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男の人は・・・
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朝食に下りて行くと既に三人は食堂にいて、王子とミルドさんはご機嫌な様子でコーヒーを飲んでいた。
「あっ、おはようケイト」
「おはよう」
「・・・・」
良い声での挨拶ですこと・・・
「おはようございます」
「何でも好きな物たのんだらいいよ」
「・・・・・ご機嫌ですね」
「そう?」
「昨夜はそれは楽しかったんでしょうね」
「えっ?、えっ~」
私にバレてると知った王子とミルドさんの慌てようったら・・・
「まったく男の人は・・・・」
「俺は違う」
カリムさんが言うと
「私は・・・・決まった人はいませんし・・・」
「・・・・・」
王子は項垂れたまま、子犬のような目で
「婚約してるって言っても、五歳の時に親が決めて・・・相手は生まれたばかりだし・・・そりゃぁ、可愛い赤ちゃんだったけど、それから三回しか会ってないし、一番最近で五年前、彼女が十歳の時で・・・すごく可愛くなってたけど・・・・・彼女以外と正式なお付き合いは出来ないし、僕に経験がなかったら、彼女に痛い思いさせる事になるし・・・・・」
王子の言い訳?いや、話を聞いてると、まあ、うん、そうよね・・・
痛い思いって言う所はちょっと引っかかるけど、まあ、痛くない方がいい、うん、最初は痛いってよく聞くしな~そうか~経験豊富な人の方が痛くないのか~でも、遊び人はいやだな~、真剣にお付き合いしていた元彼女がいたらやっぱり嫌かな~それなら昨日の女の人達の方が・・・・
「ケイト?何ブツブツ言ってる?」
カリムさんだけでなく王子もミルドさんも不思議そうな顔で私を見ていた。
「わかりました。問題なしです!」
「は?」
「えっ」
「・・・・」
「朝ごはんを食べましょう」
呆気にとられた顔の三人をよそに、美味しく朝食を頂いた私です。
「あっ、おはようケイト」
「おはよう」
「・・・・」
良い声での挨拶ですこと・・・
「おはようございます」
「何でも好きな物たのんだらいいよ」
「・・・・・ご機嫌ですね」
「そう?」
「昨夜はそれは楽しかったんでしょうね」
「えっ?、えっ~」
私にバレてると知った王子とミルドさんの慌てようったら・・・
「まったく男の人は・・・・」
「俺は違う」
カリムさんが言うと
「私は・・・・決まった人はいませんし・・・」
「・・・・・」
王子は項垂れたまま、子犬のような目で
「婚約してるって言っても、五歳の時に親が決めて・・・相手は生まれたばかりだし・・・そりゃぁ、可愛い赤ちゃんだったけど、それから三回しか会ってないし、一番最近で五年前、彼女が十歳の時で・・・すごく可愛くなってたけど・・・・・彼女以外と正式なお付き合いは出来ないし、僕に経験がなかったら、彼女に痛い思いさせる事になるし・・・・・」
王子の言い訳?いや、話を聞いてると、まあ、うん、そうよね・・・
痛い思いって言う所はちょっと引っかかるけど、まあ、痛くない方がいい、うん、最初は痛いってよく聞くしな~そうか~経験豊富な人の方が痛くないのか~でも、遊び人はいやだな~、真剣にお付き合いしていた元彼女がいたらやっぱり嫌かな~それなら昨日の女の人達の方が・・・・
「ケイト?何ブツブツ言ってる?」
カリムさんだけでなく王子もミルドさんも不思議そうな顔で私を見ていた。
「わかりました。問題なしです!」
「は?」
「えっ」
「・・・・」
「朝ごはんを食べましょう」
呆気にとられた顔の三人をよそに、美味しく朝食を頂いた私です。
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