44 / 860
2章 夜の友
5-1 少女の告白
しおりを挟む
5-1 少女の告白
空になった酒瓶がいくつも床に転がるころ、宴はぼつぼつお開きとなった。ウッドなどの比較的ましな酔い方をした猟師たちが、床で酒瓶とともに寝っ転がる男たちを家まで送っていった。俺は帰り道が同じウィルといっしょだ。あのマーシャは、父親に手を引かれて帰っていった。一度家に帰ってから出直すつもりなんだろうか。
神殿に帰ってくると、ウィルに今晩寝る部屋へ案内してもらった。
「部屋は二部屋のほうがよろしいですか?」
「あー、もし差し支えなければ、そうしてくれると助かる」
「わかりました。どうせ空き部屋ばかりなので、かまいませんよ。ところで、あのフランセスさん、まだ姿が見えないようですが……」
「ああ、うん。きっとまたその辺ふらふらしてるんだと思う」
「こんな夜分にですか?ここは崖沿いの立地ですし、今日は月も隠れてます。慣れないうちにうろつくのはお勧めできませんよ。探したほうが良いのでは……」
「おっと、そういわれると。わかった、迎えに行ってくる」
「私も手伝います」
「いいよ。俺一人で大丈夫。ウィルはここにいて、ほらあの子、マーシャを待っててやらないと」
「それは……そうですが。わかりました。それなら、少し待っていてください、ランタンをお貸しします」
ウィルはぱたぱた走っていくと、火をともしたランタンを持ってきてくれた。俺は礼を言って受け取ると、暗い廊下を通って、裏庭に出た。夜目の利くフランなら足を滑らすこともないだろうし、そんなに心配はしてないけど。それにたぶん、いるのはあそこ……
「やっぱり。まだここにいたのか」
「ん……帰ってきたんだ」
フランは俺を見ると、ゆっくり立ち上がった。フランは別れた時と同じ場所、墓地の真ん中でうずくまっていた。
「……大丈夫か?」
「何が?」
「だって、こんな墓場でうずくまってたら、そら心配するよ」
「そう?わたしはここのほうが落ち着く。どちらかといえば、わたしは“こっち側”だから」
ゾンビだから、墓場が落ち着く?うーん、そういうものなのか。
「あ、フラン。ウィルが部屋を用意してくれたんだ。お前がいなくて、心配してたぞ。いったん戻って、顔だけ見せてやろう」
「わかった」
フランは素直にうなずいた。俺がランタンを掲げて先導する。けどたぶん、フランは俺よりよっぽど夜目が利くはずだ。あの恐ろしい森の暗さは、それこそ今と同じくらい……
「……」
「ん?フラン?」
フランが急に立ち止まって、後ろを振り返った。俺も同じ方向に目を凝らすが、墨みたいな闇ばかりで何も見えない。
「なにかいるのか?」
「今……」
「えっ、なになに怖い!なにが、なにがいるんだよ!」
思わずフランの小さな背中に縋り付いてしまった。だって、ここは墓場で、しかもゾンビが(おまけに夜目の利く)何か見たって言ってるんだぞ!怖いだろ!
「……気のせい、だったみたい。忘れて」
「でたー!それ一番気になるやつだからな!こういう時ってぜってー何かいるんだよ!」
「いいから、早く戻ろう」
「何だったんだよ!?いったい何のゴースト的なのが、そこにいなすったんだよ!?」
「うるさい!歩きにくいから早く離れて!」
最近のゾンビ娘は、冷たい。体温的にも、人情的にも。
俺たちが戻ると、廊下を歩くウィルと鉢合わせた。
「ウィル。見つけてきたよ」
「ああ、お戻りでしたか。無事に見つかって何よりです……あら?フランセスさんは、そんな大きな手袋、されてましたっけ?」
「ああー、これはその、気にしないでくれ。こいつの趣味だから」
俺に趣味をねつ造されて、フランがじぃーっとにらんでいる気がするが、気にしない。俺は口がうまくないんだ。ちょうどそのとき、遠くからドンドン、と戸をたたく音が聞こえてきた。実にいいタイミングだ。俺はウィルの追及を避けるため、話題を切り替えた。
「お。マーシャが来たみたいだな」
「そのようですね。では、私は出てきますので」
「ああ。先に俺たちは部屋に引っ込んでおくよ」
「わかりました。それでは、お休みなさい」
「お休み、ウィル」
ウィルはぺこりと頭を下げると、祭壇の方へと歩いていった。
「ふあぁ……ねむい。今日はずいぶん動いたなぁ。あんなに何度も山登りをするとは」
俺は大あくびをすると、首をぱきぱき鳴らした。対してフランは少しも疲れを感じさせず、しゃんと立っている。フランが打ち上げのことについてたずねてきた。
「どうだった?路銀、確保できそう?」
「あ。その話を忘れてた。メシと寝床はもらえたけど、できれば次の街までの担保も欲しいところだなぁ」
「あれだけ活躍したんだから、報酬はもらっていいはず。最悪あなたの分だけでももらわないと。唯一、生きた人間なんだから」
「そーだな。明日は……ふわ。ウッドに話してみるか。けど今日はもう休もう。ねみぃよ」
俺はあくびを噛み殺して、自分にあてがわれた部屋に向かう。扉を開ける前に、フランに向けて隣の部屋を指さした。
「ウィルに隣の部屋も開けてもらったんだ。フランは、そっちを使っていいぞ」
「え?」
「うん?部屋を分けてもらったんだよ。そっちの方がいいかと思って」
「ふーん……けど、わたしは疲れも、眠りもしないから」
「じゃあ部屋にいても退屈かな。外に出てるか?」
「いい。誰かに見られても面倒だし。ここにいる」
「へ?ここって、俺の部屋にか?」
「うん。だって、暇だから。暇つぶししたいだけだけど……だめ?」
「いや、俺はかまわないけど」
てっきり俺と一緒の部屋は嫌がるかと思ってたのに。まあフランが言うなら、いいか。
「けどフラン、俺ぜったいすぐ寝るぜ。話し相手にもならないと思うけど……」
「いいよ。別に何かしてほしいわけじゃないから」
「そ、そうか?じゃあ悪いけど、先に寝るぞ」
暇つぶししに来たんじゃないのか?ま、いいけど。俺は部屋に入ると、早々にベッドに潜り込む。フランはベッドから少し離れたところに腰を下ろした。なにをするでもなく、ただ座っているだけだ。相変わらずフランの気持ちは読めないけど、長い夜には、誰だって人恋しくもなるものなんだろうか。
「じゃあおやすみ、フラン」
「……ん」
素っ気ない返事を聞いたのを最後に、俺の意識はぷっつり途絶えた。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
空になった酒瓶がいくつも床に転がるころ、宴はぼつぼつお開きとなった。ウッドなどの比較的ましな酔い方をした猟師たちが、床で酒瓶とともに寝っ転がる男たちを家まで送っていった。俺は帰り道が同じウィルといっしょだ。あのマーシャは、父親に手を引かれて帰っていった。一度家に帰ってから出直すつもりなんだろうか。
神殿に帰ってくると、ウィルに今晩寝る部屋へ案内してもらった。
「部屋は二部屋のほうがよろしいですか?」
「あー、もし差し支えなければ、そうしてくれると助かる」
「わかりました。どうせ空き部屋ばかりなので、かまいませんよ。ところで、あのフランセスさん、まだ姿が見えないようですが……」
「ああ、うん。きっとまたその辺ふらふらしてるんだと思う」
「こんな夜分にですか?ここは崖沿いの立地ですし、今日は月も隠れてます。慣れないうちにうろつくのはお勧めできませんよ。探したほうが良いのでは……」
「おっと、そういわれると。わかった、迎えに行ってくる」
「私も手伝います」
「いいよ。俺一人で大丈夫。ウィルはここにいて、ほらあの子、マーシャを待っててやらないと」
「それは……そうですが。わかりました。それなら、少し待っていてください、ランタンをお貸しします」
ウィルはぱたぱた走っていくと、火をともしたランタンを持ってきてくれた。俺は礼を言って受け取ると、暗い廊下を通って、裏庭に出た。夜目の利くフランなら足を滑らすこともないだろうし、そんなに心配はしてないけど。それにたぶん、いるのはあそこ……
「やっぱり。まだここにいたのか」
「ん……帰ってきたんだ」
フランは俺を見ると、ゆっくり立ち上がった。フランは別れた時と同じ場所、墓地の真ん中でうずくまっていた。
「……大丈夫か?」
「何が?」
「だって、こんな墓場でうずくまってたら、そら心配するよ」
「そう?わたしはここのほうが落ち着く。どちらかといえば、わたしは“こっち側”だから」
ゾンビだから、墓場が落ち着く?うーん、そういうものなのか。
「あ、フラン。ウィルが部屋を用意してくれたんだ。お前がいなくて、心配してたぞ。いったん戻って、顔だけ見せてやろう」
「わかった」
フランは素直にうなずいた。俺がランタンを掲げて先導する。けどたぶん、フランは俺よりよっぽど夜目が利くはずだ。あの恐ろしい森の暗さは、それこそ今と同じくらい……
「……」
「ん?フラン?」
フランが急に立ち止まって、後ろを振り返った。俺も同じ方向に目を凝らすが、墨みたいな闇ばかりで何も見えない。
「なにかいるのか?」
「今……」
「えっ、なになに怖い!なにが、なにがいるんだよ!」
思わずフランの小さな背中に縋り付いてしまった。だって、ここは墓場で、しかもゾンビが(おまけに夜目の利く)何か見たって言ってるんだぞ!怖いだろ!
「……気のせい、だったみたい。忘れて」
「でたー!それ一番気になるやつだからな!こういう時ってぜってー何かいるんだよ!」
「いいから、早く戻ろう」
「何だったんだよ!?いったい何のゴースト的なのが、そこにいなすったんだよ!?」
「うるさい!歩きにくいから早く離れて!」
最近のゾンビ娘は、冷たい。体温的にも、人情的にも。
俺たちが戻ると、廊下を歩くウィルと鉢合わせた。
「ウィル。見つけてきたよ」
「ああ、お戻りでしたか。無事に見つかって何よりです……あら?フランセスさんは、そんな大きな手袋、されてましたっけ?」
「ああー、これはその、気にしないでくれ。こいつの趣味だから」
俺に趣味をねつ造されて、フランがじぃーっとにらんでいる気がするが、気にしない。俺は口がうまくないんだ。ちょうどそのとき、遠くからドンドン、と戸をたたく音が聞こえてきた。実にいいタイミングだ。俺はウィルの追及を避けるため、話題を切り替えた。
「お。マーシャが来たみたいだな」
「そのようですね。では、私は出てきますので」
「ああ。先に俺たちは部屋に引っ込んでおくよ」
「わかりました。それでは、お休みなさい」
「お休み、ウィル」
ウィルはぺこりと頭を下げると、祭壇の方へと歩いていった。
「ふあぁ……ねむい。今日はずいぶん動いたなぁ。あんなに何度も山登りをするとは」
俺は大あくびをすると、首をぱきぱき鳴らした。対してフランは少しも疲れを感じさせず、しゃんと立っている。フランが打ち上げのことについてたずねてきた。
「どうだった?路銀、確保できそう?」
「あ。その話を忘れてた。メシと寝床はもらえたけど、できれば次の街までの担保も欲しいところだなぁ」
「あれだけ活躍したんだから、報酬はもらっていいはず。最悪あなたの分だけでももらわないと。唯一、生きた人間なんだから」
「そーだな。明日は……ふわ。ウッドに話してみるか。けど今日はもう休もう。ねみぃよ」
俺はあくびを噛み殺して、自分にあてがわれた部屋に向かう。扉を開ける前に、フランに向けて隣の部屋を指さした。
「ウィルに隣の部屋も開けてもらったんだ。フランは、そっちを使っていいぞ」
「え?」
「うん?部屋を分けてもらったんだよ。そっちの方がいいかと思って」
「ふーん……けど、わたしは疲れも、眠りもしないから」
「じゃあ部屋にいても退屈かな。外に出てるか?」
「いい。誰かに見られても面倒だし。ここにいる」
「へ?ここって、俺の部屋にか?」
「うん。だって、暇だから。暇つぶししたいだけだけど……だめ?」
「いや、俺はかまわないけど」
てっきり俺と一緒の部屋は嫌がるかと思ってたのに。まあフランが言うなら、いいか。
「けどフラン、俺ぜったいすぐ寝るぜ。話し相手にもならないと思うけど……」
「いいよ。別に何かしてほしいわけじゃないから」
「そ、そうか?じゃあ悪いけど、先に寝るぞ」
暇つぶししに来たんじゃないのか?ま、いいけど。俺は部屋に入ると、早々にベッドに潜り込む。フランはベッドから少し離れたところに腰を下ろした。なにをするでもなく、ただ座っているだけだ。相変わらずフランの気持ちは読めないけど、長い夜には、誰だって人恋しくもなるものなんだろうか。
「じゃあおやすみ、フラン」
「……ん」
素っ気ない返事を聞いたのを最後に、俺の意識はぷっつり途絶えた。
つづく
====================
読了ありがとうございました。
続きは【翌日0時】に更新予定です(日曜日はお休み)。
====================
Twitterでは、次話の投稿のお知らせや、
作中に登場するキャラ、モンスターなどのイラストを公開しています。
よければ見てみてください。
↓ ↓ ↓
https://twitter.com/ragoradonma
0
お気に入りに追加
123
あなたにおすすめの小説
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
ハクスラ異世界に転生したから、ひたすらレベル上げしながらマジックアイテムを掘りまくって、飽きたら拾ったマジックアイテムで色々と遊んでみる物語
ヒィッツカラルド
ファンタジー
ハクスラ異世界✕ソロ冒険✕ハーレム禁止✕変態パラダイス✕脱線大暴走ストーリー=166万文字完結÷微妙に癖になる。
変態が、変態のために、変態が送る、変態的な少年のハチャメチャ変態冒険記。
ハクスラとはハックアンドスラッシュの略語である。敵と戦い、どんどんレベルアップを果たし、更に強い敵と戦いながら、より良いマジックアイテムを発掘するゲームのことを指す。
タイトルのままの世界で奮闘しながらも冒険を楽しむ少年のストーリーです。(タイトルに一部偽りアリ)
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる