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第3章 混沌、それは人の心
3-8 裏切りの事件
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シャーリーはどのような手段を持ってしてかあの時読みの騎士、グレイブを呼び出した。
時読みの騎士は時が破壊された今は、空間の概念さえも無視して姿を現す。
シャーリーはそこで己の身体と情念を使いグレイブを手駒にしようと暗い想いを抱いてグレイブにその身体を売っている──。
逞しい身体の男性がシャーリーの身体を後ろから抱いて、激しい快楽の拷問に溺れていた。
シャーリーの花びらからはグレイブの快楽の蜜が溢れ、淫らな音を立てて情慾に身を溺れさせている。
それは何故か?
グレイブはシャーリーの唇を貪りながら当然の質問を飛ばす。
ふくらみの乳輪に沿って優しく愛撫をするグレイブは花びらをいじりながら質問をした。
「何故、私に抱かれる。きみも混沌の女神側の人間だろう?」
「はあっ…はあっ……でもね、私はあの混沌の女神の騎士が赦せないのよ……あんな奴がいるからルーア姫も……アウッ!」
グレイブの逞しい分身がシャーリーの花びらに刺さり、快楽を貪る。
滾るグレイブの欲望はシャーリーの花びらに怒涛の勢いで遠慮なく注がれる。
彼女は娼婦のように喘ぎ、激しく腰を動かし、グレイブを籠絡させる。
グレイブは薄い微笑みを浮かべ、自らの腕の中で善がる彼女を抱き潰す。
「ああっ、イイッ。グレイブの大きくて、逞しくて、突いて……もっと、もっとぉ!」
「混沌の女神の騎士憎しで私に抱かれるとは、そんなに混沌の女神に振り向いて欲しいのか?」
ズンズン花びらを突きながら、グレイブは尋ねる。グレイブも艶めかしく腰を揺らし、滾る欲望でシャーリーを蹂躙する──。
四つん這いになるシャーリーは連続で吐き出される精を受け止めながら、混沌の女神の騎士に対する憎しみを吐露した。
「あのクソ男……! 私のルーア姫様を誑かしやがって──!」
「なるほどね……。だから私に身体を求めたと」
細かく腰を揺らし、ふくらみを繊細に弄る。
シャーリーの腰に腕を回すと背面座位にして、グレイブの唇を貪るシャーリー。
彼女の花びらからは欲望の蜜が溢れて、何度も何度も流されている。
「アアン、イクッ!」
何度目かの絶頂を味わうシャーリー。
グレイブの逞しい身体にうっとりして、身体の隅から隅まで汚されて、更に快楽に溺れた。
まさか、あんな簡単な儀式をするだけで、時読みの騎士が来てくれるなんて……。
シャーリーはグレイブを咥え込みながらそれを思い出した。
アカデミア研究所では、誰も彼も混沌の女神と混沌の女神の騎士にしか注目していない。
研究以外は朴念仁の集まりだ。
エリックに対する想いも確かにあるのに、エリックは混沌の女神の騎士とばかり会話を交わして私に構ってくれない──。
混沌の女神ルーア姫も人が変わったように、私と話そうともしてくれない。皆、混沌の女神の騎士ばかり、見つめている。
それがムカついた。何故、あんな異世界の男に皆は熱を上げるのか?
ルーア姫は私だけの友人なのに──!
歪んだ想いはグレイブを呼ぶ呼び水となり、禁断の術に彼女にさせた。
血のタリスマンに、自らの鮮血を捧げて、時読みの騎士を呼び出した。
すると血の誓約者たるグレイブがどこからともなく現れる。代償に身体と心を彼に捧げる供物にする事で、時読みの騎士は混沌の女神の騎士や混沌の女神を殺す──。
最高にいい代償ではないか。
シャーリーは目の前の逞しい男性に抱かれ、よがり狂っていた──。
「あハァ! グレイブぅ……もっとぉ!」
グレイブはベッドにシャーリーを寝かせると足首を掴み、大股を開かせ、滾る分身を更に奥へ侵入させた。
逞しい分身は衰える事を知らずに彼女の花びらへ欲望の蜜を注ぎ込む。
彼女が時読みの騎士の欲望に塗れて、身体を汚していく──。
時読みの騎士は自身の欲望でシャーリーを白濁液で汚して、よがり狂って抱かれる女を冷たい微笑みで犯した。
そして、よがり狂って抱かれる女に彼は上っ面の約束をする──。
「いいだろう。混沌の女神の騎士の始末は私に任せるがいい」
「すべてが終わったらルーア姫と二人きりの愛しい時間に溺れるといい……」
「本当? 絶対、殺して! 奴を残酷に殺して! あんな異世界の男にルーアを穢す資格は無いわ!」
「──約束しよう」
台詞と共にまた欲望を吐き出した。
この女の娼婦みたいな体はいい。すぐに吐精まで導かれる──。更に自分自身へ縛り付けて肉欲の奴隷にしてやりたい──。
グレイブは言った。
「私の側の人間にならないかね? きみにはその素質がある……。あんな朴念仁ばかりよりも楽しい毎日が送れるぞ」
「越させて……グレイブぅ……もっと抱いてぇ!」
「アァァ──もうだめぇ──!」
絶頂に昇るシャーリーは気を失うほどの快楽に歓喜に震えて逝ってしまった。
グレイブは、行為を済ませると混沌の女神ルーア姫の奪取と混沌の女神の騎士、抹殺に向かう。
真夜中の研究所は静かな空間が広がる。
混沌の女神の騎士の微かな気配を感じたグレイブは、彼の病室へ向かう。
が、そこでグレイブを待ち構える、先客がいるのを見つける。
先程、シャーリーに暴言を吐かれた混沌の女神の騎士、当人が待ち構えていたのだ。
「何故、私がいる事に気付けた?」
「フフッ、さあ……何故かな」
これまで対峙してきた奴とは何か違う──。
混沌の女神の騎士は鋭利な剣を引き抜くと、この合間に対峙した時とは桁違いの速さで引き裂きにかかる!
「なっ……!」
「死ね」
辛うじて手にした剛剣で避けるが次の二撃目が飛んできた。
「くうっ……!!」
(何だ……あの異次元の速さは!?)
次は背中に回られた。
容赦なく背中を斬り裂く女神の騎士。
「あぐぅ!!」
混沌の女神の騎士の速さも力も桁違いに進化している……。何をどうしたらそんな力を──?
危機を察知したグレイブは捨て台詞を吐いて研究所から去った。
「また対峙しよう! 混沌の女神の騎士よ! 次は必ずきみを殺す!」
警報装置が響きなる。
それに驚いて、駆け付けたホープとエリック。
「な、何が起きているのですか?!」
混沌の女神の騎士レムは事もなげに答えた。
「時読みの騎士が襲撃してきた。捨て台詞を吐いて去ったけどね」
「何ですって!?」
レムはため息をついて次の台詞を添えた。
「この研究所に裏切者がいるのではないかな。そうでなければ説明がつかないよ」
快楽の余韻に浸って肉欲の奴隷と化していたシャーリーは、物陰に隠れて、更に混沌の女神の騎士に対する憎しみを増していく……。
「忌々しい男……っ! あんな奴、死ねばいいのに……」
アカデミア研究所は一気に疑念に包まれる事になる──。
時読みの騎士は時が破壊された今は、空間の概念さえも無視して姿を現す。
シャーリーはそこで己の身体と情念を使いグレイブを手駒にしようと暗い想いを抱いてグレイブにその身体を売っている──。
逞しい身体の男性がシャーリーの身体を後ろから抱いて、激しい快楽の拷問に溺れていた。
シャーリーの花びらからはグレイブの快楽の蜜が溢れ、淫らな音を立てて情慾に身を溺れさせている。
それは何故か?
グレイブはシャーリーの唇を貪りながら当然の質問を飛ばす。
ふくらみの乳輪に沿って優しく愛撫をするグレイブは花びらをいじりながら質問をした。
「何故、私に抱かれる。きみも混沌の女神側の人間だろう?」
「はあっ…はあっ……でもね、私はあの混沌の女神の騎士が赦せないのよ……あんな奴がいるからルーア姫も……アウッ!」
グレイブの逞しい分身がシャーリーの花びらに刺さり、快楽を貪る。
滾るグレイブの欲望はシャーリーの花びらに怒涛の勢いで遠慮なく注がれる。
彼女は娼婦のように喘ぎ、激しく腰を動かし、グレイブを籠絡させる。
グレイブは薄い微笑みを浮かべ、自らの腕の中で善がる彼女を抱き潰す。
「ああっ、イイッ。グレイブの大きくて、逞しくて、突いて……もっと、もっとぉ!」
「混沌の女神の騎士憎しで私に抱かれるとは、そんなに混沌の女神に振り向いて欲しいのか?」
ズンズン花びらを突きながら、グレイブは尋ねる。グレイブも艶めかしく腰を揺らし、滾る欲望でシャーリーを蹂躙する──。
四つん這いになるシャーリーは連続で吐き出される精を受け止めながら、混沌の女神の騎士に対する憎しみを吐露した。
「あのクソ男……! 私のルーア姫様を誑かしやがって──!」
「なるほどね……。だから私に身体を求めたと」
細かく腰を揺らし、ふくらみを繊細に弄る。
シャーリーの腰に腕を回すと背面座位にして、グレイブの唇を貪るシャーリー。
彼女の花びらからは欲望の蜜が溢れて、何度も何度も流されている。
「アアン、イクッ!」
何度目かの絶頂を味わうシャーリー。
グレイブの逞しい身体にうっとりして、身体の隅から隅まで汚されて、更に快楽に溺れた。
まさか、あんな簡単な儀式をするだけで、時読みの騎士が来てくれるなんて……。
シャーリーはグレイブを咥え込みながらそれを思い出した。
アカデミア研究所では、誰も彼も混沌の女神と混沌の女神の騎士にしか注目していない。
研究以外は朴念仁の集まりだ。
エリックに対する想いも確かにあるのに、エリックは混沌の女神の騎士とばかり会話を交わして私に構ってくれない──。
混沌の女神ルーア姫も人が変わったように、私と話そうともしてくれない。皆、混沌の女神の騎士ばかり、見つめている。
それがムカついた。何故、あんな異世界の男に皆は熱を上げるのか?
ルーア姫は私だけの友人なのに──!
歪んだ想いはグレイブを呼ぶ呼び水となり、禁断の術に彼女にさせた。
血のタリスマンに、自らの鮮血を捧げて、時読みの騎士を呼び出した。
すると血の誓約者たるグレイブがどこからともなく現れる。代償に身体と心を彼に捧げる供物にする事で、時読みの騎士は混沌の女神の騎士や混沌の女神を殺す──。
最高にいい代償ではないか。
シャーリーは目の前の逞しい男性に抱かれ、よがり狂っていた──。
「あハァ! グレイブぅ……もっとぉ!」
グレイブはベッドにシャーリーを寝かせると足首を掴み、大股を開かせ、滾る分身を更に奥へ侵入させた。
逞しい分身は衰える事を知らずに彼女の花びらへ欲望の蜜を注ぎ込む。
彼女が時読みの騎士の欲望に塗れて、身体を汚していく──。
時読みの騎士は自身の欲望でシャーリーを白濁液で汚して、よがり狂って抱かれる女を冷たい微笑みで犯した。
そして、よがり狂って抱かれる女に彼は上っ面の約束をする──。
「いいだろう。混沌の女神の騎士の始末は私に任せるがいい」
「すべてが終わったらルーア姫と二人きりの愛しい時間に溺れるといい……」
「本当? 絶対、殺して! 奴を残酷に殺して! あんな異世界の男にルーアを穢す資格は無いわ!」
「──約束しよう」
台詞と共にまた欲望を吐き出した。
この女の娼婦みたいな体はいい。すぐに吐精まで導かれる──。更に自分自身へ縛り付けて肉欲の奴隷にしてやりたい──。
グレイブは言った。
「私の側の人間にならないかね? きみにはその素質がある……。あんな朴念仁ばかりよりも楽しい毎日が送れるぞ」
「越させて……グレイブぅ……もっと抱いてぇ!」
「アァァ──もうだめぇ──!」
絶頂に昇るシャーリーは気を失うほどの快楽に歓喜に震えて逝ってしまった。
グレイブは、行為を済ませると混沌の女神ルーア姫の奪取と混沌の女神の騎士、抹殺に向かう。
真夜中の研究所は静かな空間が広がる。
混沌の女神の騎士の微かな気配を感じたグレイブは、彼の病室へ向かう。
が、そこでグレイブを待ち構える、先客がいるのを見つける。
先程、シャーリーに暴言を吐かれた混沌の女神の騎士、当人が待ち構えていたのだ。
「何故、私がいる事に気付けた?」
「フフッ、さあ……何故かな」
これまで対峙してきた奴とは何か違う──。
混沌の女神の騎士は鋭利な剣を引き抜くと、この合間に対峙した時とは桁違いの速さで引き裂きにかかる!
「なっ……!」
「死ね」
辛うじて手にした剛剣で避けるが次の二撃目が飛んできた。
「くうっ……!!」
(何だ……あの異次元の速さは!?)
次は背中に回られた。
容赦なく背中を斬り裂く女神の騎士。
「あぐぅ!!」
混沌の女神の騎士の速さも力も桁違いに進化している……。何をどうしたらそんな力を──?
危機を察知したグレイブは捨て台詞を吐いて研究所から去った。
「また対峙しよう! 混沌の女神の騎士よ! 次は必ずきみを殺す!」
警報装置が響きなる。
それに驚いて、駆け付けたホープとエリック。
「な、何が起きているのですか?!」
混沌の女神の騎士レムは事もなげに答えた。
「時読みの騎士が襲撃してきた。捨て台詞を吐いて去ったけどね」
「何ですって!?」
レムはため息をついて次の台詞を添えた。
「この研究所に裏切者がいるのではないかな。そうでなければ説明がつかないよ」
快楽の余韻に浸って肉欲の奴隷と化していたシャーリーは、物陰に隠れて、更に混沌の女神の騎士に対する憎しみを増していく……。
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