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#38 お願いって?
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「それにしても夏公演って何やるんだろう……?気になることばかりだな……」
ずっと、ぼーっとしているとスピーカーから放送がなる。
『劇団科の1,2年生は1時10分にレッスン室1に集まってください。繰り返します。劇団科の1,2年生はレッスン室1に集まってください。』
「っ…!?もうすぐ昼休み終わるのに急にレッスン室集合!?」
里菜は慌ててダッシュでレッスン室へ向かい、着席し、先生がレッスン室に入ってきた。
演劇講師 ケイト「…あ、みんないる?誰か休んでいる子とかはいない?」
女子1「おそらく全員来てます!」
演劇講師 ケイト「そう。それなら大丈夫ね。」
女子2「先生、どうして急に放送を?」
演劇講師 ケイト「もう2年生は去年も行ったから分かっていると思うけど夏合宿よ。2泊3日、外に出て練習して学んでもらうわ。ただ遊びじゃないからメリハリをつけるように。」
里菜「(先に公演じゃなくて夏合宿があるんだ……!)」
演劇講師 ケイト「そして、合宿が終わったあとにすぐ夏公演が始まるからきちんと自覚を持ちなさい。」
劇団科1,2年生全員「はい!」
演劇講師 ケイト「それじゃあ話は終わり。みんな解散。」
よしと立ち上がって喋りながら教室へ戻っていく。里菜も戻ろうとした時、
演劇講師 ケイト「あ、坂口さん ちょっといい?」
里菜「あっ、なんですか?」
すっと体を振り返る。
演劇講師 ケイト「最近練習ははかどってる?」
里菜「…?毎日頑張ってますけど…何かあるのですか?」
演劇講師 ケイト「少しお願いがあるんだけど……」
ケイトは里菜に話す。
里菜「ええええええぇっ───!?!?!?!?」
里菜は目を見開いて驚いた。
ケイト「ってことだから……その日は大丈夫?」
里菜「だ、大丈夫です…!!や、やらせていただきますっ……!!!」
ケイト「よかった。また後日連絡するからチェックしておいて。じゃあもうすぐ昼休みも終わるし、私は職員室に戻るから、坂口さんも早く教室に戻るのよ。それじゃあまた放課後練習に。」
里菜「は、はいっ……!!」
「(し、し、信じられない………!!こ、これって………夢じゃないよね………!?!?)」
顔を赤らめて顔を手で隠す里菜。ケイトからのお願いを引き受けて、何処か恥ずかしそうな顔をする。
そして午後の授業が始まり、ケイトは職員室に戻る中 シオンが学校にやってきた。
演劇講師 ケイト「あら、シオン。いいところに来たわね。」
シオン「はい。あの、坂口さ……」
演劇講師 ケイト「シオンにお願いがあるんだけど頼んでも大丈夫?」
シオン「左様でございます。何か御用ですか?」
演劇講師 ケイト「それはね………」
ケイトはシオンに話す。
シオン「っ、……!!!!」
演劇講師 ケイト「っていうことだからよろしく頼むわね。じゃあ。」
シオン「は、はい。」
「(嘘…………?? 私があの子と………??)」
ずっと、ぼーっとしているとスピーカーから放送がなる。
『劇団科の1,2年生は1時10分にレッスン室1に集まってください。繰り返します。劇団科の1,2年生はレッスン室1に集まってください。』
「っ…!?もうすぐ昼休み終わるのに急にレッスン室集合!?」
里菜は慌ててダッシュでレッスン室へ向かい、着席し、先生がレッスン室に入ってきた。
演劇講師 ケイト「…あ、みんないる?誰か休んでいる子とかはいない?」
女子1「おそらく全員来てます!」
演劇講師 ケイト「そう。それなら大丈夫ね。」
女子2「先生、どうして急に放送を?」
演劇講師 ケイト「もう2年生は去年も行ったから分かっていると思うけど夏合宿よ。2泊3日、外に出て練習して学んでもらうわ。ただ遊びじゃないからメリハリをつけるように。」
里菜「(先に公演じゃなくて夏合宿があるんだ……!)」
演劇講師 ケイト「そして、合宿が終わったあとにすぐ夏公演が始まるからきちんと自覚を持ちなさい。」
劇団科1,2年生全員「はい!」
演劇講師 ケイト「それじゃあ話は終わり。みんな解散。」
よしと立ち上がって喋りながら教室へ戻っていく。里菜も戻ろうとした時、
演劇講師 ケイト「あ、坂口さん ちょっといい?」
里菜「あっ、なんですか?」
すっと体を振り返る。
演劇講師 ケイト「最近練習ははかどってる?」
里菜「…?毎日頑張ってますけど…何かあるのですか?」
演劇講師 ケイト「少しお願いがあるんだけど……」
ケイトは里菜に話す。
里菜「ええええええぇっ───!?!?!?!?」
里菜は目を見開いて驚いた。
ケイト「ってことだから……その日は大丈夫?」
里菜「だ、大丈夫です…!!や、やらせていただきますっ……!!!」
ケイト「よかった。また後日連絡するからチェックしておいて。じゃあもうすぐ昼休みも終わるし、私は職員室に戻るから、坂口さんも早く教室に戻るのよ。それじゃあまた放課後練習に。」
里菜「は、はいっ……!!」
「(し、し、信じられない………!!こ、これって………夢じゃないよね………!?!?)」
顔を赤らめて顔を手で隠す里菜。ケイトからのお願いを引き受けて、何処か恥ずかしそうな顔をする。
そして午後の授業が始まり、ケイトは職員室に戻る中 シオンが学校にやってきた。
演劇講師 ケイト「あら、シオン。いいところに来たわね。」
シオン「はい。あの、坂口さ……」
演劇講師 ケイト「シオンにお願いがあるんだけど頼んでも大丈夫?」
シオン「左様でございます。何か御用ですか?」
演劇講師 ケイト「それはね………」
ケイトはシオンに話す。
シオン「っ、……!!!!」
演劇講師 ケイト「っていうことだからよろしく頼むわね。じゃあ。」
シオン「は、はい。」
「(嘘…………?? 私があの子と………??)」
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