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第二十三話 リルさんって・・・・・・
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すると、ギルドリングから音楽が聞こえた。どうやら、レベルが三に上がったようだ。
「これで、今度こそ奴は死んだか気絶したようだ」
しかし、こうして塩まみれになって倒れてるナメヌルンをタケシは見て、なぜだか、自業自得とはいえ、憐れに感じた。
タケシはさっきみたいなことはないと思うが、このままにしてはいずれ目覚めてしまうかもしれないと、試しに魔物捕獲用水晶玉をナメヌルンにつけてみた。すると、吸い込まれるように中に入っていった。
「おお!魔族も入れられるんだな」
リルがタケシに近づく。
「ん?」
「ありがとうございます。おかげで助かりました」
リルはタケシに深々とお辞儀をする。
「ちょっと待って、むしろ、俺の方こそ助かりました。ありがとうございます」
「いえ、そんな・・・・・・あたしのやったことなんて大したことでは・・・・・・」
「いや、大したことだよ!こいつにとどめ刺したのはリルさんだし、俺よりもこいつにダメージ与えてたのもリルさんだから!むしろ、すごかったよ!機転も効いて、いろいろとやってくれて助かったし、それに比べて、正直俺なんて・・・・・・ってごめん!なんかため口になってた」
「いえ、かまいません。むしろ、これからもタメ口でお願いします」
「えっそう?じゃあ、遠慮なくするね」
「はい」
「あっ待てよ・・・・・・俺は今年で歳が二十になったんだけど、リルさんって・・・・・・」
「これで、今度こそ奴は死んだか気絶したようだ」
しかし、こうして塩まみれになって倒れてるナメヌルンをタケシは見て、なぜだか、自業自得とはいえ、憐れに感じた。
タケシはさっきみたいなことはないと思うが、このままにしてはいずれ目覚めてしまうかもしれないと、試しに魔物捕獲用水晶玉をナメヌルンにつけてみた。すると、吸い込まれるように中に入っていった。
「おお!魔族も入れられるんだな」
リルがタケシに近づく。
「ん?」
「ありがとうございます。おかげで助かりました」
リルはタケシに深々とお辞儀をする。
「ちょっと待って、むしろ、俺の方こそ助かりました。ありがとうございます」
「いえ、そんな・・・・・・あたしのやったことなんて大したことでは・・・・・・」
「いや、大したことだよ!こいつにとどめ刺したのはリルさんだし、俺よりもこいつにダメージ与えてたのもリルさんだから!むしろ、すごかったよ!機転も効いて、いろいろとやってくれて助かったし、それに比べて、正直俺なんて・・・・・・ってごめん!なんかため口になってた」
「いえ、かまいません。むしろ、これからもタメ口でお願いします」
「えっそう?じゃあ、遠慮なくするね」
「はい」
「あっ待てよ・・・・・・俺は今年で歳が二十になったんだけど、リルさんって・・・・・・」
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