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2章 夜の友
9-3
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9-3
赤々と燃え続けた炎は、あれほどあったまきの山がほとんどなくなるころ、静かに燃え尽きた。後に残ったのは、大量の真っ白な灰と、そこに埋もれてほとんど見えなくなったウィルの遺骨だけだった。俺は、戻ってきたフランと一緒に、灰ごと遺骨を地面に埋めた。墓石は用意することができなかったから、代わりに大きめの石を拾ってきて代用した。フランが爪で石を削り、そこに“W”と刻み付けた。
「これで、完了かな」
これで今回の事件の真相を知るのは、俺たちだけになった。ウィルの秘密は、永遠に隠されることになるだろう。
「桜下さん……」
ウィルは泣きつづけて、すっかりかすれた声で話しかけてきた。ウィルは膝を抱えて、地面にうずくまっている。
「どうした?」
「私は……これから、どうなるんでしょう」
「どう、か……ウィルはいま、幽霊になってる。つまり、アンデッドだな」
「アンデッド……」
「うん。アンデッドっていうのは、一度死んだけど、この世に未練を残したせいで成仏できない魂のことを言うんだって。つまりウィルは、未練が残っているし、それを解消しなきゃ成仏できないことになるんだ」
「未練なんて……あるにきまってます。私は、死んだこと自体が未練なんですから。けどそれって、どうすればいいんですか。もう死んでるのに、死んだ後悔なんて消せるわけないのに……」
「そうだな。時間をかけて、別の落としどころを探すとか。じっくり考えれば、きっといい方法が見つかるよ。幸い時間は無限みたいなもんだし」
「それだけの時間のあいだに、悪霊になってしまうかもしれないじゃないですか!自我のないモンスターになって、人を呪うだけの存在に……」
するとウィルは、突然立ち上がると、すがるように俺の手を握りしめた。冷たい手にひやっとする。
「桜下さん!桜下さんは、ネクロマンサーなんですよね!」
「え、うん」
「なら、私を消してください!ターニングできるでしょう?私の存在を消し去ってくれませんか」
ターニング……たしか、アニが言っていた。アンデットを浄化させ、この世から消し去るとか……
「いや、ダメだ」
「どうしてですか!」
「そもそも俺はそのやり方を知らない。それにできたとしてもやりたくない。あれは成仏なんかじゃなくて、存在そのものを抹消するやり方だ。ウィルにそんなことしたくない」
「桜下さん!私に情をかけるなら、いっそ消してください!私、モンスターなんかになりたくありません!」
「いやだ」
「桜下さん!」
「きみは、忘れられるのを恐れていたじゃないか」
「え?」
「言ってただろ。自分が死んだことを隠せば、村の人たちはウィルを覚えていてくれるって。それって、忘れられたくないってことだろ。まだどこかで生きていると思われて、ふとした拍子に自分の名前を呼ばれたかったから、ああ言ったんじゃないのか」
「それは……」
「けど魂が消えたら、あの世に行くことはない。だれもきみの名前を呼ばないし、呼ばれたことにも気づけない。そんな悲しいことを、俺はしたくない」
「でも、でも……」
ウィルはうつむくと、俺の手を握ったまま、ずるずるとその場に崩れ落ちてしまった。
「私……私、怖いんです。このままひとりぼっちになって、次第におかしくなっていくなんて。桜下さんたちが行ったら、私のことわかる人は一人もいなくなっちゃう。そうなったら、きっと耐えきれない。そうなるくらいなら、いっそ……」
「ウィル」
俺はかがみこむと、ウィルの肩にぽんと手を置いた。
「そんなにふさぎ込むなよ。大丈夫、どうにかなるって。おっと、何の根拠もなしに言ってるんじゃないぞ。現に俺に一つ、いい案があるんだ」
「いい、あん?」
ウィルが泣きはらした顔を上げた。俺はウィルに向かってにっこりほほ笑んだ。
「俺たちと一緒に行こうぜ。それなら、ウィルが一人になることもないだろ?」
「え?ど、どういうことですか?」
「俺が勇者を辞めたってのは、前に話したよな。俺たちは勇者でも魔王でもない、第三勢力を目指してるんだ。そこにウィルも加わってくれよ」
「え、え?意味が……」
「まあ簡単に言えば、一緒に旅しようぜってことなんだけど。今んとこ、俺は自由にこの地で生きることを、フランは自分の未練を見つけて成仏することを目的にしてるんだ」
「えぇっ。あの、フランセスさん、本当なんですか?」
ウィルの驚いたまなざしに、フランはこくんとうなずいた。
「ウィルも自分の中で折り合いがつくまで、一緒に行かないか?俺たちは誰の敵でもないし、誰のしがらみにもとらわれない。居心地は悪くないと思うんだけど」
「で、ですが。私、戦いとか、得意じゃないですし。その、魔物を殺したりとか……」
ウィルは気まずそうに瞳を伏せた。ああ、きっと俺たちが今回の狩りみたいに、魔物を殺して回っていると思ったんだな。
「ああ、そのことか。うん、今回の一件で俺も思うところがあってさ。そこで、今後の方針を少し変えたいと思う」
「はい?方針ですか?」
「うん。今後俺たちは、“殺し”はしない方針で行こうと思うんだ」
「は?」「はい?」
これには、ウィルより先にフランが食いついた。
「殺さないって、今後ずっと、何も殺さず行くつもり?」
「ああ。そりゃもちろん、時には肉も食べるだろうし、本当に危ないときはなりふり構ってられないだろうけど。それ以外で、殺さなくても済むときは、余計な戦いを避けようぜ」
「また始まった……」
フランは額に手を当て、はあーと大きくため息をついた。
「で、今回はなに?あのルーガルーのこと?」
「まあ、ちっとはな。アイツらを殺したのは、どうしようもなかった。そのことをグチグチいうつもりはもう無いけど、その後ウィルの話を聞いてさ。ああ、いいなって思ったんだ」
「私、ですか?」
ウィルはきょとんと俺を見上げた。
「ウィルに、ルーガルーをかばったのかって聞いた時、殺さなくてすむならその方がいいって言っただろ。俺さ、あれ結構気に入ったんだよな。救える命なら救う。見逃せるやつなら見逃す。殺さなくてもいいなら、殺さない。そうすりゃ今回みたいな、微妙な気分も味あわなくてすむかもしれないだろ」
ルーガルーたちを殺した結果、村は守られたが、あの女性は死んでしまった。どうするのが正解だったかなんてのは、もう考えない。それは結局、結果論だからな。大事なのは、今後どういう選択をするかだ。
「俺はさ。誰かを殺すのも、誰かが死ぬのも、もうまっぴらなんだ」
「けどそれで、かえって面倒に巻き込まれるかもよ?」
呆れ顔のフランの意見だ。けどその顔にはどこか、諦めにも似た納得が感じられた。
「そうだな。けど、いい方向に向かうかもしれない。どっちに転ぶかわかんないなら、俺は自分の好きな方を、殺さない道を選びたい」
フランはやれやれと肩をすくめた。彼女がどう思っているかは分からないけど、この決断はフランのためでもある。たぶんフランだって、命を奪う事に抵抗がないはずはないのだ。だったらこの村に来る前、どうしてあのウサギを殺せなかったって話になるだろ?
ウィルは、この案に賛成のようだ。キラキラ輝く瞳で俺を見つめている。
「桜下さん!それって、とってもすてきだと思います!」
「だろだろ?」
「はい!あの、だから……」
ウィルは大きく息を吸い込むと、俺の目を真っすぐ見た。
「桜下さん。私も、いっしょに連れて行ってください」
「おう。よろしく、ウィル」
俺はにっこり笑うと、右手を差し出した。ウィルは照れたようにはにかむと、俺の手を握る。ウィルの手はひやりと冷たく、俺は寒い日の朝を思い出した。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
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よければ見てみてください。
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「これで、完了かな」
これで今回の事件の真相を知るのは、俺たちだけになった。ウィルの秘密は、永遠に隠されることになるだろう。
「桜下さん……」
ウィルは泣きつづけて、すっかりかすれた声で話しかけてきた。ウィルは膝を抱えて、地面にうずくまっている。
「どうした?」
「私は……これから、どうなるんでしょう」
「どう、か……ウィルはいま、幽霊になってる。つまり、アンデッドだな」
「アンデッド……」
「うん。アンデッドっていうのは、一度死んだけど、この世に未練を残したせいで成仏できない魂のことを言うんだって。つまりウィルは、未練が残っているし、それを解消しなきゃ成仏できないことになるんだ」
「未練なんて……あるにきまってます。私は、死んだこと自体が未練なんですから。けどそれって、どうすればいいんですか。もう死んでるのに、死んだ後悔なんて消せるわけないのに……」
「そうだな。時間をかけて、別の落としどころを探すとか。じっくり考えれば、きっといい方法が見つかるよ。幸い時間は無限みたいなもんだし」
「それだけの時間のあいだに、悪霊になってしまうかもしれないじゃないですか!自我のないモンスターになって、人を呪うだけの存在に……」
するとウィルは、突然立ち上がると、すがるように俺の手を握りしめた。冷たい手にひやっとする。
「桜下さん!桜下さんは、ネクロマンサーなんですよね!」
「え、うん」
「なら、私を消してください!ターニングできるでしょう?私の存在を消し去ってくれませんか」
ターニング……たしか、アニが言っていた。アンデットを浄化させ、この世から消し去るとか……
「いや、ダメだ」
「どうしてですか!」
「そもそも俺はそのやり方を知らない。それにできたとしてもやりたくない。あれは成仏なんかじゃなくて、存在そのものを抹消するやり方だ。ウィルにそんなことしたくない」
「桜下さん!私に情をかけるなら、いっそ消してください!私、モンスターなんかになりたくありません!」
「いやだ」
「桜下さん!」
「きみは、忘れられるのを恐れていたじゃないか」
「え?」
「言ってただろ。自分が死んだことを隠せば、村の人たちはウィルを覚えていてくれるって。それって、忘れられたくないってことだろ。まだどこかで生きていると思われて、ふとした拍子に自分の名前を呼ばれたかったから、ああ言ったんじゃないのか」
「それは……」
「けど魂が消えたら、あの世に行くことはない。だれもきみの名前を呼ばないし、呼ばれたことにも気づけない。そんな悲しいことを、俺はしたくない」
「でも、でも……」
ウィルはうつむくと、俺の手を握ったまま、ずるずるとその場に崩れ落ちてしまった。
「私……私、怖いんです。このままひとりぼっちになって、次第におかしくなっていくなんて。桜下さんたちが行ったら、私のことわかる人は一人もいなくなっちゃう。そうなったら、きっと耐えきれない。そうなるくらいなら、いっそ……」
「ウィル」
俺はかがみこむと、ウィルの肩にぽんと手を置いた。
「そんなにふさぎ込むなよ。大丈夫、どうにかなるって。おっと、何の根拠もなしに言ってるんじゃないぞ。現に俺に一つ、いい案があるんだ」
「いい、あん?」
ウィルが泣きはらした顔を上げた。俺はウィルに向かってにっこりほほ笑んだ。
「俺たちと一緒に行こうぜ。それなら、ウィルが一人になることもないだろ?」
「え?ど、どういうことですか?」
「俺が勇者を辞めたってのは、前に話したよな。俺たちは勇者でも魔王でもない、第三勢力を目指してるんだ。そこにウィルも加わってくれよ」
「え、え?意味が……」
「まあ簡単に言えば、一緒に旅しようぜってことなんだけど。今んとこ、俺は自由にこの地で生きることを、フランは自分の未練を見つけて成仏することを目的にしてるんだ」
「えぇっ。あの、フランセスさん、本当なんですか?」
ウィルの驚いたまなざしに、フランはこくんとうなずいた。
「ウィルも自分の中で折り合いがつくまで、一緒に行かないか?俺たちは誰の敵でもないし、誰のしがらみにもとらわれない。居心地は悪くないと思うんだけど」
「で、ですが。私、戦いとか、得意じゃないですし。その、魔物を殺したりとか……」
ウィルは気まずそうに瞳を伏せた。ああ、きっと俺たちが今回の狩りみたいに、魔物を殺して回っていると思ったんだな。
「ああ、そのことか。うん、今回の一件で俺も思うところがあってさ。そこで、今後の方針を少し変えたいと思う」
「はい?方針ですか?」
「うん。今後俺たちは、“殺し”はしない方針で行こうと思うんだ」
「は?」「はい?」
これには、ウィルより先にフランが食いついた。
「殺さないって、今後ずっと、何も殺さず行くつもり?」
「ああ。そりゃもちろん、時には肉も食べるだろうし、本当に危ないときはなりふり構ってられないだろうけど。それ以外で、殺さなくても済むときは、余計な戦いを避けようぜ」
「また始まった……」
フランは額に手を当て、はあーと大きくため息をついた。
「で、今回はなに?あのルーガルーのこと?」
「まあ、ちっとはな。アイツらを殺したのは、どうしようもなかった。そのことをグチグチいうつもりはもう無いけど、その後ウィルの話を聞いてさ。ああ、いいなって思ったんだ」
「私、ですか?」
ウィルはきょとんと俺を見上げた。
「ウィルに、ルーガルーをかばったのかって聞いた時、殺さなくてすむならその方がいいって言っただろ。俺さ、あれ結構気に入ったんだよな。救える命なら救う。見逃せるやつなら見逃す。殺さなくてもいいなら、殺さない。そうすりゃ今回みたいな、微妙な気分も味あわなくてすむかもしれないだろ」
ルーガルーたちを殺した結果、村は守られたが、あの女性は死んでしまった。どうするのが正解だったかなんてのは、もう考えない。それは結局、結果論だからな。大事なのは、今後どういう選択をするかだ。
「俺はさ。誰かを殺すのも、誰かが死ぬのも、もうまっぴらなんだ」
「けどそれで、かえって面倒に巻き込まれるかもよ?」
呆れ顔のフランの意見だ。けどその顔にはどこか、諦めにも似た納得が感じられた。
「そうだな。けど、いい方向に向かうかもしれない。どっちに転ぶかわかんないなら、俺は自分の好きな方を、殺さない道を選びたい」
フランはやれやれと肩をすくめた。彼女がどう思っているかは分からないけど、この決断はフランのためでもある。たぶんフランだって、命を奪う事に抵抗がないはずはないのだ。だったらこの村に来る前、どうしてあのウサギを殺せなかったって話になるだろ?
ウィルは、この案に賛成のようだ。キラキラ輝く瞳で俺を見つめている。
「桜下さん!それって、とってもすてきだと思います!」
「だろだろ?」
「はい!あの、だから……」
ウィルは大きく息を吸い込むと、俺の目を真っすぐ見た。
「桜下さん。私も、いっしょに連れて行ってください」
「おう。よろしく、ウィル」
俺はにっこり笑うと、右手を差し出した。ウィルは照れたようにはにかむと、俺の手を握る。ウィルの手はひやりと冷たく、俺は寒い日の朝を思い出した。
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