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第一章 見習い剣士と新人奴隷
第三十九話 深まる愛と増える絆
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Szene-01 トゥサイ村北西部、賊のアジト
ルイーサたちが離れてから随分と時間が経つ。
外は朝が近づいていることを知らせるように空の星数が徐々に減っていた。
主人への思いを本物の爆発で表したティベルダ。
エールタインは愛おしそうに見つめながら介抱し続けた。
「ん」
ティベルダが肩をすくめる。
「寒い? ああ、もう朝になるんだね」
エールタインは割座になり、ティベルダの半身を起こして抱きかかえた。
「少しは温まるかな」
「ありがとうございます。傷んだところはほぼ治せたと思います」
「よかった……」
ティベルダの耳元に頬を当ててエールタインは言う。
「ヒールが使えて良かった。ティベルダがいなくなるなんて気が狂うよ」
「それは私の方ですよ。エール様と離れるなんて考えられません」
声の張りも感じる程に回復したティベルダは主人に思いを伝えてゆく。
「いつまでもエール様のそばにいて感じていたい。エール様に私のことを感じていて欲しい。それだけ、ただそれだけなのです」
エールタインはストールを直しつつティベルダに話しかける。
「回復してくれた今だから思い出してきたんだけどさ、能力の数ってどれだけあるんだろう」
「さあどうなんでしょうね。自分の持つ能力については何も知らなかったですから」
ティベルダは話しを続ける。
「ブーズにいた時に、東地区だからと絡んでくる人のことがなぜなのか分からなくて」
エールタインは肩をさすってあげながら話を聞いている。
「聞くと逃げるんです。能力を使われると思ったんでしょうね。今わかったような気がします」
「能力を持っているのも大変だよね。このティベルダを見ればそう思うんじゃない?」
ティベルダはクスッと笑って答えた。
「私は能力があって良かったと思っていますよ。だって、エール様をとりこに出来ますし」
「ボクは初めてティベルダを見た時すぐに選んだ! 能力なんて知らずにだよ」
「その後ですよ。ヒールを使った時のエール様はとても可愛くなるんです。私が独占できているのを感じられて幸せ」
エールタインは頭をポリポリとかいた。
「それじゃあもうヒールはいいや」
「え!?」
「冗談。ヒールが無くても大好きで、ヒールを使われたらティベルダのものですよーだ」
「んふふふ」
話しているうちに声量も増えてきたティベルダ。
普段の笑い方ができるようになっている。
「もう大丈夫そうだね。身体が冷えちゃうから何か着られるものを探して帰ろうか」
「探す何かを間違えているのではないかしら?」
朝焼けを浴びながら背筋をまっすぐに伸ばしたルイーサが立っていた。
その横には肩にリスを乗せたヒルデガルドがそっと置いておいたランタンを手に取っている。
「灯りの提供をし、お話をしたい気持ちを抑えていた私を忘れるとはどういうことよ」
ルイーサの隣でヒルデガルドが微笑み、ティベルダと目を合わせた。
「ティベルダさん、回復できて良かった。私もお話したいのを我慢していたんですよ」
ルイーサとヒルデガルドは二人共笑って見せた。
エールタインが振り返ったままで答える。
「ルイーサさん……ありがとう。ずっと待っていてくれたんですね」
「もう。そろそろ言葉をなんとかしてもらえないかしら」
ルイーサは片手を腰に当て、ため息をついてから言う。
「丁寧語を使う仲というのが許せないの。告白の答えはもらっていないのだし、仕方のないことでしょうけど」
「それなら今答えるね。どう答えたらいいのかわからないけどさ、その、剣士仲間として一緒に戦えたらいいなと思うんだ」
突然始まった告白の答えに驚くルイーサ。
構わずエールタインは続けた。
「それにはさ、信頼が必要だよね。だから、特別な人になってくれたらと思う」
ルイーサは目を見開いた。
両手を口へ持っていくのに合わせて息を大きく吸い込む。
言葉が出ないようだ。
ヒルデガルドが代わりに口を開いた。
「念願が叶ったわ、とおっしゃりたいようです」
「そんな念願だなんて。ボクは剣捌きが下手だ。上手い人じゃなくていいの?」
ヒルデガルドはそうではないと言う代わりに首を振って下を向く。
「わ、私はあなたが好きなの! そこを分かって!」
「それは言えるんですね」
少し呆れ気味にヒルデガルドが呟いた。
エールタインは不思議そうに聞く。
「剣士の相棒ではないの?」
「あなたとの距離が縮まることで初めて相棒として成り立つのよ!」
「ああ、確かに」
エールタインの腕の中でティベルダがクスクスと笑っている。
「エール様って私以外の人だと鈍いんですね。やっぱり私のエール様。嬉しい……くしゅん」
ティベルダはくしゃみをした。
ストール一枚では朝の冷え込みに勝つのは難しいと思われる。
「ティベルダごめん! ルイーサ、何か着られるものある?」
エールタインは呼び捨てでルイーサに尋ねた。
「あ、あなたね、その、突然間を縮めないでよ……嬉しいじゃない」
「ふふふ」
笑ってしまったヒルデガルドにエールタインの所望するものを出させる。
ルイーサも首に掛けているストールを渡して、金色の髪を手櫛で整えた。
「ルイーサの髪が朝日でキラキラしてる! やっぱり綺麗な髪だなあ」
「エールタインの銀髪も素敵よ。藍色が混じるなんてずるいもの」
「ずるいって、ひどいな。どうして二色で生えるのかな」
話が脱線してゆく主人たちをよそにヒルデガルドがティベルダの傍に寄った。
ストールを工夫して服のように着せてあげる。
「ヒルデガルドさん、ありがとう」
「どういたしまして。ご主人様たちが仲良くなったので、私たちも仲良くしましょう」
「はい!」
二人の従者は握手を交わす。
エールタインはストールのみを服のように着せられたティベルダを見て感心した。
「ヒルデガルドちゃん、助かったよ。ありがとう」
「そんな、とんでもないです」
ティベルダに続いてエールタインもヒルデガルドと握手をした。
「ティベルダの身体が冷えきってしまうから帰ろう」
エールタインがティベルダをいったん立ち上がらせる。
「ティベルダ、背中に乗りな。家までボクが背負ってあげるね」
言いながら背中に乗せる。
「エール様」
「まだ歩くのはやめた方がいいからさ」
ティベルダは力の入り切らない身体を主人に預け、両腕で首に抱き着いた。
四人は賊のアジトから去ってゆく。
ルイーサたちが離れてから随分と時間が経つ。
外は朝が近づいていることを知らせるように空の星数が徐々に減っていた。
主人への思いを本物の爆発で表したティベルダ。
エールタインは愛おしそうに見つめながら介抱し続けた。
「ん」
ティベルダが肩をすくめる。
「寒い? ああ、もう朝になるんだね」
エールタインは割座になり、ティベルダの半身を起こして抱きかかえた。
「少しは温まるかな」
「ありがとうございます。傷んだところはほぼ治せたと思います」
「よかった……」
ティベルダの耳元に頬を当ててエールタインは言う。
「ヒールが使えて良かった。ティベルダがいなくなるなんて気が狂うよ」
「それは私の方ですよ。エール様と離れるなんて考えられません」
声の張りも感じる程に回復したティベルダは主人に思いを伝えてゆく。
「いつまでもエール様のそばにいて感じていたい。エール様に私のことを感じていて欲しい。それだけ、ただそれだけなのです」
エールタインはストールを直しつつティベルダに話しかける。
「回復してくれた今だから思い出してきたんだけどさ、能力の数ってどれだけあるんだろう」
「さあどうなんでしょうね。自分の持つ能力については何も知らなかったですから」
ティベルダは話しを続ける。
「ブーズにいた時に、東地区だからと絡んでくる人のことがなぜなのか分からなくて」
エールタインは肩をさすってあげながら話を聞いている。
「聞くと逃げるんです。能力を使われると思ったんでしょうね。今わかったような気がします」
「能力を持っているのも大変だよね。このティベルダを見ればそう思うんじゃない?」
ティベルダはクスッと笑って答えた。
「私は能力があって良かったと思っていますよ。だって、エール様をとりこに出来ますし」
「ボクは初めてティベルダを見た時すぐに選んだ! 能力なんて知らずにだよ」
「その後ですよ。ヒールを使った時のエール様はとても可愛くなるんです。私が独占できているのを感じられて幸せ」
エールタインは頭をポリポリとかいた。
「それじゃあもうヒールはいいや」
「え!?」
「冗談。ヒールが無くても大好きで、ヒールを使われたらティベルダのものですよーだ」
「んふふふ」
話しているうちに声量も増えてきたティベルダ。
普段の笑い方ができるようになっている。
「もう大丈夫そうだね。身体が冷えちゃうから何か着られるものを探して帰ろうか」
「探す何かを間違えているのではないかしら?」
朝焼けを浴びながら背筋をまっすぐに伸ばしたルイーサが立っていた。
その横には肩にリスを乗せたヒルデガルドがそっと置いておいたランタンを手に取っている。
「灯りの提供をし、お話をしたい気持ちを抑えていた私を忘れるとはどういうことよ」
ルイーサの隣でヒルデガルドが微笑み、ティベルダと目を合わせた。
「ティベルダさん、回復できて良かった。私もお話したいのを我慢していたんですよ」
ルイーサとヒルデガルドは二人共笑って見せた。
エールタインが振り返ったままで答える。
「ルイーサさん……ありがとう。ずっと待っていてくれたんですね」
「もう。そろそろ言葉をなんとかしてもらえないかしら」
ルイーサは片手を腰に当て、ため息をついてから言う。
「丁寧語を使う仲というのが許せないの。告白の答えはもらっていないのだし、仕方のないことでしょうけど」
「それなら今答えるね。どう答えたらいいのかわからないけどさ、その、剣士仲間として一緒に戦えたらいいなと思うんだ」
突然始まった告白の答えに驚くルイーサ。
構わずエールタインは続けた。
「それにはさ、信頼が必要だよね。だから、特別な人になってくれたらと思う」
ルイーサは目を見開いた。
両手を口へ持っていくのに合わせて息を大きく吸い込む。
言葉が出ないようだ。
ヒルデガルドが代わりに口を開いた。
「念願が叶ったわ、とおっしゃりたいようです」
「そんな念願だなんて。ボクは剣捌きが下手だ。上手い人じゃなくていいの?」
ヒルデガルドはそうではないと言う代わりに首を振って下を向く。
「わ、私はあなたが好きなの! そこを分かって!」
「それは言えるんですね」
少し呆れ気味にヒルデガルドが呟いた。
エールタインは不思議そうに聞く。
「剣士の相棒ではないの?」
「あなたとの距離が縮まることで初めて相棒として成り立つのよ!」
「ああ、確かに」
エールタインの腕の中でティベルダがクスクスと笑っている。
「エール様って私以外の人だと鈍いんですね。やっぱり私のエール様。嬉しい……くしゅん」
ティベルダはくしゃみをした。
ストール一枚では朝の冷え込みに勝つのは難しいと思われる。
「ティベルダごめん! ルイーサ、何か着られるものある?」
エールタインは呼び捨てでルイーサに尋ねた。
「あ、あなたね、その、突然間を縮めないでよ……嬉しいじゃない」
「ふふふ」
笑ってしまったヒルデガルドにエールタインの所望するものを出させる。
ルイーサも首に掛けているストールを渡して、金色の髪を手櫛で整えた。
「ルイーサの髪が朝日でキラキラしてる! やっぱり綺麗な髪だなあ」
「エールタインの銀髪も素敵よ。藍色が混じるなんてずるいもの」
「ずるいって、ひどいな。どうして二色で生えるのかな」
話が脱線してゆく主人たちをよそにヒルデガルドがティベルダの傍に寄った。
ストールを工夫して服のように着せてあげる。
「ヒルデガルドさん、ありがとう」
「どういたしまして。ご主人様たちが仲良くなったので、私たちも仲良くしましょう」
「はい!」
二人の従者は握手を交わす。
エールタインはストールのみを服のように着せられたティベルダを見て感心した。
「ヒルデガルドちゃん、助かったよ。ありがとう」
「そんな、とんでもないです」
ティベルダに続いてエールタインもヒルデガルドと握手をした。
「ティベルダの身体が冷えきってしまうから帰ろう」
エールタインがティベルダをいったん立ち上がらせる。
「ティベルダ、背中に乗りな。家までボクが背負ってあげるね」
言いながら背中に乗せる。
「エール様」
「まだ歩くのはやめた方がいいからさ」
ティベルダは力の入り切らない身体を主人に預け、両腕で首に抱き着いた。
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