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サタン@異世界編PART1
今回の企画は『教会の闇を暴いてみた!』
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ひとしきり笑うと、カトリーナは改めて企画説明に入った。
「はぁ~。面白かった。はい、ということで、今回の企画なんですが、サタちゃんと一緒に、最近巨大化しているピッ●ンプンスカ教会(ピー音)の闇を暴いていきたいと思います」
「怪しいですね~」
カトリーナに言われた通り、俺は適当に相槌を打つ。
「そうなんですよ~。あくまで噂なんですが、最近あの教会に入会した女性が、自分の子供のことも忘れて布教活動しているそうなんです。そして、そんな妻を呼び戻そうと夫が教会に向かったのですが、その後音信不通になっています」
「怖いですね~」
「その夫婦の子供は今、おじいちゃんと一緒に両親の帰りを待っています。一人で寝る部屋は寂しいのか、夜になるとおじいちゃんに抱きついて眠っています」
「可哀想ですね~」
「そうなんです。さらに、入会を拒否しようとする人には『あなたとその大切な家族に罰が下る』と言って、実際に消えた家族もいるらしいです」
「恐ろしいですね~」
「というわけで、今回はピッピンプンスカ教会本部に潜入し、疑惑の中心であるエー●ル大司教(ピー音)に直撃して、率直に疑惑をぶつけてみたいと思います」
「ぶつけますね~」
「そう。そして、もし万が一疑惑が"黒"だったり、撮影がバレて襲われたりした時にはサタちゃんが暴れて教会をぶっ壊しまーす」
「ぶっ壊しますね~…………え?」
「以上、今回の企画説明でした!次回は潜入中の様子をお届けします!それでは皆さん、行きますよ~~?」
「おい……」
「ほら、サタンも最後だから一緒にやって!」
カトリーナはそう言うと、ほっぺをぷーっと膨らませると、怒ったような表情を浮かべ、俺にも同じ顔をするようにジェスチャーで伝えてくる。
その気迫に押され、俺もほっぺを膨らまし、ぷ~っと怒ったような表情になった。
そしてカトリーナは締めに入った。
「……最初はプンプン、じゃんけんポイッ!」
俺はカトリーナに促されるまま、ポーポー公爵に向かってほっぺを膨らませてチョキの形を出して固まっていた。
「はい、OK!」
カトリーナが手を叩いて終了の合図を出した。
「いや、どこがOKなんじゃ!!」
俺は撮影がストップした瞬間、大声で抗議した。
「結構相槌打ててたじゃん。あ、でも、そうやって反省しながら動画のクオリティ上げてこうね」
「いや、自己評価の話じゃねーわ!」
「じゃあなによ。最後のジャンケンもちゃんとできてたよ?」
「いや、それはやりたくねーわ!」
「文句が多いなぁ。なんなのよ」
「いや、教会ぶっ壊すって話だよ!いくら"黒"でもそんなことしたらこっちが悪人になっちゃうだろ」
「プーチューバーが目立つこと恐れてんなよ」
「いや、そういうことじゃねぇよ」
「まぁ、とりあえず盛っといた方が視聴者も面白くなるでしょ。それに教会が悪いことしてないってわかれば良いんだしさ」
「……ったく。俺はそんな大事にする気は無いからな」
「PPK(ピッピンプンスカ教会)を~~~ぶっ壊~す!!」
「P国党かい」
何か聞いたことあるカトリーナの掛け声にツッコみながら俺はため息をついた。
「はぁ~。面白かった。はい、ということで、今回の企画なんですが、サタちゃんと一緒に、最近巨大化しているピッ●ンプンスカ教会(ピー音)の闇を暴いていきたいと思います」
「怪しいですね~」
カトリーナに言われた通り、俺は適当に相槌を打つ。
「そうなんですよ~。あくまで噂なんですが、最近あの教会に入会した女性が、自分の子供のことも忘れて布教活動しているそうなんです。そして、そんな妻を呼び戻そうと夫が教会に向かったのですが、その後音信不通になっています」
「怖いですね~」
「その夫婦の子供は今、おじいちゃんと一緒に両親の帰りを待っています。一人で寝る部屋は寂しいのか、夜になるとおじいちゃんに抱きついて眠っています」
「可哀想ですね~」
「そうなんです。さらに、入会を拒否しようとする人には『あなたとその大切な家族に罰が下る』と言って、実際に消えた家族もいるらしいです」
「恐ろしいですね~」
「というわけで、今回はピッピンプンスカ教会本部に潜入し、疑惑の中心であるエー●ル大司教(ピー音)に直撃して、率直に疑惑をぶつけてみたいと思います」
「ぶつけますね~」
「そう。そして、もし万が一疑惑が"黒"だったり、撮影がバレて襲われたりした時にはサタちゃんが暴れて教会をぶっ壊しまーす」
「ぶっ壊しますね~…………え?」
「以上、今回の企画説明でした!次回は潜入中の様子をお届けします!それでは皆さん、行きますよ~~?」
「おい……」
「ほら、サタンも最後だから一緒にやって!」
カトリーナはそう言うと、ほっぺをぷーっと膨らませると、怒ったような表情を浮かべ、俺にも同じ顔をするようにジェスチャーで伝えてくる。
その気迫に押され、俺もほっぺを膨らまし、ぷ~っと怒ったような表情になった。
そしてカトリーナは締めに入った。
「……最初はプンプン、じゃんけんポイッ!」
俺はカトリーナに促されるまま、ポーポー公爵に向かってほっぺを膨らませてチョキの形を出して固まっていた。
「はい、OK!」
カトリーナが手を叩いて終了の合図を出した。
「いや、どこがOKなんじゃ!!」
俺は撮影がストップした瞬間、大声で抗議した。
「結構相槌打ててたじゃん。あ、でも、そうやって反省しながら動画のクオリティ上げてこうね」
「いや、自己評価の話じゃねーわ!」
「じゃあなによ。最後のジャンケンもちゃんとできてたよ?」
「いや、それはやりたくねーわ!」
「文句が多いなぁ。なんなのよ」
「いや、教会ぶっ壊すって話だよ!いくら"黒"でもそんなことしたらこっちが悪人になっちゃうだろ」
「プーチューバーが目立つこと恐れてんなよ」
「いや、そういうことじゃねぇよ」
「まぁ、とりあえず盛っといた方が視聴者も面白くなるでしょ。それに教会が悪いことしてないってわかれば良いんだしさ」
「……ったく。俺はそんな大事にする気は無いからな」
「PPK(ピッピンプンスカ教会)を~~~ぶっ壊~す!!」
「P国党かい」
何か聞いたことあるカトリーナの掛け声にツッコみながら俺はため息をついた。
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