261 / 860
7章 大根役者
11-2
しおりを挟む
11-2
「しゅ、シュタイアー神さま……?」
リンはアルルカから告げられた名前を聞いて、ぽかんと口を開けた。
「そうだ。こうして会うのを楽しみしていたぞ、シスター・リン」
「ど、どうして私の名前を……?」
「どうしてもなにも、おぬしがこの町に来た時から知っている。なんなら、毎月会ってもいたしのう」
「毎月……?」
リンが困惑して顔を歪めると、アルルカはひざを折り、床に這いつくばるリンと目線を合わせた。
「そうだとも、シスター・リン。おぬしが毎月行っている、血の杯の儀。あれの意味を、おぬしは考えたことがあったか?」
「え……い、意味?」
「くふふ、何も知らぬのう。しょうがない、教えてやろう。おぬしの腕には儀式の後、聖痕が浮かんでいただろう?」
「は、はい……」
アルルカはにんまり笑うと、リンの手を取って袖をまくり、そこに巻かれた包帯をほどいた。現れたリンの手首には、無数の刺し傷の跡がびっしりと残されていた。まるで、鋭い牙に繰り返し刺されたような傷……アルルカはその跡を、愛おしそうに指先でなぞった。
「この聖痕は、わらわの牙のあとだ」
「え……き、ば?」
アルルカがにぃっと笑うと、唇の端から鋭い牙がのぞいた。
「これだ。これで、毎月お前に噛みついておったのだ。酒でふらふらになったお前から、血をいただくためにな」
「血、を……?どうして、そんなもの……?」
「おや、まだ分からぬか?カンのいい娘はここで気付くがのう。ほれ、順を追って考えてみぃ。“コウモリ”のシンボル、“血”の杯、そして“満月”祭……これだけ揃えば、おのずと見えてくるだろう。わらわの存在が、なにであるか」
アルルカは言葉の節々を強めて印象付けながら、最後に自分の胸を指し示した。
「わらわは、ヴァンパイアだ」
リンの目が点になった。ヴァンパイアだって?
「そ、そんなわけないわ。シュタイアー神が、ヴァンパイア……?」
「それが、あるんだなー……おっと、んんっ。それは事実だ。まぎれもない、な」
「で、デタラメ言わないで!あなたなんかが、シュタイアー神なわけないわ!」
「おやおや、神に向かってなんたる不敬か。第一、おぬしは毎日、わらわの像を崇めておったでろう」
「あなたの像……?ふざけないで、私はシュタイアー神の像を……」
その時、リンの目がはっと見開かれた。リンが毎日神と崇めていた石像と、目の前の異様な女の顔とが、瓜二つであることに気付いたからだ。
「ふふふ、分かったか?あの像は、わらわを象らせたものだ。わらわの命令でな」
「めい、れい……?」
「そうだ。あの像を作らせたのもわらわ。おぬしが毎月儀式を行うよう、神父どもに命じていたのもわらわ。シュタイアー教を作り上げたのは、他ならぬわらわ自身だ」
リンは胸の内が、ずんっと重くなるのを感じた。
「うそ、よ。シュタイアー教が、ヴァンパイアによって作られたなんて……」
「嘘なわけあるか。だからわらわの姓がついているのだぞ、シュタイアーとな」
「そんな……じゃあ、神父さまたちは騙されて……」
「いいや、それは違う。クライブを始め、町の人間どもはわらわの存在を知っている。奴らはわらわに忠実な、わらわの下僕だ」
「…………え?」
リンの顔から血の気が引いていく。それを見て、アルルカはことさらにんまり笑みを強めた。
「くふふ。あいつらはな、みーんな知っていたのだ。神の正体がわらわであることも、何も知らないシスターが騙されていることも、そしてこの城を訪れた者が、どんな末路を辿るのかも」
アルルカが指をくいっと曲げると、リンに突き飛ばされた干からびた死体が、糸につられた人形のように起き上がった。
「かわいそうにのう。これは、まぎれもなくおぬしの姉だった人間だのに。こやつはちょうど一年前、おぬしと同じようにこの城に訪れ、おぬしと同じ話を聞き、絶望した。そしてわらわに血を捧げて死んだのだ。くひひ……その時の最期と言ったら。こやつはずーっと泣き叫んでおったわ。一年後にはおぬしが自分と同じ目に遭うことを悟って、『妹だけには手を出さないで!リンだけは助けて!』と何度ものぅ……」
「う、嘘よ……」
「だというのに、おぬしはそんなヤツを突き飛ばしたりなんかして。薄情な妹を持って、こやつも浮かばれんのう。くきき!」
「うそよ…………」
「事実なんだなぁ、これが。町の人間どもは、自分たちが助かりたいがために、毎年毎年こうしてお前たちを生贄に差し出しているのだよ。去年はこやつ、今年はお前。そして来年はおぬしの妹……」
「うそよーーーーーーーーーーーー!!!!!」
リンが耳をふさいで絶叫する。
「うそよ、うそようそようそよ!みんな優しかったのよ、そんなことするはずない!」
「それもぜーんぶ、お前たちを騙す嘘だったわ・け!だいたいお前みたいな奴隷あがりの小娘が、一年かちょっとでシスターになれるわけないでしょう!?みーんなお前を信じ込ませるためのお芝居だったのよ!!」
「いやああああ!信じない、聞きたくない!」
リンが床に突っ伏すと、アルルカはリンの髪を掴んで、無理やり顔を上げさせた。
「だめよ、ちゃーんと聞きなさい!あんたは騙されてた!お前の姉も、そして妹も!お前に期待なんか、最初っからだーっれもしてなかったの!あんたの役目は、ただ一つ!今夜、ここで、あたしに吸い殺されることなんだからね!!」
「あ……」
リンの瞳から、ふっと光が消えた。
「あんたなんか、家畜同然よ!そのへんの豚と一緒!エサを与えられて、十分育ったら出荷されんの!わかる?そうやってあんたは、今まで育てられてきた!町の連中は、さぞあんたの健やかな成長を望んでいたでしょうよ!だってあんたには、町を代表して死んでもらわなくちゃいけないんだからねぇ!あんたに期待してることなんか、さいっっっしょから死ぬことだけ!あんたは死ぬためだけに、今まで生かされてきたのよ!」
「あ、ああ……」
リンの見開かれた瞳から、壊れた蛇口のように涙がこぼれ始めた。
「ああぁぁぁぁぁぁ……」
その姿を見て、アルルカは恍惚と快楽にぶるりと体を震わせた。
「あぁっ……~~~~ッッッ!さいっこう!なんて脆くて儚いの!人が壊れる瞬間ってのは、ほんとにたまんないわ!」
アルルカの白い頬がうっすらピンク色に上気する。見た目こそ人間に近い風貌をしているが、彼女の倫理観はとっくの昔に崩壊していた。あるのは、怪物としての本能のみだ。
「はぁっ、はぁっ……あぁん、もうたまんない。今すぐ吸い殺してあげたい……こういうバカな小娘の血って、たまんなくおいしいのよねぇ……でも、その前に」
アルルカはじゅるりとよだれをすすると、立ち上がって、開け放たれた扉の奥へ声を投げかけた。
「いい加減、盗み聞きはよしたらどう?ほら、お入りなさい。今夜のあたしは機嫌がいいから、あなたたちの相手もしてあげるわ」
「……」
すると、扉の奥の闇の中から、奇妙な風貌の一団が現れた。帽子をかぶった少年、ガントレットをした少女、浮遊するシスター、鎧姿の騎士、小柄な幼女……
「あらあら、ずいぶん変わったご一行だこと……んんっ。歓迎するぞ、旅人諸君。わらわの城にようこそ……」
アルルカはかしこまった声を作る。しかし、先ほどのやり取りを見られていたのであろう。一行は固い表情のままだった。特に、先頭にいる帽子の少年。彼はまぎれもない憎悪の視線を、アルルカへ向けている。
(ふぅん……いい目をするじゃない)
アルルカは内心でほくそ笑んだ。この城に連れてこられる人間は、馬鹿なシスターか、もしくは町の罠にはめられ、生贄としてささげられる旅人ばかりだった。そいつらは怯えて命乞いをするだけで、それはそれで面白みもあったけれど、近頃はマンネリ気味で飽き飽きしていた。そろそろ本気でアルルカの首を狙う、血気滾る男の相手をしたいと思っていたのだ。
(男と言うには、まだちょっと小さいけど……まいっか。若い方が血はおいしいし)
それに、そういう強気なやつを痛たぶり、泣き叫ばせるのがどんなに快感か……アルルカは今からでも体の奥が熱くなりそうだった。彼女は、目の前の一行を危険だとは、ミジンコ一匹分も思っちゃいなかった。不死身であり、膨大な魔力を操る自分に勝てた人間は、未だかつて一人としていないのだ。
「さぁ……楽しもうではないか」
アルルカは、妖艶な笑みを浮かべた。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「しゅ、シュタイアー神さま……?」
