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7章 大根役者
12-1 謝罪
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12-1 謝罪
「ふう……これで全部、かたづいたな」
俺はアルルカの胸に置いていた手を離すと、パンパンと手を払った。アルルカの胸は柔らかかったが、ガラスの粉が散っていてチクチクした。
「さてと、リンを連れて帰らないとな」
「桜下殿、それでは吾輩が彼女をおぶさりましょう」
「そうか?じゃあ頼むよ」
俺はリンをエラゼムに任せた。でも、確かにそのほうがよさそうだ。大技を連発したし、何より久々に本気で怒ったせいで、俺もかなり疲れている。この状態で人ひとりを背負い、あの長い螺旋階段を下りる自信は……ないなぁ。
「そんじゃ後は……アルルカ。なにか、持ってきたいものはないか?大きなものはダメだけど」
「……」
アルルカはもう押さえつけられてはいなかったが、ぺたんと床に座り込んだまま、微動だにしなかった。相当のショックを受けているようだが、あれだけのことをしてきたんだ。同情の余地はない。
「……」
「……まあ、ないならいいけど。じゃあ出発するぞ」
俺は階段を下りようと、くるりと背中を向けた。そのとたん、後ろでカチャリとガラスを踏む音がした。
「桜下さん!」
ウィルが叫ぶ。やっぱり来たか……!俺はすかさず、振り向かないまま叫んだ。
「アルルカ!おすわり!」
「ふぎゅ!」
ズササー。俺の足もとに、足を折りたたんで正座の姿勢になったアルルカが滑り込んできた。
「ど、ど、どうして!?このっ、動きなさいよ!」
アルルカは自分の足をバシバシ叩いているが、彼女の足はぴっちり閉じて微動だにしない。
「無理だな。言っただろ、お前はもう、俺の支配下にある。俺がおすわりって言ったから、体がそれに従ったんだよ」
「そ、んな……嘘でしょ。じゃああたしは、もう一生あんたの言いなりなの……?」
「そういうことだ。あきらめてくれ」
アルルカはこの世の終わりがあるとすれば今だ、という顔をした。
「ところで、一体俺の背後で、何をするつもりだったんだ?」
「……」
「答えなさい。それとも、これも命令したほうがいいか?」
「~~~~ッ!あ、あんたをぶっ殺そうと思ったのよ!このあたしが、神妙にあんたの家来になるとでも思った!?少しでも隙を見せてごらんなさい、ガブリと噛みついて、逆にあんたを眷属にしてやるんだからねっ!」
「やっぱしか。そう来るだろうと思ってたよ。アニ、例のやつ、頼む」
『承知しました』
俺が頼むと、アニが青い光を放ち、床に魔法陣を展開した。アルルカがそれを見てぎくりと震える。
「な、何をする気よ……?」
「アルルカ、お前にプレゼントがある。受け取ってくれ」
「プレゼント……?」
魔法陣から魔法の馬具が現れると、俺はそのうちの一つを手に取った。紐のような形をしたそれは、馬の口にかませる、あぶみだ。それにアニが鋭い光を照射すると、あぶみは徐々に姿を変え、やがてマスクのような形になった。
『こんなものでいかがでしょうか』
「上出来だ。それじゃアルルカ、ちょっと失礼するぞ」
「ちょ、ちょっと!なにすんのよ!やめっ」
「おすわり」
俺が再度唱えると、アルルカは暴れるのをやめ、再び正座の姿勢になった。俺はアルルカの口元にマスクを当てると、長い黒髪をかき上げ、首の後ろでカチリと金具を止めた。
「よし。これで勝手に噛みついたりできないだろ」
顔の半分を覆うように、黒いマスクがアルルカの口に装着された。すぐさまアルルカがマスクに手をかけるが、マスクはびくともしない。
「それ、俺が許可しない限りは取れない仕組みになってるから。外そうとしても無駄だぞ。けど息とか、普通にしゃべることはできるようには、アニにしてもらったからな」
せめてもの慰めにも、アルルカは全く反応しなかった。今度こそ、完全に心が折れたようだ。
「ま、でもいちおう、しばらくは監視させてもらうな。さきに行ってくれ」
俺が先に歩くよう促すと、アルルカはふらりと立ち上がり、よろよろ歩き出した……かと思うと当然走り出し、ばさっとマントを広げた。
「アルルカ、ダメだ。飛んじゃいけません」
「あぅ」
アルルカのマントは翼に変わることなく、ジャンプしたアルルカはぼてっと地面に落ちた。
「ちゃんと歩きなさい。飛んで逃げられちゃ困るから。あ、ついでだからマントの前も留めといてくれよ。そのカッコでうろうろされちゃ、かなわないよ」
アルルカの恰好はほぼ下着姿だ。なんだってこんなカッコしてるんだ?おかげで目のやり場に……はっ。感じる……フランが、俺を冷たい目で見ているのを……
「……んんっ。これから町に戻るんだから、目立つ格好をされちゃ困るからな。それだけだけどな?」
俺は咳払いをすると、アルルカが前を留めるのを見届けた。アルルカは全く手を動かそうとしなかったので、俺がもう一度言い聞かせたことで、ようやくマントの留め金をかけた。
「……」
「ほれ、アルルカ。行った行った」
俺が背中をつつくと、アルルカは精魂尽き果てたかのように、ぼたりぼたりと階段を降り始めた。やれやれ、ようやく町に戻れるな。帽子越しに頭をごしごしかいた俺の隣に、フランがやってくる。フランは前を行くアルルカの背中を、無感情な瞳で見つめている……俺はアルルカのしたことが許せないし、きちんと罰を与えるつもりだけど。フランはどう思っているのだろう。
「フラン。さすがにかわいそうだと思うか?」
「ぜんぜん」
即答だった。
「当然の報いですよ。滅されないだけマシだと思います」
ウィルもフランに同意する。女性陣の大半は、ギルティ派のようだ。
「桜下さん、このヴァンパイアをどうするんですか?このままセイラムロットの町まで連れて行くんです?」
「まあ、とりあえずはな。さすがにもう悪さもできないだろうし、町にいっても大丈夫だろ」
「うーん……それよりも、私は町の人たちの反応が怖いんですけど……あの人たちは、このヴァンパイアを神として信仰していたんですよね?その神様をこんな形で連れて行ったら……」
「あー、そっちか」
それは確かに。町の連中は、やり方はともかく、アルルカと良好な関係を気づいてきたともいえる。本当にやり方はともかく、だが。
「とはいえ、教えないわけにもいかないだろ。じゃなかったら、クライブ神父は来年も儀式を行おうとするぜ?」
「まあ、そうですね……口で言うだけじゃ、絶対信じないでしょうし」
「そういうことだな。さいあく、必死に逃げ出そう。とんずらするのなんて、慣れっこだしな」
階段を下りきると、激闘によって破壊しつくされた部屋の入口へと戻ってきた。氷の破片と砕かれた床や壁の石材があたりに散乱している。そしてその奥に、アルルカによって無残な姿に変えられた、かつての犠牲者たちがゆらゆらと立ち尽くしていた。いままで俺の言葉に従っておとなしくしていてくれたが、ここに残していくわけにはいかない。彼らを自由にしてやらなけらば。
「アルルカ。この人たちがこうなったのは、お前のしわざだな?」
「……」
「答えなさい。命令だ」
「……はい……血を吸って、傀儡にする呪いをかけました……」
「呪いか……それ、どうやって解ける?」
「……朝日に当たれば、呪いは解けます……」
「朝日……」
日の出までは、まだ時間はあるはずだ。町に戻るくらいはできるだろう。
「よし。それじゃあ、みんな。俺についてきてくれるか?いっしょに町へ帰ろう」
俺が亡者たちへ呼びかけると、屍はきしきしと音を立てて、首を縦に振った。彼ら彼女らの未練を晴らすためにも、みんなを町へと連れて行かなければならない。
「こっから、もうひと仕事だな」
町にずっと蔓延ってきた闇を晴らす。終止符を打つために、俺たちはぞろぞろと町への道を戻り始めた。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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俺はアルルカの胸に置いていた手を離すと、パンパンと手を払った。アルルカの胸は柔らかかったが、ガラスの粉が散っていてチクチクした。
「さてと、リンを連れて帰らないとな」
「桜下殿、それでは吾輩が彼女をおぶさりましょう」
「そうか?じゃあ頼むよ」
俺はリンをエラゼムに任せた。でも、確かにそのほうがよさそうだ。大技を連発したし、何より久々に本気で怒ったせいで、俺もかなり疲れている。この状態で人ひとりを背負い、あの長い螺旋階段を下りる自信は……ないなぁ。
「そんじゃ後は……アルルカ。なにか、持ってきたいものはないか?大きなものはダメだけど」
「……」
アルルカはもう押さえつけられてはいなかったが、ぺたんと床に座り込んだまま、微動だにしなかった。相当のショックを受けているようだが、あれだけのことをしてきたんだ。同情の余地はない。
「……」
「……まあ、ないならいいけど。じゃあ出発するぞ」
俺は階段を下りようと、くるりと背中を向けた。そのとたん、後ろでカチャリとガラスを踏む音がした。
「桜下さん!」
ウィルが叫ぶ。やっぱり来たか……!俺はすかさず、振り向かないまま叫んだ。
「アルルカ!おすわり!」
「ふぎゅ!」
ズササー。俺の足もとに、足を折りたたんで正座の姿勢になったアルルカが滑り込んできた。
「ど、ど、どうして!?このっ、動きなさいよ!」
アルルカは自分の足をバシバシ叩いているが、彼女の足はぴっちり閉じて微動だにしない。
「無理だな。言っただろ、お前はもう、俺の支配下にある。俺がおすわりって言ったから、体がそれに従ったんだよ」
「そ、んな……嘘でしょ。じゃああたしは、もう一生あんたの言いなりなの……?」
「そういうことだ。あきらめてくれ」
アルルカはこの世の終わりがあるとすれば今だ、という顔をした。
「ところで、一体俺の背後で、何をするつもりだったんだ?」
「……」
「答えなさい。それとも、これも命令したほうがいいか?」
「~~~~ッ!あ、あんたをぶっ殺そうと思ったのよ!このあたしが、神妙にあんたの家来になるとでも思った!?少しでも隙を見せてごらんなさい、ガブリと噛みついて、逆にあんたを眷属にしてやるんだからねっ!」
「やっぱしか。そう来るだろうと思ってたよ。アニ、例のやつ、頼む」
『承知しました』
俺が頼むと、アニが青い光を放ち、床に魔法陣を展開した。アルルカがそれを見てぎくりと震える。
「な、何をする気よ……?」
「アルルカ、お前にプレゼントがある。受け取ってくれ」
「プレゼント……?」
魔法陣から魔法の馬具が現れると、俺はそのうちの一つを手に取った。紐のような形をしたそれは、馬の口にかませる、あぶみだ。それにアニが鋭い光を照射すると、あぶみは徐々に姿を変え、やがてマスクのような形になった。
『こんなものでいかがでしょうか』
「上出来だ。それじゃアルルカ、ちょっと失礼するぞ」
「ちょ、ちょっと!なにすんのよ!やめっ」
「おすわり」
俺が再度唱えると、アルルカは暴れるのをやめ、再び正座の姿勢になった。俺はアルルカの口元にマスクを当てると、長い黒髪をかき上げ、首の後ろでカチリと金具を止めた。
「よし。これで勝手に噛みついたりできないだろ」
顔の半分を覆うように、黒いマスクがアルルカの口に装着された。すぐさまアルルカがマスクに手をかけるが、マスクはびくともしない。
「それ、俺が許可しない限りは取れない仕組みになってるから。外そうとしても無駄だぞ。けど息とか、普通にしゃべることはできるようには、アニにしてもらったからな」
せめてもの慰めにも、アルルカは全く反応しなかった。今度こそ、完全に心が折れたようだ。
「ま、でもいちおう、しばらくは監視させてもらうな。さきに行ってくれ」
