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#1 ドキドキの最終審査
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タクシーで移動すること10分。
里菜「ここが…最終審査が行われる夢ヶ原芸能学校本校でシオン様が通っている学校…」
里菜は今日、入学が出来るか出来ないか運命の分かれ道である最終審査を受ける。一次審査、二次審査は各地域の会場で筆記試験、面接を受け見事に合格した。いよいよ、三次審査でもあり最終審査をシオンが通う本校で受ける。
里菜「いっぱい練習したから大丈夫…よし!」
里菜は夢ヶ原芸能学校へ入る。最終審査はアイドル科、俳優科、女優科、劇団科など人それぞれ受ける場所が違う。里菜はシオンと同じ劇団科を選択した。アイドル科とは少し違い、劇団科は歌、ダンス、演劇をまとめて厳しい練習をする。受験者はロッカーで練習着に着替える。
里菜 (どうしよう!シオン様と生で会うなんて緊張して口から心臓出るかも…!!)
劇団科の最終審査は星堂シオンが特別審査員として直接ご対面が出来る。歌とダンスと演劇を披露するのだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
そして、1時間後…
里菜「やばい!!もう私の番が来ちゃう…!」
ダンストレーナー「それでは、次の方。」
里菜「っ!はい!」
里菜は扉をノックする。
里菜「…失礼します。(っ!!いた─────!!)」
里奈の目の前にダンストレーナー、ボーカルトレーナー、演劇講師、そして 星堂シオン本人がいた。里菜は入り、前に立った。
里菜「受験番号3475番。坂口 里菜です。よろしくお願いします。」
シオン「っ…!(あの服はもしかして私の…!?)」
里菜が着ている服はシオンが中学生の時に着ていた練習着のTシャツだ。
ボーカルトレーナー グレイス「まずは歌を聴かせて貰ってもいいですか?」
里菜「はい。」
ボーカルトレーナー グレイス「曲名は何ですか?」
里菜「A whole new world(アホールニューワールド)です。」
シオン「!!!」
ボーカルトレーナー グレイス「それでは始めて下さい。」
里菜は軽い気持ちで歌い出した。心地よく歌を歌っている。
シオン (私がジャスミン役として歌った曲だわ…!)
・・・・・・・・・・・・・・・
ダンストレーナー ベル「次はダンスを見せてくれないかしらぁ?」
里菜「はい!ダンスは少し自信はありませんが、頑張ります!」
次はダンスを見せる。ハツラツとしたステップで笑顔を見せながら、里菜は踊る。
・・・・・・・・・・・・・・・
演劇講師 ケイト「最後に演劇を見せて下さい。」
里菜「はい。アラジンを披露したいと思います。」
里菜は1度落ち着き、目を閉じる。里菜が演じるのは、シオンが初公演でやっていた ジャスミン役だ。里菜は目を開ける。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
演劇講師ケイト「どうだい?良ければ一緒に乗ってみないかい?宮殿を抜け出して、世の中を見るんだ。」
里菜「平気なの……?」
演劇講師 ケイト「僕を信じろ!」
里菜「っ…なんですって…?」
演劇講師 ケイト「僕を信じろ!」
里菜「…いいわ……!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最終審査は終わり、ボーカルトレーナー、ダンストレーナー、演劇講師、シオンは拍手をする。
里菜「ありがとうございました!」
ダンストレーナー ベル「坂口さん お疲れ様でしたぁー」
演劇講師 ケイト「最終審査は終了です。それでは合格発表まで待機スペースにてお待ち下さい。」
里菜「ありがとうございました!失礼します!」
ドアを閉め、里菜の最終審査は終了した。
ボーカルトレーナー グレイス「さっきのあの子、歌がとても上手でしたね。」
ダンストレーナー ベル「いや ダンスもよぉ!明るいダンスが凄く目立ってたわぁ!」
演劇講師 ケイト 「ボーカルもダンスも演技も 坂口さんはとても上手でしたね。…あっ、シオンはどう思った?」
シオン「……えぇ…。(坂口 里菜ちゃん…私が初公演の時に歌った曲とセリフを覚えてるなんて…)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2時間後…
合格発表の紙を持ってきた。
演劇講師 ケイト「それでは、劇団科最終審査の合格者を発表致します。合格された方は受付までお越しください。」
ボーカルトレーナー グレイス「では結果を発表致します!」
ついに合格発表の紙を貼りだした。合格すれば、夢ヶ原芸能学校に入学が出来る。
受験者全員「わああああああああああああああああ!!!」
里菜「………あっ!!あった────!!!!あった─────!!!!」
里菜の番号を見つけた。
里菜「やった───────!!!!受付行こっと!!!!!!」
里菜「ここが…最終審査が行われる夢ヶ原芸能学校本校でシオン様が通っている学校…」
里菜は今日、入学が出来るか出来ないか運命の分かれ道である最終審査を受ける。一次審査、二次審査は各地域の会場で筆記試験、面接を受け見事に合格した。いよいよ、三次審査でもあり最終審査をシオンが通う本校で受ける。
里菜「いっぱい練習したから大丈夫…よし!」
里菜は夢ヶ原芸能学校へ入る。最終審査はアイドル科、俳優科、女優科、劇団科など人それぞれ受ける場所が違う。里菜はシオンと同じ劇団科を選択した。アイドル科とは少し違い、劇団科は歌、ダンス、演劇をまとめて厳しい練習をする。受験者はロッカーで練習着に着替える。
里菜 (どうしよう!シオン様と生で会うなんて緊張して口から心臓出るかも…!!)
劇団科の最終審査は星堂シオンが特別審査員として直接ご対面が出来る。歌とダンスと演劇を披露するのだ。
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そして、1時間後…
里菜「やばい!!もう私の番が来ちゃう…!」
ダンストレーナー「それでは、次の方。」
里菜「っ!はい!」
里菜は扉をノックする。
里菜「…失礼します。(っ!!いた─────!!)」
里奈の目の前にダンストレーナー、ボーカルトレーナー、演劇講師、そして 星堂シオン本人がいた。里菜は入り、前に立った。
里菜「受験番号3475番。坂口 里菜です。よろしくお願いします。」
シオン「っ…!(あの服はもしかして私の…!?)」
里菜が着ている服はシオンが中学生の時に着ていた練習着のTシャツだ。
ボーカルトレーナー グレイス「まずは歌を聴かせて貰ってもいいですか?」
里菜「はい。」
ボーカルトレーナー グレイス「曲名は何ですか?」
里菜「A whole new world(アホールニューワールド)です。」
シオン「!!!」
ボーカルトレーナー グレイス「それでは始めて下さい。」
里菜は軽い気持ちで歌い出した。心地よく歌を歌っている。
シオン (私がジャスミン役として歌った曲だわ…!)
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ダンストレーナー ベル「次はダンスを見せてくれないかしらぁ?」
里菜「はい!ダンスは少し自信はありませんが、頑張ります!」
次はダンスを見せる。ハツラツとしたステップで笑顔を見せながら、里菜は踊る。
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演劇講師 ケイト「最後に演劇を見せて下さい。」
里菜「はい。アラジンを披露したいと思います。」
里菜は1度落ち着き、目を閉じる。里菜が演じるのは、シオンが初公演でやっていた ジャスミン役だ。里菜は目を開ける。
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演劇講師ケイト「どうだい?良ければ一緒に乗ってみないかい?宮殿を抜け出して、世の中を見るんだ。」
里菜「平気なの……?」
演劇講師 ケイト「僕を信じろ!」
里菜「っ…なんですって…?」
演劇講師 ケイト「僕を信じろ!」
里菜「…いいわ……!」
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最終審査は終わり、ボーカルトレーナー、ダンストレーナー、演劇講師、シオンは拍手をする。
里菜「ありがとうございました!」
ダンストレーナー ベル「坂口さん お疲れ様でしたぁー」
演劇講師 ケイト「最終審査は終了です。それでは合格発表まで待機スペースにてお待ち下さい。」
里菜「ありがとうございました!失礼します!」
ドアを閉め、里菜の最終審査は終了した。
ボーカルトレーナー グレイス「さっきのあの子、歌がとても上手でしたね。」
ダンストレーナー ベル「いや ダンスもよぉ!明るいダンスが凄く目立ってたわぁ!」
演劇講師 ケイト 「ボーカルもダンスも演技も 坂口さんはとても上手でしたね。…あっ、シオンはどう思った?」
シオン「……えぇ…。(坂口 里菜ちゃん…私が初公演の時に歌った曲とセリフを覚えてるなんて…)」
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2時間後…
合格発表の紙を持ってきた。
演劇講師 ケイト「それでは、劇団科最終審査の合格者を発表致します。合格された方は受付までお越しください。」
ボーカルトレーナー グレイス「では結果を発表致します!」
ついに合格発表の紙を貼りだした。合格すれば、夢ヶ原芸能学校に入学が出来る。
受験者全員「わああああああああああああああああ!!!」
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里菜「やった───────!!!!受付行こっと!!!!!!」
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