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3 ティーチ視点
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私はこの国の第1王子でティーチ・シャリディアだ。
私には元気すぎる弟がいる。
頭も悪くない、運動神経も良い、天真爛漫でいつも笑ってて疲れていても顔を見るだけで癒されるそんな弟を家族みんなが少し甘やかせ過ぎたのかも知れない。
執務室での話の後、宰相は凄い笑顔で「これで安心して眠れます。では!」と退室して行った。
父上と目を合わせると嫌な予感がしたのか「ルイの一目惚れの相手をレオンに確認しろ」との命令を受けたが今日のレオンは私の補佐の仕事が終わるといい笑顔で帰って行ったことを伝えると、「ダメな予感しかしない」と頭を垂れてしまった。
私もそんな予感がする。
次の日レオンに聞いた結果は想像通りだった。
しかも!あの会話をレオンだけじゃなく令嬢も聞いてしまったと教えられた。
ルイ 終わったな・・・
こんなこと可愛い弟に伝えることができず、後3年したら王立の学園に行くことになるのだからそこで自分で探せと伝えた。
王立学園はこの国の貴族は必ず行くことが決まっている。優秀な平民も入学することもできるが僅かだ。
「本当に好きなら3年ぐらいで気持ちは変わらないだろ?」と言うと「当たり前だ!」とやる気を出してしまった。
兄としては弟が傷つくのが見てられないから早く忘れてくれ。
私には元気すぎる弟がいる。
頭も悪くない、運動神経も良い、天真爛漫でいつも笑ってて疲れていても顔を見るだけで癒されるそんな弟を家族みんなが少し甘やかせ過ぎたのかも知れない。
執務室での話の後、宰相は凄い笑顔で「これで安心して眠れます。では!」と退室して行った。
父上と目を合わせると嫌な予感がしたのか「ルイの一目惚れの相手をレオンに確認しろ」との命令を受けたが今日のレオンは私の補佐の仕事が終わるといい笑顔で帰って行ったことを伝えると、「ダメな予感しかしない」と頭を垂れてしまった。
私もそんな予感がする。
次の日レオンに聞いた結果は想像通りだった。
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「本当に好きなら3年ぐらいで気持ちは変わらないだろ?」と言うと「当たり前だ!」とやる気を出してしまった。
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