158 / 860
5章 幸せの形
10-2
しおりを挟む
10-2
「ん、けどまてよ。あいつの核って、絶対竜核だよな。んで、その竜核って確か……」
俺はアイアンゴーレムが召喚される様子を、まじまじとこの目で見ていたんだ。あの時は、竜核を地面から湧き出した鉄が包み込むようにして、ゴーレムの体が作られていった。つまり、核はあいつの鋼鉄の体の中ってことじゃ……
「あそうだ、ライラ!お前、なんかすっげぇ強い魔法を使えないか?あのゴーレムを木端微塵に吹き飛ばせるくらいのやつ!」
「え、え?」
「ほら、俺たちにぶん投げてきたじゃないか、でっかい火の玉!」
「わ、わかった、ちょっと待って」
ライラは目を閉じ、手を合わせると、呪文の詠唱に入った。そして目を見開き、両手をゴーレムのほうへ突き出した。
「ジラソーレ!」
シュゴウッ!突然目の前に燃え盛る火の玉が浮かび上がった。火球はまっすぐゴーレムに向かって飛んでいく。ドゴーン!
「やった!直撃だ!」
俺は喜んだが、ライラは浮かない顔をしていた。そーいう顔をするってことは、つまり……?
「ゴゴオオォォ!」
うわ、ピンピンしてやがる!一瞬炎に包まれたアイアンゴーレムだったが、奴の体には傷一つついていない。せいぜい焦げ跡が少し残ったくらいだ。
「やっぱりか。鉄の体に炎は効かないよ」
ライラはこの結果を想定済みだったようで、特にショックを受けた様子もなかった。
「そ、それを早く言えよな……」
「だって、鉄の塊を吹っ飛ばすまほーなんてわかんなかったもん」
あ……それもそうか。そんな破壊力のある魔法、いくらライラが早熟だからって、ほいほい使えるものじゃないよな。ライラはまだ小さな子どもなんだって、忘れてた。
魔法が効かないことがわかると、フランが鉤爪を引き抜いて闇夜にかざした。
「だったら後は、力づくでぶん殴るだけだね」
「フラン嬢のいう通りですな」
エラゼムがフランの隣に並び立つ。
「幸い、ここにはアダマンタイト製の剛鉄と、鉄をも引き裂く爪の持ち主がいます。なぁに、ブリキの人形なんぞ、すぐ鉄くずに変えて見せましょう」
「いくよ!」
二人は左右に分かれて、アイアンゴーレムに両脇に回り込んでいった。
「えーい!こうなったら、もうヤケです!」
ウィルはありったけの魔法を連発して、火の粉や火花をめちゃくちゃにゴーレムに吹き付けた。ゴーレムはそれをものともしていなかったが、ウィルはおかまいなしに呪文を唱え続ける。
「やっ!」
「ぬぅん!」
フランとエラゼムが同時にゴーレムの左右の足に切りかかる。それでもゴーレムは動きを止めず、それどころか村のほうへズシズシとゆっくり移動し始めた。
「くっ……!総攻撃でもだめなのか。ゴーレムはアンデッドじゃないから、俺の能力も役に立たないし……」
何もできない俺は、ただ歯噛みするしかなかった。鋼鉄の巨人相手じゃ、俺の剣も役に立たない。
「あ、そうだ!ライラ、あいつの足もとに穴を掘れないか?落とし穴みたいにして、やつを転ばせるんだ!」
俺は藁にも縋る思いでライラへ振り向いた。他力本願でも、今俺にできることなら何でもやってやる。と、思ったんだけど……ライラはむっつりした顔で、黙って首を横に振った。
「いや」
「は?ら、ライラ?」
「別に、ライラはあのゴーレムがどうしようが気にしないもん。なんとなくついて来ちゃったけど、別にお前たちの仲間になったわけでもないし」
「で、でも。さっきまでは協力してくれたじゃないか」
「あれは、その……と、とにかく!村が壊されちゃっても、そんなの知らない。ゴーレムを呼び出したのはライラじゃないし。ライラ、まだ村の人たちのこと、許してないんだから」
「ライラ……」
「だいたい、あなたたちもどうして戦おうとするの?さっきも見たでしょ、村長はライラたちを殺そうとしたんだよ!そんな人たちのこと、ほっとけばいいじゃん!」
「……まぁ、確かにな」
俺はかがんで視線を低くすると、ライラと目を合わせた。
「けどな、ライラ。俺たちは……ていうか俺は、目の前でたくさんの人が死ぬかもしれないのに、それを知らんぷりするほうが嫌なんだよ。なんていうか……怖いんだな、うん」
「……怖い?」
