18 / 23
番外編・新婚生活
ポカポカな朝
しおりを挟む
次の日
僕は一日中ベッドから出られなかった。
起きあがろうとしてズッテーーンと床に転がってしまい、優榴から“ベッドで1日安静に”と言い渡されてしまったのだ。。。
「い゛た゛い゛、、、」
弱々しく酷く枯れた声に自分もびっくりしちゃった。
既に起きてベッド脇で仕事をしていた優榴が慌てて立ち上がって、ごろっと転がった僕をベッドに戻してくれた。
朝からパソコンで難しいお仕事して、偉いなぁ
ていうか、今何時なんだろう??
「ちょっとやりすぎたかな。
ごめんね....はい、お水」
「ん、あ゛り゛がと゛」
冷たい水がカラッカラの砂漠のような喉を潤していく。
「は゛ぁぁぁぁ....お゛い゛じい゛」
「すごく声枯れちゃったね....
金柑湯も飲みな」
丁度ごはんのプレートを持ってきてくれた九条さんが生暖かい目で“金柑湯もどうぞ”と優榴に渡す。
「やって欲しいことがあったら遠慮なく僕に言ってね。
勿論、今日に限らずだけど」
通常運営の優榴節とキラキラスマイルに心臓がキュッとなる。
ふーむ
めっちゃ優しいな
受け取った金柑湯をズズズっと飲む。
イガイガした喉を優しく包み込んでくれる感じ。
美味しい~
ほっと一息ついていると、隣に居る優榴にそっと腰を引かれた。
「それと、、、
おはよう、なぎさ」
トロっと蕩けるような笑みで唇にキスを落とされる。
あ、甘いッッ
そうだ...昨日あんなことやこんなことしたんだった。
今更自覚して顔が熱くなっていく気がした。
スルッと頬を撫でられて、ついビクッと少し大袈裟に反応してしまったよ。。。
うーん、
なんか昨日一つになってもっともっと優榴との距離が縮まった気がするな。
ひとつひとつが甘酸っぱいというか、照れと幸せが混ざった不思議な気持ち。
「おはよう、優榴」
僕もにっこりと笑って
そのしっとり濡れている唇にキスをする。
あ~なんて幸せな目覚め!!!
僕は一日中ベッドから出られなかった。
起きあがろうとしてズッテーーンと床に転がってしまい、優榴から“ベッドで1日安静に”と言い渡されてしまったのだ。。。
「い゛た゛い゛、、、」
弱々しく酷く枯れた声に自分もびっくりしちゃった。
既に起きてベッド脇で仕事をしていた優榴が慌てて立ち上がって、ごろっと転がった僕をベッドに戻してくれた。
朝からパソコンで難しいお仕事して、偉いなぁ
ていうか、今何時なんだろう??
「ちょっとやりすぎたかな。
ごめんね....はい、お水」
「ん、あ゛り゛がと゛」
冷たい水がカラッカラの砂漠のような喉を潤していく。
「は゛ぁぁぁぁ....お゛い゛じい゛」
「すごく声枯れちゃったね....
金柑湯も飲みな」
丁度ごはんのプレートを持ってきてくれた九条さんが生暖かい目で“金柑湯もどうぞ”と優榴に渡す。
「やって欲しいことがあったら遠慮なく僕に言ってね。
勿論、今日に限らずだけど」
通常運営の優榴節とキラキラスマイルに心臓がキュッとなる。
ふーむ
めっちゃ優しいな
受け取った金柑湯をズズズっと飲む。
イガイガした喉を優しく包み込んでくれる感じ。
美味しい~
ほっと一息ついていると、隣に居る優榴にそっと腰を引かれた。
「それと、、、
おはよう、なぎさ」
トロっと蕩けるような笑みで唇にキスを落とされる。
あ、甘いッッ
そうだ...昨日あんなことやこんなことしたんだった。
今更自覚して顔が熱くなっていく気がした。
スルッと頬を撫でられて、ついビクッと少し大袈裟に反応してしまったよ。。。
うーん、
なんか昨日一つになってもっともっと優榴との距離が縮まった気がするな。
ひとつひとつが甘酸っぱいというか、照れと幸せが混ざった不思議な気持ち。
「おはよう、優榴」
僕もにっこりと笑って
そのしっとり濡れている唇にキスをする。
あ~なんて幸せな目覚め!!!
10
お気に入りに追加
239
あなたにおすすめの小説
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
普通の男の子がヤンデレや変態に愛されるだけの短編集、はじめました。
山田ハメ太郎
BL
タイトル通りです。
お話ごとに章分けしており、ひとつの章が大体1万文字以下のショート詰め合わせです。
サクッと読めますので、お好きなお話からどうぞ。
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
ヤンデレ化していた幼稚園ぶりの友人に食べられました
ミルク珈琲
BL
幼稚園の頃ずっと後ろを着いてきて、泣き虫だった男の子がいた。
「優ちゃんは絶対に僕のものにする♡」
ストーリーを分かりやすくするために少しだけ変更させて頂きましたm(_ _)m
・洸sideも投稿させて頂く予定です
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる