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小話

特別版 ハロウィーン

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妊娠前の時間帯です


「トリックオアトリート!!」
「…マリース?何?」
…むぅ
やっぱり知らない…
「お菓子くれなきゃイタズラするぞ!!」
「イタズラね…」
「きゃあっ!!」
私はレイに抱き寄せられた。
「可愛い格好して…誘ってるの?」
可愛い!?
可愛いって言った!?
私の自信作褒められた~
私は自分で作った魔女の服を着ていた。
ちょっと布が足らなくてスカートが短くなっちゃったけど…
「これ可愛い?」
「可愛いよ。閉じ込めたくなるぐらい」
「監禁はダメですわ!!」
監禁されたくありません!!
「…もう…それでお菓子とイタズラどっちにするんですの?」
「イタズラ一択」
なんで!?
「…む…ぅ…」
イタズラの仕方なんて知らないよ~
ど…どうすれば…
「にゃ…にゃーん」
私はあまりにも思いつかなくて猫の真似をした。
「…それがイタズラ?」
「は…恥ずかし…い…」
効いてませんし!!
「…僕にとってはただただ可愛いだけなんだけど…それと…」
カチャ
「メイドの人払いもしたし…2人きりだね」
こ…怖いですの!!
「だ…誰か助けてくださいぃぃ!!」
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