「そう。そんなことをした日の夜は、絶対眠れないだろうな。もし寝れたとしても、そりゃぜってー夢見が悪いってやつだぜ」
「それが怖いの?」
「ああ。俺は毎日幸せな気分で目を閉じて、朝までぐっすり寝たいんだ」
「そんなの……そんなの、おかしいよ。人は毎日どこかで必ず死んでるんだよ?それじゃいつまでたっても、安心して眠れないじゃん」
「おっと、俺は博愛主義を説きたいわけじゃないぜ。地球の反対側で起こってることなんて知るもんか。けど知っちまったことには、やれるだけ手を尽くしてみようってことなのさ。要するに、やりたいからやってるだけなんだ……だからこそ。俺たちのやりたいことに、ライラを巻き込むようなことはしないよ」
俺はライラのほうき草のようなもじゃもじゃの赤毛をぽんぽんと撫でた。
「ライラが嫌だっていうんなら、無理強いはしない。悪かったな。ここは危ないから、どこか遠くに逃げといた方がいい」
「そ……それは、そうだけど……」
「けどさ、ライラ。俺はここに来る途中できみに聞いたよな?別に付いてこなくてもいいって。それでもきみは俺たちに付いてきた。それってお前もどこかで、村の人たちを救ってやりたい気持ちがあったからなんじゃないか?」
そうだ。ライラは自分の意思でここまで付いてきた。墓場では村人たちを解放するのに、自分から一役買って出てくれた。口ではああ言っているが、俺はライラの中でまだ葛藤があるような気がしているんだ。
「そ、そんなわけない!ライラはあの村なんか無くなっちゃえばいいって、本気でそう思ってるんだから!」
「そうか?まあ、それならそれでいいさ。俺たちはやりたいようにやる。だからライラも、自分の好きなようにするのがいいよ」
「う、ら、ライラは……」
ライラは迷うように言いよどむと、口をもごもごさせた……
「……もういい!お前らなんか知らない!勝手に死んじゃえ、ばーかばーか!」
ば、ばか?ライラは叫ぶように言い切ると、森の中へと走って行ってしまった。
『……主様、いいのですか?行かせてしまって』
「ああ。正直、ちょっと惜しいけどな。一緒に戦ってくれたらよかったのに……」
ガシャーン!背後で騒々しい金属音が響いた。っとそうだ、今はアイアンゴーレムとの戦いの最中であって、ほんとは猫の手も借りたいくらいなんだからな。さっきの音は、エラゼムが構えた大剣にゴーレムの拳が当たり、エラゼムが剣ごとぶっ飛ばされた音だった。
「やれやれ、鎧がへこんでしまった……まったく、手間を掛けさせてくれる」
エラゼムはぐるりと剣を回すと、飛んできたゴーレムの足をひらりとかわした。こちらは相手にまともなダメージを与えられず、相手の攻撃はこちらにとって致命傷になりうる威力だ。戦況は一方的に不利にも思えたが、フランもウィルもエラゼムも、やみくもに戦っているわけではなかった。ゴーレムの体にはいくつものひっかいた跡のような傷が浮かび、左腕のひじの部分は黒く焼け焦げ、動きがぎこちなくなっている。ウィルの度重なる火花で、少しずつ焼けただれたんだ。
「ゴゴオオォォ!」
最初は攻撃されても無視していたゴーレムも、さすがに対処しなければならない敵だと認識したようだ。足を止め、自分の周りを飛び交うフランとエラゼムを捕まえようと躍起になっている。
「みんな、いいぞ!あいつをここに釘付けにしておけば、ダメージの積み重ねできっと倒せるはずだ!」
それはもちろん、こちらが一撃も食らわないことが前提だ。白刃の上を歩くような戦いだが、それでも活路を見いだせるなら……!
「はぁ!」
ギィン!フランが鉤爪を振り下ろすと、アイアンゴーレムの手から、鉄骨のような小指がバキリと抜け落ちた。やった、はじめてまともなダメージが通ったぞ!
「グググゥーー!」
ゴーレムが反撃のパンチを繰り出すが、フランはそれをジャンプでかわすと、その腕を足場にポーンと高く跳び上がった。そのままゴーレムの顔面目がけて爪を突き出す。
「ゴゴオォォォン!」
ジャキィン!ゴーレムが吠えたかと思うと、やつの金属の身体が水のように波打ち、そこから無数の棘が剣山のように飛び出してきた。フランは勢いを殺せず、そこへ自ら飛び込む形になってしまった。
グジュゥ!
