばなりません」
「よしじゃあ、冒険者を集めよう。トールたちはどうする気だ?」
「ああ、俺たちはいったん樹園に向かうぜ。あっちにもリオン連合の使者が行ってるんだろ、情報も仕入れたいしすぐにでも行こうかと」
「よし、では我々の目的は戦争回避じゃ、早急に行動するのじゃ」
「ははっ!」
全員それぞれに解散する。
透たちは自室に戻り、戦闘装備に着替えて集まる。
「えーと、ナインてどうすればいいんだろ? 研究所行くんだよな?」
「わちきも連れてっておくんなまし、役に立つでありんす」
「そりゃそうしたいんだけど、預かってる訳だしな」
「いいんじゃない? 今それどころじゃないし」
「んー、じゃあ行くかみんなで、という事で一回みんな外に出よう、準備しなけりゃな」
「なにかだすの?」
「ああ、時間無いし、亜空間転移してすぐ樹園に行かないとな」
そう言って、皆で城の外、庭に出る。
「よし、アリス頼むわ、X302輸送艇創造」
『はいマスター、X302創造します』
アリスは小型の十人くらいが乗れる飛行機を創造する。
「この世界ではこれでもギリギリかまだ」
『ハイ、まだ大型輸送艇は作るだけのナノマシンズはありません』
周りで見ていた人たちは口をあんぐり開けて驚いている。何もなかった庭にいきなり飛行機現れたのだからしょうがない。
「はーいみなさん、戻ってきてくださーい、ご搭乗手続き開始でーす、ほら桜乗った!次ユイ!ほらほら」
ほうけているみんなを輸送艇に乗せる。今回もペギーが、マリオンからの使者として付いてきている。
「んではシートベルト締めてください! そこ、ユイそのベルトそこに突っ込んで、くっころさんもそうそう、でござるさんこっち来て、ナインござるさんの思考から樹園の中心を読み取れるか?」
〈今からりんくさせるでありんす〉
ナインは目を瞑るとアリエルとダイレクトリンクを試みる。アリエルも目を瞑り二人のおでこのあたりが光だし光のリンクがつながった。
「そんでアリス、ナインとリンクして、座標をインプット、亜空間転移する」
『了解です。マスター』アリスはナインの額に手を当て自身とリンクさせる。ナインは透のナノマシンズを取り込んで成長したため魔素だけではなくナノマシンズともリンクできるのだ。
「よし、離陸」
そう言うと、飛行艇が浮かび上がり王城よりも高い位置まで浮かび上がる。透はここで通信機でガイアスを呼び出す。
「おっさん、ちょっくら行ってくるわ、次の行動はまた連絡するから、そっちも何かあったら連絡お願いするよ」
「おう、気をつけろよ」
そして
『亜空間ドライブ起動、座標セット完了』
アリスがそう告げると、飛行艇の前の空間がひび割れたようになり、ヒビの中心が大きく開いたかと思うと飛行艇は吸い込まれるのだった。
亜空間に入り数秒で目の前の亀裂からもとの空間に飛行艇は出た。
「え! もう着いたの?」
桜が窓から外を見て驚く。アリエルも、目の前にそびえる大樹、そう世界樹を見て
「帰ってきたでござるか!」
そう驚く。するとすぐに、アラート音が鳴り響く。
『マスター、周りをエルフのワイバーン隊が取り囲みました』
「さて、ござるさんの出番ですよ」
と言って、アリエルにマイクを渡す。
「これで話せば外に向かって聞こえるぜ、敵じゃないよって知らせてくれ」
「これに話せばいいのでござるな?」
「ああ」
「親愛なる森の友よ! 我は女王アライアの娘、アリエルである! この船は敵ではない! 兵を下げるのだ」
今度は透たちが口をあんぐりと開けて固まったのだった。
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