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6年後~(シュルク15歳)
ぬべしっ!!
痛た…
また落っこちた…
「もう…なんで落っこちるのよ…」
私はまたベットの上に上がった。
最近よく落ちるんだよな~
柵欲しい…
「痛いもん。」
独り言だ
メイドいないよね?
痛いなんて言ったら医者が飛んできそう…
「シュルク。おはよう。」
「ん…タール様おはよ。」
1番はタール様だったか~
昔と変わらないね~
「…ランは?」
「ランは仕事。普通夫よりもメイドのこと気にする?」

拗ねた
「…私タール様のことが1番好きだよ?」
「…都合いいね。」
タール様は私を抱きしめた。
「悪い?」
「いいや。小さい時から全く変わらないからね。」
「…そういえばタール様。なんでここに来たの?」
「結婚を公式に発表する時の話なんだけど…」
「あそっか。式典あるんだったね。」
「…シュルクは出ない。」
「なんで!?私楽しみだったのに!!」
「なんでも。いいね?その日は部屋から出ちゃいけないよ?」
「は~い…」
タール様のことだ…
何か理由があるんだろう…
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