「ごほっ……」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
「ん、けどまてよ。あいつの核って、絶対竜核だよな。んで、その竜核って確か……」
俺はアイアンゴーレムが召喚される様子を、まじまじとこの目で見ていたんだ。あの時は、竜核を地面から湧き出した鉄が包み込むようにして、ゴーレムの体が作られていった。つまり、核はあいつの鋼鉄の体の中ってことじゃ……
「あそうだ、ライラ!お前、なんかすっげぇ強い魔法を使えないか?あのゴーレムを木端微塵に吹き飛ばせるくらいのやつ!」
「え、え?」
「ほら、俺たちにぶん投げてきたじゃないか、でっかい火の玉!」
「わ、わかった、ちょっと待って」
ライラは目を閉じ、手を合わせると、呪文の詠唱に入った。そして目を見開き、両手をゴーレムのほうへ突き出した。
「ジラソーレ!」
シュゴウッ!突然目の前に燃え盛る火の玉が浮かび上がった。火球はまっすぐゴーレムに向かって飛んでいく。ドゴーン!
「やった!直撃だ!」
俺は喜んだが、ライラは浮かない顔をしていた。そーいう顔をするってことは、つまり……?
「ゴゴオオォォ!」
うわ、ピンピンしてやがる!一瞬炎に包まれたアイアンゴーレムだったが、奴の体には傷一つついていない。せいぜい焦げ跡が少し残ったくらいだ。
「やっぱりか。鉄の体に炎は効かないよ」
ライラはこの結果を想定済みだったようで、特にショックを受けた様子もなかった。
「そ、それを早く言えよな……」
「だって、鉄の塊を吹っ飛ばすまほーなんてわかんなかったもん」
あ……それもそうか。そんな破壊力のある魔法、いくらライラが早熟だからって、ほいほい使えるものじゃないよな。ライラはまだ小さな子どもなんだって、忘れてた。
魔法が効かないことがわかると、フランが鉤爪を引き抜いて闇夜にかざした。
「だったら後は、力づくでぶん殴るだけだね」
「フラン嬢のいう通りですな」
エラゼムがフランの隣に並び立つ。
「幸い、ここにはアダマンタイト製の剛鉄と、鉄をも引き裂く爪の持ち主がいます。なぁに、ブリキの人形なんぞ、すぐ鉄くずに変えて見せましょう」
「いくよ!」
二人は左右に分かれて、アイアンゴーレムに両脇に回り込んでいった。
「えーい!こうなったら、もうヤケです!」
ウィルはありったけの魔法を連発して、火の粉や火花をめちゃくちゃにゴーレムに吹き付けた。ゴーレムはそれをものともしていなかったが、ウィルはおかまいなしに呪文を唱え続ける。
「やっ!」
「ぬぅん!」
フランとエラゼムが同時にゴーレムの左右の足に切りかかる。それでもゴーレムは動きを止めず、それどころか村のほうへズシズシとゆっくり移動し始めた。
「くっ……!総攻撃でもだめなのか。ゴーレムはアンデッドじゃないから、俺の能力も役に立たないし……」
何もできない俺は、ただ歯噛みするしかなかった。鋼鉄の巨人相手じゃ、俺の剣も役に立たない。
「あ、そうだ!ライラ、あいつの足もとに穴を掘れないか?落とし穴みたいにして、やつを転ばせるんだ!」
俺は藁にも縋る思いでライラへ振り向いた。他力本願でも、今俺にできることなら何でもやってやる。と、思ったんだけど……ライラはむっつりした顔で、黙って首を横に振った。
「いや」
「は?ら、ライラ?」
「別に、ライラはあのゴーレムがどうしようが気にしないもん。なんとなくついて来ちゃったけど、別にお前たちの仲間になったわけでもないし」
「で、でも。さっきまでは協力してくれたじゃないか」
「あれは、その……と、とにかく!村が壊されちゃっても、そんなの知らない。ゴーレムを呼び出したのはライラじゃないし。ライラ、まだ村の人たちのこと、許してないんだから」
「ライラ……」
「だいたい、あなたたちもどうして戦おうとするの?さっきも見たでしょ、村長はライラたちを殺そうとしたんだよ!そんな人たちのこと、ほっとけばいいじゃん!」
「……まぁ、確かにな」
俺はかがんで視線を低くすると、ライラと目を合わせた。
「けどな、ライラ。俺たちは……ていうか俺は、目の前でたくさんの人が死ぬかもしれないのに、それを知らんぷりするほうが嫌なんだよ。なんていうか……怖いんだな、うん」
「……怖い?」
「そう。そんなことをした日の夜は、絶対眠れないだろうな。もし寝れたとしても、そりゃぜってー夢見が悪いってやつだぜ」
「それが怖いの?」
「ああ。俺は毎日幸せな気分で目を閉じて、朝までぐっすり寝たいんだ」
「そんなの……そんなの、おかしいよ。人は毎日どこかで必ず死んでるんだよ?それじゃいつまでたっても、安心して眠れないじゃん」
「おっと、俺は博愛主義を説きたいわけじゃないぜ。地球の反対側で起こってることなんて知るもんか。けど知っちまったことには、やれるだけ手を尽くしてみようってことなのさ。要するに、やりたいからやってるだけなんだ……だからこそ。俺たちのやりたいことに、ライラを巻き込むようなことはしないよ」
俺はライラのほうき草のようなもじゃもじゃの赤毛をぽんぽんと撫でた。
「ライラが嫌だっていうんなら、無理強いはしない。悪かったな。ここは危ないから、どこか遠くに逃げといた方がいい」
「そ……それは、そうだけど……」
「けどさ、ライラ。俺はここに来る途中できみに聞いたよな?別に付いてこなくてもいいって。それでもきみは俺たちに付いてきた。それってお前もどこかで、村の人たちを救ってやりたい気持ちがあったからなんじゃないか?」
そうだ。ライラは自分の意思でここまで付いてきた。墓場では村人たちを解放するのに、自分から一役買って出てくれた。口ではああ言っているが、俺はライラの中でまだ葛藤があるような気がしているんだ。
「そ、そんなわけない!ライラはあの村なんか無くなっちゃえばいいって、本気でそう思ってるんだから!」
「そうか?まあ、それならそれでいいさ。俺たちはやりたいようにやる。だからライラも、自分の好きなようにするのがいいよ」
「う、ら、ライラは……」
ライラは迷うように言いよどむと、口をもごもごさせた……
「……もういい!お前らなんか知らない!勝手に死んじゃえ、ばーかばーか!」
ば、ばか?ライラは叫ぶように言い切ると、森の中へと走って行ってしまった。
『……主様、いいのですか?行かせてしまって』
「ああ。正直、ちょっと惜しいけどな。一緒に戦ってくれたらよかったのに……」
ガシャーン!背後で騒々しい金属音が響いた。っとそうだ、今はアイアンゴーレムとの戦いの最中であって、ほんとは猫の手も借りたいくらいなんだからな。さっきの音は、エラゼムが構えた大剣にゴーレムの拳が当たり、エラゼムが剣ごとぶっ飛ばされた音だった。
「やれやれ、鎧がへこんでしまった……まったく、手間を掛けさせてくれる」
エラゼムはぐるりと剣を回すと、飛んできたゴーレムの足をひらりとかわした。こちらは相手にまともなダメージを与えられず、相手の攻撃はこちらにとって致命傷になりうる威力だ。戦況は一方的に不利にも思えたが、フランもウィルもエラゼムも、やみくもに戦っているわけではなかった。ゴーレムの体にはいくつものひっかいた跡のような傷が浮かび、左腕のひじの部分は黒く焼け焦げ、動きがぎこちなくなっている。ウィルの度重なる火花で、少しずつ焼けただれたんだ。
「ゴゴオオォォ!」
最初は攻撃されても無視していたゴーレムも、さすがに対処しなければならない敵だと認識したようだ。足を止め、自分の周りを飛び交うフランとエラゼムを捕まえようと躍起になっている。
「みんな、いいぞ!あいつをここに釘付けにしておけば、ダメージの積み重ねできっと倒せるはずだ!」
それはもちろん、こちらが一撃も食らわないことが前提だ。白刃の上を歩くような戦いだが、それでも活路を見いだせるなら……!
「はぁ!」
ギィン!フランが鉤爪を振り下ろすと、アイアンゴーレムの手から、鉄骨のような小指がバキリと抜け落ちた。やった、はじめてまともなダメージが通ったぞ!
「グググゥーー!」
ゴーレムが反撃のパンチを繰り出すが、フランはそれをジャンプでかわすと、その腕を足場にポーンと高く跳び上がった。そのままゴーレムの顔面目がけて爪を突き出す。
「ゴゴオォォォン!」
ジャキィン!ゴーレムが吠えたかと思うと、やつの金属の身体が水のように波打ち、そこから無数の棘が剣山のように飛び出してきた。フランは勢いを殺せず、そこへ自ら飛び込む形になってしまった。
グジュゥ!
「ごほっ……」
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
お気に入りに追加
123
あなたにおすすめの小説
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
【短編】冤罪が判明した令嬢は
砂礫レキ
ファンタジー
王太子エルシドの婚約者として有名な公爵令嬢ジュスティーヌ。彼女はある日王太子の姉シルヴィアに冤罪で陥れられた。彼女と二人きりのお茶会、その密室空間の中でシルヴィアは突然フォークで自らを傷つけたのだ。そしてそれをジュスティーヌにやられたと大騒ぎした。ろくな調査もされず自白を強要されたジュスティーヌは実家に幽閉されることになった。彼女を公爵家の恥晒しと憎む父によって地下牢に監禁され暴行を受ける日々。しかしそれは二年後終わりを告げる、第一王女シルヴィアが嘘だと自白したのだ。けれど彼女はジュスティーヌがそれを知る頃には亡くなっていた。王家は醜聞を上書きする為再度ジュスティーヌを王太子の婚約者へ強引に戻す。
そして一年後、王太子とジュスティーヌの結婚式が盛大に行われた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる