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アリとキリギリスpart1
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冬が訪れた。
夏の間、遊び呆けていたキリギリス。
アリの元へやってくる。
「今年も泊めてはくれないか…」
ここ数年、キリギリスを泊めることが、
アリたちの日課になっていた。
なんと言っても夏の間中貯めた食糧。
余らせてもしょうがない。
フードロスを無くすのが最近の流行である。
暖炉でくつろぐキリギリス。
棚を確認する。
あれ、今年は食糧がないぞ…
アリ達は口を開いた。
「長年私達も、あなたを見習い、
最小限の労力で、冬を越したい、
そう思っていました。
だって、楽しまないと人生意味ないし、
働き方改革が最近の流行りな訳で…」
何かに気づくキリギリス。
もう遅かった。
いくら引っ張ってもドアは開かなかった。
アリ達は毎年、進化を遂げているのである。
夏の間、遊び呆けていたキリギリス。
アリの元へやってくる。
「今年も泊めてはくれないか…」
ここ数年、キリギリスを泊めることが、
アリたちの日課になっていた。
なんと言っても夏の間中貯めた食糧。
余らせてもしょうがない。
フードロスを無くすのが最近の流行である。
暖炉でくつろぐキリギリス。
棚を確認する。
あれ、今年は食糧がないぞ…
アリ達は口を開いた。
「長年私達も、あなたを見習い、
最小限の労力で、冬を越したい、
そう思っていました。
だって、楽しまないと人生意味ないし、
働き方改革が最近の流行りな訳で…」
何かに気づくキリギリス。
もう遅かった。
いくら引っ張ってもドアは開かなかった。
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