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第二章 冒険の始まり
冒険者登録
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、、、俺は今、ボン爺に貰ったメダルを手に領主の館の前に来ていた。
俺「すいません、私はナオト・クホウと申します。ボン・ボボン様に取り次いで頂けませんでしょうか?」
番兵「しばしお待ちを。」
待つこと10分、、、
ボン爺「エライ早く面会しに来おったゾイな。どうしたんゾイ?」
俺「いやー、冒険者協会に登録しに行ったんですけど、、、13歳未満は大人の推薦者が必要らしくて、、、」
ボン爺「チャライはどうしたんゾイ?」
俺「いや、、、、なんて言うか、、、その、、、チャライは冒険者協会に入れなくて、、、、、、協会の前で別れたんですよ、、、」
俺は冒険者協会前の看板の件をやんわり伝える。
ボン爺「はぁぁぁ。」
ボン爺は頭を抱える。
ボン爺「すまんゾイ、おい、そこの君、すまんがこの坊主に付き添って冒険者協会へ推薦者として行って貰えんか?ゾイ」
番兵「はっ!かしこまりました!」
俺「なんか、すんません。」
再度、冒険者協会前
ついさっき娼館の前をウロウロして、おばちゃんに塩みたいな物を投げつけられていたチャライが見えた様な気もするが、、、忘れよう。
ギィー
俺は番兵のおっちゃんを引き連れ再度、冒険者協会に入る。
受付の前に立ち
俺「冒険者登録をしたいんですが、、、」
受付「はいっ。あっ!さっきの僕、、、、推薦者は連れてこれたみたいですね。」
俺「はい。」
受付「それでは登録料、30000エルとステータスプレートをお渡し下さい。推薦者の方もステータスプレートの提出を御願い致します。」
俺は銀貨2枚とステータスプレートを、お姉さんに渡す。(あれ?銀貨5枚じゃなかったっけ?国によって違うのかな?
)
番兵のおっちゃんもステータスプレートを渡す。
受付「はい。お預かりしました。推薦者の方もありがとうございます。ステータスプレートをご返却いたします。冒険者カードの作成にはもうしばらくお待ち頂くことになりますが、一緒にお待ちになられますか?」
番兵「いえ、職務中ですので、此にて失礼させていただく。」
俺「番兵さん、ありがとうございました。」
番兵「では。」
番兵はギルドから出て行く領主の館ではなく、娼館の方へ走り去っていった、、、、
受付「冒険者カードの作成には、もうしばらくかかります。丁度今、別室にて冒険者規則の説明をさせて頂きます。こちらにどうぞ。」
促されるまま別室へ
別室には11~20歳くらいの男女11人が座っていた。
冒険者規則の講習は受付のお姉さんではなく、厳ついオッサンだった。
オッサン曰く
冒険者にはテンプレ通りランク制度がある
S級 人外・バケモノ ・現在世界に12人いる
A級 超人・現在世界に1000人くらい
B級 天才、凡人にはたどり着けない・現在世界に5000人くらい
C級 凡人の到達点・それなりにいる。
D級 一人前・D級で冒険者生活を終える人が多い。
E級 半人前・死亡率最多
F級 ひよっこ
G級 タマゴ←俺
依頼にもランク分けがあり、自身のランク以外は受けられない。
複数人でパーティーを組めるのはランク差一つ以内。
例えばB級冒険者とC級冒険者はパーティーが組めるが、B級冒険者とD級冒険者はパーティーが組めない。
曰く、養殖冒険者が増えるのを防止する為とか。
破るとかなり厳しい罰則があるらしい。
例外として初心者用の講習制度があるらしく、早速申し込んだ。初心者講習は二日間との事。
銀貨2枚取られたが、、、、
また、冒険者が犯罪を冒すと地の底まで追いかけてくるらしい。所謂、ハグレ冒険者と呼ばれるらしい。ハグレを捕まえる(死体でも良い)と結論な賞金を貰えるらしい。
オッサン「以上、講習を終わる。初心者講習を受ける者は今から配る受領書を受付に渡せば無料で協会内の仮眠室で泊まることが出来る。宿泊しない者は、明日の朝8時に協会前に集合、遅れた者は置いて行く。以上、解散!」
俺は足早に受付へ行き、今日の寝床を確保するのであった。
仮眠室は二畳ほどの部屋にベッドが1つそれだけだった。
