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「はぁ…」
タール様の溺愛に疲れたわ…
なぜか父様も復活してるし…
子供達は部屋に行かせたから大丈夫なはずだけど…
「王妃様!!」
「何?ランにしては騒がしいわね。」
「姫様と王子様が!!」
「ルナとサンがどうしたの!?」
私が急に立ち上がったため椅子が倒れたがそんな場合じゃない
「誘拐されました…」
「ふぅん…王宮に忍び込んでねぇ…私の時と手口一緒じゃない。どうせ奴隷にでもする気でしょう。ラン。タール様には伝えた?」
「今スミレが行ってます。」
「私誘拐犯の所行くわ。タール様に言っといて。また約束破るって。私の子供達の所へ転移!!」
魔法って便利だわ~
「ん~!!」
やっぱり予想通り誘拐犯はルナ達を縛ってたわ
「私の可愛い子供達に何してくれてるのかしら?」
「ちっ…もう追手が来たか!!だが女だ!!あいつも捕らえろ!!」
「…私を捕らえるつもり?」
「ぷはっ…お母様助けて!!」
「言われなくても助けるわ。氷の風。」
私はルナ達の元へ歩いた。
周りの敵は全部凍らせたし
「ルナ。サン。大丈夫?」
「お母様…怖かったよぉ…」
「…お母様。すみません…僕男なのにルナを守れなかった…」
「いいのよ。2人ともまだ子供なんだもの。泣いていいのよ。」
その時私の後ろから男が斬りかかってきた。
氷が溶けたようだ
「なんで感動の再会を邪魔するのかしら!!」
私はルナ達を抱えたまま立ち上がり後ろに蹴飛ばした。
「ルナ、サン。ここで大人しくしたなさい。怖いなら目を閉じてていいわ。」
「うん…」
「ルナ。僕がついてるから大丈夫だよ。」
あら可愛い
小さなボディーガードね
「それじゃあサン。ルナを頼んだわよ。」
「はいお母様。」
…さて
タール様が来るまで時間あるだろうし
たくさん遊んであげようかしら
「私の子供を泣かせたんだから…ただじゃ置かないわよ。」
「やっちまえ!!」
あいつが親玉か…
てかやっちまえって古くね?
大体負けるヤツのセリフだし
「精神凍結。」
動きが止まった
まぁそうだよね
「殺さない程度にやったつもりだったんだけどな~」
数分後~
「シュルク!!ルナ!!サン!!」
タール様が到着した
「タール様。遅いわよ。」
「…シュルクどういうこと?これ?」
まぁそう思うのも不思議じゃないよね
だって私今男の上に座って親玉を足で踏みつけてるんだもん
しかも親玉Mみたいだから喜ぶから気持ち悪いんだよね
「ん~?ルナを泣かせたから先に成敗しただけよ?」
「…その踏んでるやつは?」
「親玉~えへへ~数分で終わっちゃった~」
「…シュルク。帰ろうか。穢れるよ?」
「分かった。」
「あはん。もっと踏んで~」
「キモいわ!!」
なんで立ち上がった時にこいつ踏んじゃったんだろう…
蹴り飛ばしたけどなんか喜んでるし…
「タール様。こいつ…拷問する?それとも処刑?」
「そんなの処刑に決まってるでしょ。僕達の子を傷つけたんだから。」
「ルナ。サン。帰ろ。」
「ふぇ…お母様ぁぁ…」
ルナは私に飛びついてきた。
サンは私のスカートを掴んだ。
「よしよし…怖かったね。」
「お母様。ルナは泣き虫なの。」
「そうなの?」
「ひっく…ひっく…」
「可愛い顔が台無しよ?帰りましょう。私達のお家へ。」
私達は私達の家に帰った。
…ランに泣きつかれたけど
タール様の溺愛に疲れたわ…
なぜか父様も復活してるし…
子供達は部屋に行かせたから大丈夫なはずだけど…
「王妃様!!」
「何?ランにしては騒がしいわね。」
「姫様と王子様が!!」
「ルナとサンがどうしたの!?」
私が急に立ち上がったため椅子が倒れたがそんな場合じゃない
「誘拐されました…」
「ふぅん…王宮に忍び込んでねぇ…私の時と手口一緒じゃない。どうせ奴隷にでもする気でしょう。ラン。タール様には伝えた?」
「今スミレが行ってます。」
「私誘拐犯の所行くわ。タール様に言っといて。また約束破るって。私の子供達の所へ転移!!」
魔法って便利だわ~
「ん~!!」
やっぱり予想通り誘拐犯はルナ達を縛ってたわ
「私の可愛い子供達に何してくれてるのかしら?」
「ちっ…もう追手が来たか!!だが女だ!!あいつも捕らえろ!!」
「…私を捕らえるつもり?」
「ぷはっ…お母様助けて!!」
「言われなくても助けるわ。氷の風。」
私はルナ達の元へ歩いた。
周りの敵は全部凍らせたし
「ルナ。サン。大丈夫?」
「お母様…怖かったよぉ…」
「…お母様。すみません…僕男なのにルナを守れなかった…」
「いいのよ。2人ともまだ子供なんだもの。泣いていいのよ。」
その時私の後ろから男が斬りかかってきた。
氷が溶けたようだ
「なんで感動の再会を邪魔するのかしら!!」
私はルナ達を抱えたまま立ち上がり後ろに蹴飛ばした。
「ルナ、サン。ここで大人しくしたなさい。怖いなら目を閉じてていいわ。」
「うん…」
「ルナ。僕がついてるから大丈夫だよ。」
あら可愛い
小さなボディーガードね
「それじゃあサン。ルナを頼んだわよ。」
「はいお母様。」
…さて
タール様が来るまで時間あるだろうし
たくさん遊んであげようかしら
「私の子供を泣かせたんだから…ただじゃ置かないわよ。」
「やっちまえ!!」
あいつが親玉か…
てかやっちまえって古くね?
大体負けるヤツのセリフだし
「精神凍結。」
動きが止まった
まぁそうだよね
「殺さない程度にやったつもりだったんだけどな~」
数分後~
「シュルク!!ルナ!!サン!!」
タール様が到着した
「タール様。遅いわよ。」
「…シュルクどういうこと?これ?」
まぁそう思うのも不思議じゃないよね
だって私今男の上に座って親玉を足で踏みつけてるんだもん
しかも親玉Mみたいだから喜ぶから気持ち悪いんだよね
「ん~?ルナを泣かせたから先に成敗しただけよ?」
「…その踏んでるやつは?」
「親玉~えへへ~数分で終わっちゃった~」
「…シュルク。帰ろうか。穢れるよ?」
「分かった。」
「あはん。もっと踏んで~」
「キモいわ!!」
なんで立ち上がった時にこいつ踏んじゃったんだろう…
蹴り飛ばしたけどなんか喜んでるし…
「タール様。こいつ…拷問する?それとも処刑?」
「そんなの処刑に決まってるでしょ。僕達の子を傷つけたんだから。」
「ルナ。サン。帰ろ。」
「ふぇ…お母様ぁぁ…」
ルナは私に飛びついてきた。
サンは私のスカートを掴んだ。
「よしよし…怖かったね。」
「お母様。ルナは泣き虫なの。」
「そうなの?」
「ひっく…ひっく…」
「可愛い顔が台無しよ?帰りましょう。私達のお家へ。」
私達は私達の家に帰った。
…ランに泣きつかれたけど
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