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「…んっ?」
私はいつもと違う感じだと思った。
目の前にシン様が寝ていること?
違う…
いつもよりシン様が小さく見えること?
ちが…
「…え?」
本当にシン様がいつもより小さく見えた。
違う私が大きくなっていたのだ。
「え?急成長?でもなんで?今までもちゃんと大きくなってたよね????」
私の頭の中が?でいっぱいになる頃シン様が目を覚ました。
「…リィ。おはよう。」
「おはようございますシン様。」
「…リィ大きくなった?」
「…やっぱり分かりますよね…」
私は前より5cm程大きくなった。
身長が大きくなったのもあるが髪も長くなった。
まるで今まで溜まっていたものが一気に流れ出たかのように…
「…ふぇぇ…シン様どうしましょう。」
「…大きくなったってことは服のサイズが合わないか…」
「…いえ。服のサイズは変わってません。ただ…」
私はそこで俯いた。
「ただ…なんだ?」
「……長い髪っていうのが…シン様にさっきから踏まれてるんです…」
私の髪は私の身長も長くしかも先端の方はシン様の体の下に踏まれていた。
「悪い!!」
シン様はすぐにベットからおりた。
「…いえ…急成長でしたので…長い髪…どうしよう。縛らなきゃ…」
私はベットからおりて自分の髪をどうしようか悩んだ。
「…俺外出るわ。着替えにくいだろ?」
「あ…そうしていただけると嬉しいです。」
私がそう言うとシン様は部屋を出て行った。
私はいつもと違う感じだと思った。
目の前にシン様が寝ていること?
違う…
いつもよりシン様が小さく見えること?
ちが…
「…え?」
本当にシン様がいつもより小さく見えた。
違う私が大きくなっていたのだ。
「え?急成長?でもなんで?今までもちゃんと大きくなってたよね????」
私の頭の中が?でいっぱいになる頃シン様が目を覚ました。
「…リィ。おはよう。」
「おはようございますシン様。」
「…リィ大きくなった?」
「…やっぱり分かりますよね…」
私は前より5cm程大きくなった。
身長が大きくなったのもあるが髪も長くなった。
まるで今まで溜まっていたものが一気に流れ出たかのように…
「…ふぇぇ…シン様どうしましょう。」
「…大きくなったってことは服のサイズが合わないか…」
「…いえ。服のサイズは変わってません。ただ…」
私はそこで俯いた。
「ただ…なんだ?」
「……長い髪っていうのが…シン様にさっきから踏まれてるんです…」
私の髪は私の身長も長くしかも先端の方はシン様の体の下に踏まれていた。
「悪い!!」
シン様はすぐにベットからおりた。
「…いえ…急成長でしたので…長い髪…どうしよう。縛らなきゃ…」
私はベットからおりて自分の髪をどうしようか悩んだ。
「…俺外出るわ。着替えにくいだろ?」
「あ…そうしていただけると嬉しいです。」
私がそう言うとシン様は部屋を出て行った。
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