時間は夕方に差し掛かっており、夕食は節約の為、「収納」内にはいっていたゴブリン島産バナナですまし、眠りについた。
ちなみに初心者講習は機材備品などは協会で準備するので、寧ろ手ぶらで来いとの事。
俺「すいません、私はナオト・クホウと申します。ボン・ボボン様に取り次いで頂けませんでしょうか?」
番兵「しばしお待ちを。」
待つこと10分、、、
ボン爺「エライ早く面会しに来おったゾイな。どうしたんゾイ?」
俺「いやー、冒険者協会に登録しに行ったんですけど、、、13歳未満は大人の推薦者が必要らしくて、、、」
ボン爺「チャライはどうしたんゾイ?」
俺「いや、、、、なんて言うか、、、その、、、チャライは冒険者協会に入れなくて、、、、、、協会の前で別れたんですよ、、、」
俺は冒険者協会前の看板の件をやんわり伝える。
ボン爺「はぁぁぁ。」
ボン爺は頭を抱える。
ボン爺「すまんゾイ、おい、そこの君、すまんがこの坊主に付き添って冒険者協会へ推薦者として行って貰えんか?ゾイ」
番兵「はっ!かしこまりました!」
俺「なんか、すんません。」
再度、冒険者協会前
ついさっき娼館の前をウロウロして、おばちゃんに塩みたいな物を投げつけられていたチャライが見えた様な気もするが、、、忘れよう。
ギィー
俺は番兵のおっちゃんを引き連れ再度、冒険者協会に入る。
受付の前に立ち
俺「冒険者登録をしたいんですが、、、」
受付「はいっ。あっ!さっきの僕、、、、推薦者は連れてこれたみたいですね。」
俺「はい。」
受付「それでは登録料、30000エルとステータスプレートをお渡し下さい。推薦者の方もステータスプレートの提出を御願い致します。」
俺は銀貨2枚とステータスプレートを、お姉さんに渡す。(あれ?銀貨5枚じゃなかったっけ?国によって違うのかな?
)
番兵のおっちゃんもステータスプレートを渡す。
受付「はい。お預かりしました。推薦者の方もありがとうございます。ステータスプレートをご返却いたします。冒険者カードの作成にはもうしばらくお待ち頂くことになりますが、一緒にお待ちになられますか?」
番兵「いえ、職務中ですので、此にて失礼させていただく。」
俺「番兵さん、ありがとうございました。」
番兵「では。」
番兵はギルドから出て行く領主の館ではなく、娼館の方へ走り去っていった、、、、
受付「冒険者カードの作成には、もうしばらくかかります。丁度今、別室にて冒険者規則の説明をさせて頂きます。こちらにどうぞ。」
促されるまま別室へ
別室には11~20歳くらいの男女11人が座っていた。
冒険者規則の講習は受付のお姉さんではなく、厳ついオッサンだった。
オッサン曰く
冒険者にはテンプレ通りランク制度がある
S級 人外・バケモノ ・現在世界に12人いる
A級 超人・現在世界に1000人くらい
B級 天才、凡人にはたどり着けない・現在世界に5000人くらい
C級 凡人の到達点・それなりにいる。
D級 一人前・D級で冒険者生活を終える人が多い。
E級 半人前・死亡率最多
F級 ひよっこ
G級 タマゴ←俺
依頼にもランク分けがあり、自身のランク以外は受けられない。
複数人でパーティーを組めるのはランク差一つ以内。
例えばB級冒険者とC級冒険者はパーティーが組めるが、B級冒険者とD級冒険者はパーティーが組めない。
曰く、養殖冒険者が増えるのを防止する為とか。
破るとかなり厳しい罰則があるらしい。
例外として初心者用の講習制度があるらしく、早速申し込んだ。初心者講習は二日間との事。
銀貨2枚取られたが、、、、
また、冒険者が犯罪を冒すと地の底まで追いかけてくるらしい。所謂、ハグレ冒険者と呼ばれるらしい。ハグレを捕まえる(死体でも良い)と結論な賞金を貰えるらしい。
オッサン「以上、講習を終わる。初心者講習を受ける者は今から配る受領書を受付に渡せば無料で協会内の仮眠室で泊まることが出来る。宿泊しない者は、明日の朝8時に協会前に集合、遅れた者は置いて行く。以上、解散!」
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時間は夕方に差し掛かっており、夕食は節約の為、「収納」内にはいっていたゴブリン島産バナナですまし、眠りについた。
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