リンはアルルカから告げられた名前を聞いて、ぽかんと口を開けた。
「そうだ。こうして会うのを楽しみしていたぞ、シスター・リン」
「ど、どうして私の名前を……?」
「どうしてもなにも、おぬしがこの町に来た時から知っている。なんなら、毎月会ってもいたしのう」
「毎月……?」
リンが困惑して顔を歪めると、アルルカはひざを折り、床に這いつくばるリンと目線を合わせた。
「そうだとも、シスター・リン。おぬしが毎月行っている、血の杯の儀。あれの意味を、おぬしは考えたことがあったか?」
「え……い、意味?」
「くふふ、何も知らぬのう。しょうがない、教えてやろう。おぬしの腕には儀式の後、聖痕が浮かんでいただろう?」
「は、はい……」
アルルカはにんまり笑うと、リンの手を取って袖をまくり、そこに巻かれた包帯をほどいた。現れたリンの手首には、無数の刺し傷の跡がびっしりと残されていた。まるで、鋭い牙に繰り返し刺されたような傷……アルルカはその跡を、愛おしそうに指先でなぞった。
「この聖痕は、わらわの牙のあとだ」
「え……き、ば?」
アルルカがにぃっと笑うと、唇の端から鋭い牙がのぞいた。
「これだ。これで、毎月お前に噛みついておったのだ。酒でふらふらになったお前から、血をいただくためにな」
「血、を……?どうして、そんなもの……?」
「おや、まだ分からぬか?カンのいい娘はここで気付くがのう。ほれ、順を追って考えてみぃ。“コウモリ”のシンボル、“血”の杯、そして“満月”祭……これだけ揃えば、おのずと見えてくるだろう。わらわの存在が、なにであるか」
アルルカは言葉の節々を強めて印象付けながら、最後に自分の胸を指し示した。
「わらわは、ヴァンパイアだ」
リンの目が点になった。ヴァンパイアだって?
「そ、そんなわけないわ。シュタイアー神が、ヴァンパイア……?」
「それが、あるんだなー……おっと、んんっ。それは事実だ。まぎれもない、な」
「で、デタラメ言わないで!あなたなんかが、シュタイアー神なわけないわ!」
「おやおや、神に向かってなんたる不敬か。第一、おぬしは毎日、わらわの像を崇めておったでろう」
「あなたの像……?ふざけないで、私はシュタイアー神の像を……」
その時、リンの目がはっと見開かれた。リンが毎日神と崇めていた石像と、目の前の異様な女の顔とが、瓜二つであることに気付いたからだ。
「ふふふ、分かったか?あの像は、わらわを象らせたものだ。わらわの命令でな」
「めい、れい……?」
「そうだ。あの像を作らせたのもわらわ。おぬしが毎月儀式を行うよう、神父どもに命じていたのもわらわ。シュタイアー教を作り上げたのは、他ならぬわらわ自身だ」
リンは胸の内が、ずんっと重くなるのを感じた。
「うそ、よ。シュタイアー教が、ヴァンパイアによって作られたなんて……」
「嘘なわけあるか。だからわらわの姓がついているのだぞ、シュタイアーとな」
「そんな……じゃあ、神父さまたちは騙されて……」
「いいや、それは違う。クライブを始め、町の人間どもはわらわの存在を知っている。奴らはわらわに忠実な、わらわの下僕だ」
「…………え?」
リンの顔から血の気が引いていく。それを見て、アルルカはことさらにんまり笑みを強めた。
「くふふ。あいつらはな、みーんな知っていたのだ。神の正体がわらわであることも、何も知らないシスターが騙されていることも、そしてこの城を訪れた者が、どんな末路を辿るのかも」
アルルカが指をくいっと曲げると、リンに突き飛ばされた干からびた死体が、糸につられた人形のように起き上がった。
「かわいそうにのう。これは、まぎれもなくおぬしの姉だった人間だのに。こやつはちょうど一年前、おぬしと同じようにこの城に訪れ、おぬしと同じ話を聞き、絶望した。そしてわらわに血を捧げて死んだのだ。くひひ……その時の最期と言ったら。こやつはずーっと泣き叫んでおったわ。一年後にはおぬしが自分と同じ目に遭うことを悟って、『妹だけには手を出さないで!リンだけは助けて!』と何度ものぅ……」
「う、嘘よ……」
「だというのに、おぬしはそんなヤツを突き飛ばしたりなんかして。薄情な妹を持って、こやつも浮かばれんのう。くきき!」
「うそよ…………」
