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はじめに
0.本作におけるDom/Subユニバース設定の取り扱いと専門用語について
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※こちらは読み飛ばしても問題ありません
※こちらに本編のネタバレはありません
本作ではDom/Subユニバースの設定をお借りしておりますが、「そういう第2性を持つ人たちがいる世界」という程度でほぼ独自設定にて話が進みますので、あまり詳しくない方でも恐らく雰囲気で読んで頂けるかと思います。
また、明らかな独自設定となる部分については本文中にて言及しています。
とはいえ、本編中にてDom/Subユニバースに関する用語の説明はほとんどありませんので、本作にて登場する基本的な専門用語的なものについてまとめました。
★明らかな独自設定については本文中にて言及していますので、ある程度Dom/Subユニバース作品をご存知であればこちらの説明は不要かと思います。
【Dom/Subユニバース ザックリ説明(※諸説あり)】
・男女の性とは別に、第二の性が存在する世界。
Dom(支配する側)とSub(支配される側)はいずれも人口割合で言うとごく少数で、そのどちらでもないNormalと呼ばれる者が人口割合の多くを占める。
〈Dom〉
支配する側の性。
Subに対して「コマンド」を用いて支配することに快感を感じる。
オーラのように目元から放たれる「グレア」はSubに対して癒やしを与えるが、本人の精神状態によっては威嚇にもなり得る。
〈Sub〉
支配される性。
本作においては基本的に施設に保護され社会的強者であるDomの所有物となるため、日常生活で出会うことはほぼない。
Domから放たれるコマンドに従うことに快感を感じる。
〈Normal〉
人口の大半を占める、DomでもSubでもない一般市民。
〈アフターケア〉
Domのコマンドに従ったSubに対する労い。
褒めるコマンドを用いたり、ご褒美と称する行為によってSubは満足感を得て精神が安定する。
これを疎かにされたSubは「ドロップ」と呼ばれる不安状態に陥り、心身ともに壊れていく。
ドロップからの回復に対してはSubを安心させるためのアフターケアが有効。
〈セーフワード〉
DomとSubの間で個別で決めておく合い言葉。
どうしても従えない命令を受けた場合、Subがこの言葉を発することで止めることができる。
このセーフワードの存在により、一方的な支配ではなくDomとSubの立場は対等である、とされている。
〈パートナー〉
Domの支配欲とSubの被支配欲は本能から来る欲求であり、満たされない状態が続くと心身ともに不調となる(個人差あり)
これを解消するためには薬で抑える方法もあるが、最善は定期的にコマンドの応酬=所謂「プレイ」を行うことであり、そのための固定の相手。
一般的に正式なパートナーになるためには契約が必要と言われているが、契約の方法には首輪や口約束など含め諸説あるためここでは割愛。
なお「プレイ」においては本能的な快感を得られるため、その流れで性行為を伴う場合が非常に多いが必須ではない。
……かなりザックリとなりますが、本作中で登場する専門用語はこの程度かと思います。
では、引き続き本編もお読み頂けましたら幸いです。
※こちらに本編のネタバレはありません
本作ではDom/Subユニバースの設定をお借りしておりますが、「そういう第2性を持つ人たちがいる世界」という程度でほぼ独自設定にて話が進みますので、あまり詳しくない方でも恐らく雰囲気で読んで頂けるかと思います。
また、明らかな独自設定となる部分については本文中にて言及しています。
とはいえ、本編中にてDom/Subユニバースに関する用語の説明はほとんどありませんので、本作にて登場する基本的な専門用語的なものについてまとめました。
★明らかな独自設定については本文中にて言及していますので、ある程度Dom/Subユニバース作品をご存知であればこちらの説明は不要かと思います。
【Dom/Subユニバース ザックリ説明(※諸説あり)】
・男女の性とは別に、第二の性が存在する世界。
Dom(支配する側)とSub(支配される側)はいずれも人口割合で言うとごく少数で、そのどちらでもないNormalと呼ばれる者が人口割合の多くを占める。
〈Dom〉
支配する側の性。
Subに対して「コマンド」を用いて支配することに快感を感じる。
オーラのように目元から放たれる「グレア」はSubに対して癒やしを与えるが、本人の精神状態によっては威嚇にもなり得る。
〈Sub〉
支配される性。
本作においては基本的に施設に保護され社会的強者であるDomの所有物となるため、日常生活で出会うことはほぼない。
Domから放たれるコマンドに従うことに快感を感じる。
〈Normal〉
人口の大半を占める、DomでもSubでもない一般市民。
〈アフターケア〉
Domのコマンドに従ったSubに対する労い。
褒めるコマンドを用いたり、ご褒美と称する行為によってSubは満足感を得て精神が安定する。
これを疎かにされたSubは「ドロップ」と呼ばれる不安状態に陥り、心身ともに壊れていく。
ドロップからの回復に対してはSubを安心させるためのアフターケアが有効。
〈セーフワード〉
DomとSubの間で個別で決めておく合い言葉。
どうしても従えない命令を受けた場合、Subがこの言葉を発することで止めることができる。
このセーフワードの存在により、一方的な支配ではなくDomとSubの立場は対等である、とされている。
〈パートナー〉
Domの支配欲とSubの被支配欲は本能から来る欲求であり、満たされない状態が続くと心身ともに不調となる(個人差あり)
これを解消するためには薬で抑える方法もあるが、最善は定期的にコマンドの応酬=所謂「プレイ」を行うことであり、そのための固定の相手。
一般的に正式なパートナーになるためには契約が必要と言われているが、契約の方法には首輪や口約束など含め諸説あるためここでは割愛。
なお「プレイ」においては本能的な快感を得られるため、その流れで性行為を伴う場合が非常に多いが必須ではない。
……かなりザックリとなりますが、本作中で登場する専門用語はこの程度かと思います。
では、引き続き本編もお読み頂けましたら幸いです。
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