俺が先に歩くよう促すと、アルルカはふらりと立ち上がり、よろよろ歩き出した……かと思うと当然走り出し、ばさっとマントを広げた。
「アルルカ、ダメだ。飛んじゃいけません」
「あぅ」
アルルカのマントは翼に変わることなく、ジャンプしたアルルカはぼてっと地面に落ちた。
「ちゃんと歩きなさい。飛んで逃げられちゃ困るから。あ、ついでだからマントの前も留めといてくれよ。そのカッコでうろうろされちゃ、かなわないよ」
アルルカの恰好はほぼ下着姿だ。なんだってこんなカッコしてるんだ?おかげで目のやり場に……はっ。感じる……フランが、俺を冷たい目で見ているのを……
「……んんっ。これから町に戻るんだから、目立つ格好をされちゃ困るからな。それだけだけどな?」
俺は咳払いをすると、アルルカが前を留めるのを見届けた。アルルカは全く手を動かそうとしなかったので、俺がもう一度言い聞かせたことで、ようやくマントの留め金をかけた。
「……」
「ほれ、アルルカ。行った行った」
俺が背中をつつくと、アルルカは精魂尽き果てたかのように、ぼたりぼたりと階段を降り始めた。やれやれ、ようやく町に戻れるな。帽子越しに頭をごしごしかいた俺の隣に、フランがやってくる。フランは前を行くアルルカの背中を、無感情な瞳で見つめている……俺はアルルカのしたことが許せないし、きちんと罰を与えるつもりだけど。フランはどう思っているのだろう。
「フラン。さすがにかわいそうだと思うか?」
「ぜんぜん」
即答だった。
「当然の報いですよ。滅されないだけマシだと思います」
ウィルもフランに同意する。女性陣の大半は、ギルティ派のようだ。
「桜下さん、このヴァンパイアをどうするんですか?このままセイラムロットの町まで連れて行くんです?」
「まあ、とりあえずはな。さすがにもう悪さもできないだろうし、町にいっても大丈夫だろ」
「うーん……それよりも、私は町の人たちの反応が怖いんですけど……あの人たちは、このヴァンパイアを神として信仰していたんですよね?その神様をこんな形で連れて行ったら……」
「あー、そっちか」
それは確かに。町の連中は、やり方はともかく、アルルカと良好な関係を気づいてきたともいえる。本当にやり方はともかく、だが。
「とはいえ、教えないわけにもいかないだろ。じゃなかったら、クライブ神父は来年も儀式を行おうとするぜ?」
「まあ、そうですね……口で言うだけじゃ、絶対信じないでしょうし」
「そういうことだな。さいあく、必死に逃げ出そう。とんずらするのなんて、慣れっこだしな」
階段を下りきると、激闘によって破壊しつくされた部屋の入口へと戻ってきた。氷の破片と砕かれた床や壁の石材があたりに散乱している。そしてその奥に、アルルカによって無残な姿に変えられた、かつての犠牲者たちがゆらゆらと立ち尽くしていた。いままで俺の言葉に従っておとなしくしていてくれたが、ここに残していくわけにはいかない。彼らを自由にしてやらなけらば。
「アルルカ。この人たちがこうなったのは、お前のしわざだな?」
「……」
「答えなさい。命令だ」
「……はい……血を吸って、傀儡にする呪いをかけました……」
「呪いか……それ、どうやって解ける?」
「……朝日に当たれば、呪いは解けます……」
「朝日……」
日の出までは、まだ時間はあるはずだ。町に戻るくらいはできるだろう。
「よし。それじゃあ、みんな。俺についてきてくれるか?いっしょに町へ帰ろう」
俺が亡者たちへ呼びかけると、屍はきしきしと音を立てて、首を縦に振った。彼ら彼女らの未練を晴らすためにも、みんなを町へと連れて行かなければならない。
「こっから、もうひと仕事だな」
町にずっと蔓延ってきた闇を晴らす。終止符を打つために、俺たちはぞろぞろと町への道を戻り始めた。
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