「事実なんだなぁ、これが。町の人間どもは、自分たちが助かりたいがために、毎年毎年こうしてお前たちを生贄に差し出しているのだよ。去年はこやつ、今年はお前。そして来年はおぬしの妹……」
「うそよーーーーーーーーーーーー!!!!!」
リンが耳をふさいで絶叫する。
「うそよ、うそようそようそよ!みんな優しかったのよ、そんなことするはずない!」
「それもぜーんぶ、お前たちを騙す嘘だったわ・け!だいたいお前みたいな奴隷あがりの小娘が、一年かちょっとでシスターになれるわけないでしょう!?みーんなお前を信じ込ませるためのお芝居だったのよ!!」
「いやああああ!信じない、聞きたくない!」
リンが床に突っ伏すと、アルルカはリンの髪を掴んで、無理やり顔を上げさせた。
「だめよ、ちゃーんと聞きなさい!あんたは騙されてた!お前の姉も、そして妹も!お前に期待なんか、最初っからだーっれもしてなかったの!あんたの役目は、ただ一つ!今夜、ここで、あたしに吸い殺されることなんだからね!!」
「あ……」
リンの瞳から、ふっと光が消えた。
「あんたなんか、家畜同然よ!そのへんの豚と一緒!エサを与えられて、十分育ったら出荷されんの!わかる?そうやってあんたは、今まで育てられてきた!町の連中は、さぞあんたの健やかな成長を望んでいたでしょうよ!だってあんたには、町を代表して死んでもらわなくちゃいけないんだからねぇ!あんたに期待してることなんか、さいっっっしょから死ぬことだけ!あんたは死ぬためだけに、今まで生かされてきたのよ!」
「あ、ああ……」
リンの見開かれた瞳から、壊れた蛇口のように涙がこぼれ始めた。
「ああぁぁぁぁぁぁ……」
その姿を見て、アルルカは恍惚と快楽にぶるりと体を震わせた。
「あぁっ……~~~~ッッッ!さいっこう!なんて脆くて儚いの!人が壊れる瞬間ってのは、ほんとにたまんないわ!」
アルルカの白い頬がうっすらピンク色に上気する。見た目こそ人間に近い風貌をしているが、彼女の倫理観はとっくの昔に崩壊していた。あるのは、怪物としての本能のみだ。
「はぁっ、はぁっ……あぁん、もうたまんない。今すぐ吸い殺してあげたい……こういうバカな小娘の血って、たまんなくおいしいのよねぇ……でも、その前に」
アルルカはじゅるりとよだれをすすると、立ち上がって、開け放たれた扉の奥へ声を投げかけた。
「いい加減、盗み聞きはよしたらどう?ほら、お入りなさい。今夜のあたしは機嫌がいいから、あなたたちの相手もしてあげるわ」
「……」
すると、扉の奥の闇の中から、奇妙な風貌の一団が現れた。帽子をかぶった少年、ガントレットをした少女、浮遊するシスター、鎧姿の騎士、小柄な幼女……
「あらあら、ずいぶん変わったご一行だこと……んんっ。歓迎するぞ、旅人諸君。わらわの城にようこそ……」
アルルカはかしこまった声を作る。しかし、先ほどのやり取りを見られていたのであろう。一行は固い表情のままだった。特に、先頭にいる帽子の少年。彼はまぎれもない憎悪の視線を、アルルカへ向けている。
(ふぅん……いい目をするじゃない)
アルルカは内心でほくそ笑んだ。この城に連れてこられる人間は、馬鹿なシスターか、もしくは町の罠にはめられ、生贄としてささげられる旅人ばかりだった。そいつらは怯えて命乞いをするだけで、それはそれで面白みもあったけれど、近頃はマンネリ気味で飽き飽きしていた。そろそろ本気でアルルカの首を狙う、血気滾る男の相手をしたいと思っていたのだ。
(男と言うには、まだちょっと小さいけど……まいっか。若い方が血はおいしいし)
それに、そういう強気なやつを痛たぶり、泣き叫ばせるのがどんなに快感か……アルルカは今からでも体の奥が熱くなりそうだった。彼女は、目の前の一行を危険だとは、ミジンコ一匹分も思っちゃいなかった。不死身であり、膨大な魔力を操る自分に勝てた人間は、未だかつて一人としていないのだ。
「さぁ……楽しもうではないか」
アルルカは、妖艶な笑みを浮かべた。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
お気に入りに追加
123
あなたにおすすめの小説
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる