380 / 860
10章 死霊術師の覚悟
11-2
しおりを挟む
11-2
陽が傾くと、俺たちは簡単な夕食を取った。コルトの晩御飯は、干からびた小枝のような、魚の干物が数匹だった。俺は、ウィルの作ってくれた飯を半分コルトに分けてやった。
「あ、ありがとう……で、でもね!僕の家だって、意外と豪華なところもあるんだよ!」
そもそもここは、コルトの家ではないだろう……という野暮なことは言わないが。コルトは意気揚々と、小屋の裏手に俺を連れ出した。
「じゃじゃーん!なんと、お風呂付なんだ!」
俺は、おぉーと歓声を上げてやった。砂利と粘土を混ぜたもので形作られたそれは、俺の見立てが正しければ、本来は生け簀として利用されていたような気がするが……だがまあ、風呂として使えないこともないだろう。この寒い中じゃ、湯につかれるだけでもありがたい。
熱した石をいくつも突っ込んでお湯を沸かすと(ちなみに海水だ。塩ゆでになりそうだな……)、コルトはしきりに俺が先に入るよう勧めてきた。
「いいのか?一番風呂で」
「いいよいいよ。お客様だもの。ほら、遠慮しないで」
まあ、そこまで言うなら。コルトがそそくさと小屋に戻ったのを確認すると、俺は服を脱いで、湯につかった。
「うーむ。ぬるい……」
コルトが入るときには、“追い石”をした方がいいだろうな。俺は湯冷めしないうちに、さっと体を洗って、風呂から上がった。
「コルト。出たぜ」
「あ、は、早かったね」
「ああ。早くしないと水に戻っちまうからな。だいぶぬるくなってきてたから、もういくつか石を入れたほうがいいと思うぞ」
「あ、そ、そっか。わかったよ……」
「うん。……入らないのか?」
「へ?ああ、いくいく。行ってくるよ」
コルトはばたばたと小屋から出ていった。なんだろう、いやに落ち着きがないな?
「腹でも痛いのかな。なんか変なもんでも食ったか?」
「……桜下さん。それ、どういう意味ですか……?」
へ?あっ。コルトに晩飯を分けたんだったっけ。拗ねたウィルはベッドの下から出てこなくなってしまい、俺は腰をかがめて、床との隙間に声を掛け続ける羽目になった。
「……っと」
ぶるり。ようやくウィルが出てきたころ(ベッドの下に、死んだフナ虫の死骸があったらしい)、俺は背筋が震えるのを感じた。これは……用足しのサイン、だな。さっき飲んだお茶が、下まで降りてきたらしい。
(あれ?でもこの小屋、肝心のトイレがなくないか?)
ワンルームの小屋には、厠らしきものは備え付けられていない。当然、裏にもないのは確認済みだ。周りに他の家もないし、その辺で適当に用を足してもいいのだろうけど……
(いちお、家主に確認したほうがいいか)
断りもなくするのは、さすがになぁ?俺は仲間にちょっと出てくると声を掛けると、入浴中であろうコルトのもとへ向かう。こういう時、男同士は気楽だよな。
「おーい。コルトー」
ひょいっと、小屋の裏をのぞき込む。ちょうど、コルトが風呂からあがろうとしているところだった。おや、帽子をかぶっていたから気付かなかったけど、コルトって結構髪長いんだな……そんなことを考えていた俺と、コルトの目とが、ばっちりと合った。コルトの目がまん丸くなる。
「えっ!きゃあ!」
「えっ。きゃあ?」
前者がコルトで、後者が俺の声だ。コルトは自分の体を抱くと、浴槽に屈みこんでしまった。
って、ちょっと待て。なんだって?まるで、女の子みたいな声を……いやいや、おかしいぞ。俺の網膜に残っている、コルトの白い体の残像。正面からばっちり見てしまったソコには、男の象徴たるアレが、付いていたっけか……?
「え……コルト、お前……?」
「みっ、みないでっ!」
「は、はい!」
俺は両手を腿に張り付けると、ぎゅるんと回れ右をした。いや、まて、どういうことなんだ。頭がこんがらがっているぞ。
「あの……コルトで、間違いないんだよな?」
「……」
「お前……水をかぶると、女になるのか?」
「えっ?」
「あいや、なんでもない」
いくら魔法が存在する世界でも、それはさすがに無いか。水じゃなくてお湯だし。
「……どうして、覗きに来たのさ」
「のっ、覗くつもりじゃないぞ!その、トイレはどこかなって聞こうと思ったら……」
「……はぁ~。偶然か、僕も運が無いな……トイレなんて、海にすれば勝手にきれいにしてくれるよ」
「あ、そ、そうか。あの、それで……」
「……言っておくけど、趣味じゃないよ。この町では、男ってことにしておいた方が、何かと便利なんだ」
「わ、わかった。その、とやかく言うつもりはないから。そ、それじゃ!」
俺は一目散に、その恐ろしい場から逃げ出した。
「うわー、びっくりした……」
当たり前だけど、全然心構えがなかったぜ……フランやアルルカで多少慣れたかと思ったが、俺もまだまだらしいな。ううぅ、バッチリ見ちゃったよ……俺は熱を持った頬を冷まそうと、吹き付けてくる海風に向かって、顔をぶんぶん振った。
用を足して戻ってくると、風呂から上がって、きちんと服を着たコルトが、小屋の外で待っていた。
「う……」
ぎくりと足を止める。コルトはほんのりと頬を赤く染めて、こちらをじとりと睨んでいる。あのぬるい風呂で温まるわけないから、恥ずかしがっているんだろう……くそ、また顔が赤くなりそうじゃないか。
コルトは近くに来いと、指をくいくい曲げた。行くしかないか……
「あっと……コルト?どうしたんだ、湯冷めしちまうぜ?今夜はそのままあったかいベッドに入って、ぐっすり眠るのが最高だと思わないか?」
俺はなんとかごまかそうと、ベラベラと舌を回してみた。
「……僕のハダカを見ておいて、言うことがそれなのかな?」
「……すみません」
ぐうの音も出なかった。深々と謝罪。
「……いいけどさ。僕も、ちょっと油断してたよ。」
顔を上げると、不貞腐れた顔のコルトが、唇を尖らせていた。よかった、怒ってはいないみたいだ。それに、こうしてみると、やっぱり男の子にしか見えない。
「けど、できれば秘密にしてもらえるとありがたいかな。いちいち説明するのも面倒だしさ」
「あ、ああ。さすがに、言いふらしたりはしないよ」
「そっか。あ、ねえ。せっかくだから、もう一つ聞いてもいいかな?」
「うん?」
俺の返事にほっとしたのか、すっかりいつもの調子に戻ったコルトが、だしぬけにそう言った。
「気になっていたんだ。桜下。君は、あの女の子とどうやって仲良くなったんだい?」
「女の子って、フランのことか?どうやってって言われても……」
まさか、ネクロマンスの能力で、とは言えないしな。
「えっと……」
「もう少し具体的に聞くとね。君は、セカンドミニオンは悪者じゃないって言ってくれたね。あの女の子がいい子だから、僕もそうだろって。でもさ、あの子と最初に出会った時は、いったいどういう風に思ったのかな。つまり、君が初めて、セカンドミニオンに出会った時は」
あー、なるほど……「一番最初は、お前も偏見を持ってたんじゃないか?」て言いたいわけだ。
「そういうことか。実は俺、フランに会ったときは、セカンドミニオンのことを知らなかったんだ」
「えぇ?珍しいね。そんな人いるんだ……」
「まあ、ちと世間知らずでな。ただ、それを知ってからも、フランにどうこう思ったことはないぜ。だって、フランはフランだろ。俺は血なんかより、そいつの中身の方がよっぽど気になるだけさ」
「へー……やっぱり珍しいね、桜下って。この国にも、そんな風に考える人がいるんだなぁ……」
まあ、俺は二の国の生まれじゃない、別世界から来た人間だしな。セカンドミニオンについても、実際にセカンドの所業を見てないから言えるのかもしれない。けど、だからといって、フランやコルトを悪く言う気にはなれなかった。
「ま、俺は変わりものなんだよ」
「へへへ。確かにそうだね。僕も変わり者だから、君みたいなのは結構好きだよ」
どきっ。おっと、“好き”という言葉に、心臓が勝手に反応してしまった。いかんいかん、コルトは女の子だけど、そういうつもりで言ったんじゃないぞ……ち。フランに告白されてから、ちょっと敏感になっているな。
「は、はっくち!うぅ、冷えてきちゃった。そろそろ戻ろっか」
コルトは小さくくしゃみをして鼻をすすると、寒そうに腕を抱えて、一足先に小屋の中へ戻っていった。俺もその背中を追おうとして、ふと立ち止まる。
「男だと偽り、町中から嫌われながらも、日々を生き抜く女の子、か……」
俺は振り返って、夜の海を眺める。たくましいよな。でも、そのたくましさは、ひょっとするとセカンドの血によるものなのかもしれない。セカンドの血は、尋常ならざる力を、その血を引くものにもたらすという。コルトはその血によって迫害され、だがその血によって生かされている……
俺は無性に何かを罵りたくなったが、何を罵ればいいのか、肝心なものが分からなかった。
「はっくしょん!」
今夜は冷える。俺も中に入ろう。
明日は、この町の町長の家を訪ねるんだ。交渉かぁ……今まで、うまくいった試しがないんだよな。不安だなぁ。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
陽が傾くと、俺たちは簡単な夕食を取った。コルトの晩御飯は、干からびた小枝のような、魚の干物が数匹だった。俺は、ウィルの作ってくれた飯を半分コルトに分けてやった。
「あ、ありがとう……で、でもね!僕の家だって、意外と豪華なところもあるんだよ!」
そもそもここは、コルトの家ではないだろう……という野暮なことは言わないが。コルトは意気揚々と、小屋の裏手に俺を連れ出した。
「じゃじゃーん!なんと、お風呂付なんだ!」
俺は、おぉーと歓声を上げてやった。砂利と粘土を混ぜたもので形作られたそれは、俺の見立てが正しければ、本来は生け簀として利用されていたような気がするが……だがまあ、風呂として使えないこともないだろう。この寒い中じゃ、湯につかれるだけでもありがたい。
熱した石をいくつも突っ込んでお湯を沸かすと(ちなみに海水だ。塩ゆでになりそうだな……)、コルトはしきりに俺が先に入るよう勧めてきた。
「いいのか?一番風呂で」
「いいよいいよ。お客様だもの。ほら、遠慮しないで」
まあ、そこまで言うなら。コルトがそそくさと小屋に戻ったのを確認すると、俺は服を脱いで、湯につかった。
「うーむ。ぬるい……」
コルトが入るときには、“追い石”をした方がいいだろうな。俺は湯冷めしないうちに、さっと体を洗って、風呂から上がった。
「コルト。出たぜ」
「あ、は、早かったね」
「ああ。早くしないと水に戻っちまうからな。だいぶぬるくなってきてたから、もういくつか石を入れたほうがいいと思うぞ」
「あ、そ、そっか。わかったよ……」
「うん。……入らないのか?」
「へ?ああ、いくいく。行ってくるよ」
コルトはばたばたと小屋から出ていった。なんだろう、いやに落ち着きがないな?
「腹でも痛いのかな。なんか変なもんでも食ったか?」
「……桜下さん。それ、どういう意味ですか……?」
へ?あっ。コルトに晩飯を分けたんだったっけ。拗ねたウィルはベッドの下から出てこなくなってしまい、俺は腰をかがめて、床との隙間に声を掛け続ける羽目になった。
「……っと」
ぶるり。ようやくウィルが出てきたころ(ベッドの下に、死んだフナ虫の死骸があったらしい)、俺は背筋が震えるのを感じた。これは……用足しのサイン、だな。さっき飲んだお茶が、下まで降りてきたらしい。
(あれ?でもこの小屋、肝心のトイレがなくないか?)
ワンルームの小屋には、厠らしきものは備え付けられていない。当然、裏にもないのは確認済みだ。周りに他の家もないし、その辺で適当に用を足してもいいのだろうけど……
(いちお、家主に確認したほうがいいか)
断りもなくするのは、さすがになぁ?俺は仲間にちょっと出てくると声を掛けると、入浴中であろうコルトのもとへ向かう。こういう時、男同士は気楽だよな。
「おーい。コルトー」
ひょいっと、小屋の裏をのぞき込む。ちょうど、コルトが風呂からあがろうとしているところだった。おや、帽子をかぶっていたから気付かなかったけど、コルトって結構髪長いんだな……そんなことを考えていた俺と、コルトの目とが、ばっちりと合った。コルトの目がまん丸くなる。
「えっ!きゃあ!」
「えっ。きゃあ?」
前者がコルトで、後者が俺の声だ。コルトは自分の体を抱くと、浴槽に屈みこんでしまった。
って、ちょっと待て。なんだって?まるで、女の子みたいな声を……いやいや、おかしいぞ。俺の網膜に残っている、コルトの白い体の残像。正面からばっちり見てしまったソコには、男の象徴たるアレが、付いていたっけか……?
「え……コルト、お前……?」
「みっ、みないでっ!」
「は、はい!」
俺は両手を腿に張り付けると、ぎゅるんと回れ右をした。いや、まて、どういうことなんだ。頭がこんがらがっているぞ。
「あの……コルトで、間違いないんだよな?」
「……」
「お前……水をかぶると、女になるのか?」
「えっ?」
「あいや、なんでもない」
いくら魔法が存在する世界でも、それはさすがに無いか。水じゃなくてお湯だし。
「……どうして、覗きに来たのさ」
「のっ、覗くつもりじゃないぞ!その、トイレはどこかなって聞こうと思ったら……」
「……はぁ~。偶然か、僕も運が無いな……トイレなんて、海にすれば勝手にきれいにしてくれるよ」
「あ、そ、そうか。あの、それで……」
「……言っておくけど、趣味じゃないよ。この町では、男ってことにしておいた方が、何かと便利なんだ」
「わ、わかった。その、とやかく言うつもりはないから。そ、それじゃ!」
俺は一目散に、その恐ろしい場から逃げ出した。
「うわー、びっくりした……」
当たり前だけど、全然心構えがなかったぜ……フランやアルルカで多少慣れたかと思ったが、俺もまだまだらしいな。ううぅ、バッチリ見ちゃったよ……俺は熱を持った頬を冷まそうと、吹き付けてくる海風に向かって、顔をぶんぶん振った。
用を足して戻ってくると、風呂から上がって、きちんと服を着たコルトが、小屋の外で待っていた。
「う……」
ぎくりと足を止める。コルトはほんのりと頬を赤く染めて、こちらをじとりと睨んでいる。あのぬるい風呂で温まるわけないから、恥ずかしがっているんだろう……くそ、また顔が赤くなりそうじゃないか。
コルトは近くに来いと、指をくいくい曲げた。行くしかないか……
「あっと……コルト?どうしたんだ、湯冷めしちまうぜ?今夜はそのままあったかいベッドに入って、ぐっすり眠るのが最高だと思わないか?」
俺はなんとかごまかそうと、ベラベラと舌を回してみた。
「……僕のハダカを見ておいて、言うことがそれなのかな?」
「……すみません」
ぐうの音も出なかった。深々と謝罪。
「……いいけどさ。僕も、ちょっと油断してたよ。」
顔を上げると、不貞腐れた顔のコルトが、唇を尖らせていた。よかった、怒ってはいないみたいだ。それに、こうしてみると、やっぱり男の子にしか見えない。
「けど、できれば秘密にしてもらえるとありがたいかな。いちいち説明するのも面倒だしさ」
「あ、ああ。さすがに、言いふらしたりはしないよ」
「そっか。あ、ねえ。せっかくだから、もう一つ聞いてもいいかな?」
「うん?」
俺の返事にほっとしたのか、すっかりいつもの調子に戻ったコルトが、だしぬけにそう言った。
「気になっていたんだ。桜下。君は、あの女の子とどうやって仲良くなったんだい?」
「女の子って、フランのことか?どうやってって言われても……」
まさか、ネクロマンスの能力で、とは言えないしな。
「えっと……」
「もう少し具体的に聞くとね。君は、セカンドミニオンは悪者じゃないって言ってくれたね。あの女の子がいい子だから、僕もそうだろって。でもさ、あの子と最初に出会った時は、いったいどういう風に思ったのかな。つまり、君が初めて、セカンドミニオンに出会った時は」
あー、なるほど……「一番最初は、お前も偏見を持ってたんじゃないか?」て言いたいわけだ。
「そういうことか。実は俺、フランに会ったときは、セカンドミニオンのことを知らなかったんだ」
「えぇ?珍しいね。そんな人いるんだ……」
「まあ、ちと世間知らずでな。ただ、それを知ってからも、フランにどうこう思ったことはないぜ。だって、フランはフランだろ。俺は血なんかより、そいつの中身の方がよっぽど気になるだけさ」
「へー……やっぱり珍しいね、桜下って。この国にも、そんな風に考える人がいるんだなぁ……」
まあ、俺は二の国の生まれじゃない、別世界から来た人間だしな。セカンドミニオンについても、実際にセカンドの所業を見てないから言えるのかもしれない。けど、だからといって、フランやコルトを悪く言う気にはなれなかった。
「ま、俺は変わりものなんだよ」
「へへへ。確かにそうだね。僕も変わり者だから、君みたいなのは結構好きだよ」
どきっ。おっと、“好き”という言葉に、心臓が勝手に反応してしまった。いかんいかん、コルトは女の子だけど、そういうつもりで言ったんじゃないぞ……ち。フランに告白されてから、ちょっと敏感になっているな。
「は、はっくち!うぅ、冷えてきちゃった。そろそろ戻ろっか」
コルトは小さくくしゃみをして鼻をすすると、寒そうに腕を抱えて、一足先に小屋の中へ戻っていった。俺もその背中を追おうとして、ふと立ち止まる。
「男だと偽り、町中から嫌われながらも、日々を生き抜く女の子、か……」
俺は振り返って、夜の海を眺める。たくましいよな。でも、そのたくましさは、ひょっとするとセカンドの血によるものなのかもしれない。セカンドの血は、尋常ならざる力を、その血を引くものにもたらすという。コルトはその血によって迫害され、だがその血によって生かされている……
俺は無性に何かを罵りたくなったが、何を罵ればいいのか、肝心なものが分からなかった。
「はっくしょん!」
今夜は冷える。俺も中に入ろう。
明日は、この町の町長の家を訪ねるんだ。交渉かぁ……今まで、うまくいった試しがないんだよな。不安だなぁ。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
お気に入りに追加
123
あなたにおすすめの小説
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
【短編】冤罪が判明した令嬢は
砂礫レキ
ファンタジー
王太子エルシドの婚約者として有名な公爵令嬢ジュスティーヌ。彼女はある日王太子の姉シルヴィアに冤罪で陥れられた。彼女と二人きりのお茶会、その密室空間の中でシルヴィアは突然フォークで自らを傷つけたのだ。そしてそれをジュスティーヌにやられたと大騒ぎした。ろくな調査もされず自白を強要されたジュスティーヌは実家に幽閉されることになった。彼女を公爵家の恥晒しと憎む父によって地下牢に監禁され暴行を受ける日々。しかしそれは二年後終わりを告げる、第一王女シルヴィアが嘘だと自白したのだ。けれど彼女はジュスティーヌがそれを知る頃には亡くなっていた。王家は醜聞を上書きする為再度ジュスティーヌを王太子の婚約者へ強引に戻す。
そして一年後、王太子とジュスティーヌの結婚式が盛大に行われた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる