7 / 11
勇者を引き止めろ①
しおりを挟む
俺の人生でも三本の指に入るであろう多忙な一日が過ぎ去り、気がつけば朝の陽光がまぶたに降りかかっている。
「ん……んん」
「……サン。私のオーサン。起きなさい、もう朝ですよ」
え? 誰? もしやここはファウンダ村で、声を掛けているのは母だろうか。それとも実はいつの間にかできていた恋人……いやそんなわけない!
ガバッと寝床から起き上がった俺の前にいたのは、昨日散々振り回してくれたお嬢さんだった。
「あら、起きましたのね。それでは朝ごはんにしましょうか」
彼女は気味が悪いくらいおしとやかになっている。昨日のあれはもしかして夢?
「き、君はたしか……アイナか! どうして」
「あらいやだわ。ずっと一緒だったではありませんか。ご飯にしますか? お風呂ですか? それともあたし?」
な、何なのだこの展開は。いつの間にか奥さんがいたような状況になってしまっているが、俺はここまで記憶に障害でもあったというのか。そ、それより……朝から何という魅惑的な言葉をかけられたのだろう。普通仕事終わりに帰ってきた夫に言いそうなセリフを朝一番に放つとは!
「じゃ、じゃあ……君で」
「うふふふ。そんなわけないではありませんか。頭は大丈夫ですか?」
「酷い! 希望を与えておいて一瞬で絶望に変えるとは! というか、そもそも君はどうやって俺の家に入ったんだ!?」
やっと我に返って施錠を確認したが、悲しいことに木製のドアにくくりつけられた紐だけの施錠が綺麗サッパリと切断されている。
「あははは! あれってもしかして施錠だったのー? 簡単に入れちゃったんですけど、ていうかアンタ。まさか馬小屋に住まわせてもらっているなんて意外だったわ。ド貧乏ね」
「やかましいわ! 生活費の事情でちゃんとした家が借りれらなかったんだよ。それより何の用かな?」
「もー。だってアンタには、まだちゃんと報酬を渡してなかったじゃないの。今日はクエスト報酬の受け渡しに来たのよ」
「え? でもいいのか。俺は結局あのゴーレム・トランスを会得してしまったし、結局クエストを達成したとは言い難いんだが」
「チッチッチッ。あたしはケチじゃないのよ。今回仕事を頑張ってくれたことに変わりはないんだから、報酬くらいは出してあげないとね」
クエストを失敗したというのに報酬をくれるなんて、俺が思っていたよりアイナは優しい人なのかもしれない。穿った目で見えていたのが申し訳なくなってくる。
「むーん……もうちょっとだけ……食べたいのですぅ」
「ん? この声はなんだ」
俺は藁の上に敷いていたシーツを見回した後、まさかとは思いつつも藁の中を弄ってみると、中から昨日一緒に暴れ回った妖精が入り込んでいたことに気がつく。
「むがむが……ん? ふあー。おはようございます。こんな寝心地の悪いベッドは久しぶりですよ。よくこんな所で睡眠が取れますねえ」
「いや、そんな何事もなかったかのように挨拶されちゃってもな。何処かに消えていたと思ったら藁で寝ていたのか」
頭を抱えつつ呆れる俺を横目に、アイナは優雅にオンボロのドアを開けると、
「いつまでも寝ていたら本当に馬に変化しちゃうわよ。さっさとあたしのギルドへ行きましょ。そこで報酬を渡すわ……きいやああ! ここウンコが落ちてるわよ! そこら辺にウンコが」
「まあな……周りには本当に馬がいるし、落ちてるよそこら辺に」
ため息を漏らしつつ、とにかくアイナのギルドに向かうことになった。
「こ、ここが君のギルドなのか……」
呆然とする俺を気にすることもなく、アイナは両手を腰に当てて目を閉じつつ得意げに宣言する。
「そうよ! ここがあたしのギルド。今はまだリニューアル工事が終わってないから趣がある感じだけど、今後どんどん最新鋭の設備に変化していく予定だから、楽しみにしておいてね!」
うむ。趣はたしかにあるな。連れてこられる際に、てっきり隣にある大きなギルドかと思ってワクワクしたのだが、いろいろと朽ち果てた小さな小屋もどきに入った時、かくも厳しい現実に引き戻された俺である。
「エレナさーんおはよ! 今日はクエストの依頼来てるかしら?」
「へ?」
エレナと呼ばれた推定年齢九十歳オーバーのご婦人は、アイナの言葉が聞き取れていないらしい。受付嬢らしいのだが……。
「クエストの依頼よ! い・ら・い!」
「あ、ああー。エロいものはありませんよ」
「違うわっ! 依頼よー」
ちゃんと伝わるまでしばらく時間が掛かっており、俺はしばらく薄暗い酒場フロア内の丸テーブルで待たされているのだが。
「うわー。懐かしいですねこの感じ! 昔のギルドってみんなこんな感じだったんですよー」
エイリーンはちょっと感動したらしく、楽しそうにフロア内を飛び回っている。
「そういえば、エイリーンは百年以上前に冒険していたんだったな。俺達の大先輩か」
「ええ、ええ! 僕は遥か昔から魔王との戦いに挑んでいましたからっ。しかし人がいないギルドですねー! みんな冒険に出払っているのですか?」
アイナが書類を持ってこっちにツカツカと歩いてくる。
「ううん。誰も出払ってないわよー。ここに冒険者は一人も在籍してないの」
「そうかー、一人もいないのか。……は?」
呆気に取られて向かいに座った金髪の女子を見つめると、彼女はちょっと気まずそうな顔になり、
「リニューアルオープンって言ったでしょ。あたしが父の跡をついてオーナーになるからには、心機一転してやり直そうと思ってね」
「決意に溢れているわけですねー。でも、本当は誰もここに登録したがらないか、」
強烈な寒気を感じる視線が妖精の小さな体に突き刺さり、瞬時に紡がれていた言葉が途切れる。
「いやー! これからどんどん冒険者が登録してくるのでしょうね! 今後が楽しみですよ」
「うふふふ。そうでしょうそうでしょう。ではオーサン! 報酬を渡す為に、こちらの報酬受け取り用紙に名前を書いて頂戴」
「ん? ああ」
普通ギルドの報酬を渡す時は、ただ金だけを手渡すのが普通なのだが、歴史あるギルドは正しい形式にこだわり続けているのか。俺は大した疑問を抱かずに筆を取り、用紙にサインを入れようとしたところで、
「……ちょ、ちょっと待て! これ本当に報酬受け取り用紙か!? 俺には契約書に見えるぞ」
「ギクっ! え? 嘘ー。契約書に見えるのぉ? アンタきっと疲れ過ぎて目が腐ってんのよ。まずはサインしてから考えた方がいいわ」
「馬鹿を言うなっ! これは契約書だろ。俺は『タイタン』在籍の冒険者だ。こんな……いや、歴史ある老舗ギルドに移籍するつもりなどないっ!」
冒険者は必ずギルドに登録しなくてはならない。そして基本的には登録したギルドから依頼を受けなくてはならない。
「というか今気がついたのだが、そもそもアイナの依頼だって『タイタン』からもらうはずだったのではないか?」
「これは騙しですよオーサン」
いつの間にかエイリーンが俺の左肩に寝そべってきた。
「依頼は失敗したからとさっさと『タイタン』からのクエストを終了させ、報酬を渡すとこちらのギルドにオーサンを誘い込み、どさくさに紛れて登録させようという魂胆です」
「く……あたしの完璧な作戦によく気がついたわね」
「あ、あっさりと認めるとは。なんという外道なオーナーだ!」
言い放ってから少しの間だけ時間が止まったかのように誰も動かなかったが、やがて何かが壊れたようにアイナが泣き出した。
「だってだってえー。普通に募集してても誰も登録に来てくれないんだもん! このままじゃ登録者ゼロでぶっ潰れちゃうんだから、どんな手だって使うのが普通でしょ。しかもオーサンはゴーレムに変身する魔法を会得した超レア冒険者よ。きっと誰だって欲しがるわ、誰だって!」
説得力ゼロの言い訳をされて、俺としては困惑するしかない。
「いや、正直悪い気はしないけどさ。俺は仁義の男だ。おいそれと在籍ギルドを変更することなんてできないんだ。アイナ、解ってくれ!」
「びえええー!」
小さい子供みたいな泣き方をするんだよなーこの娘は。
「すみませーん遅れましたぁ」
「!? ビルギッタさん? どうしてここに?」
俺は思わず立ち上がった。『タイタン』の看板受付嬢である彼女が、どうしてこのギルドに……しかも受付スペースにエレナさんの代わりに立ってしまうとは。どういうことだ?
「あら! オーサンではありませんか。実は私、ここでお手伝いさせていただくことになったのです。オーサンはどうしてこちらに?」
「オーサンは騙されてこちらにフガガ!」
妖精は一瞬でアイナに接近されて顔全部を塞がれる。
「ちょっと見学に来てるのよー。登録しようかとお考え中で」
エイリーンはさっと彼女の魔手から逃れると、
「アイナ! 何を言ってるのですか。オーサンはここには登録しないと、」
「この用紙にフルネームで記入すれば良かったのだね?」
「え! ちょ、ちょっとオーサン。どうしたのです急にっ!?」
「そうよ! アンタは記念すべきリニューアル登録者第一号だわっ!」
アイナが立ち上がってプレゼントを貰った子供みたいに笑いかける。俺はビルギッタさんの誘惑に負けてしまった。正確に言うとビルギッタさんのビッグな胸元に負けたのだが、そんなことは瑣末な問題にすぎない。
「ん……んん」
「……サン。私のオーサン。起きなさい、もう朝ですよ」
え? 誰? もしやここはファウンダ村で、声を掛けているのは母だろうか。それとも実はいつの間にかできていた恋人……いやそんなわけない!
ガバッと寝床から起き上がった俺の前にいたのは、昨日散々振り回してくれたお嬢さんだった。
「あら、起きましたのね。それでは朝ごはんにしましょうか」
彼女は気味が悪いくらいおしとやかになっている。昨日のあれはもしかして夢?
「き、君はたしか……アイナか! どうして」
「あらいやだわ。ずっと一緒だったではありませんか。ご飯にしますか? お風呂ですか? それともあたし?」
な、何なのだこの展開は。いつの間にか奥さんがいたような状況になってしまっているが、俺はここまで記憶に障害でもあったというのか。そ、それより……朝から何という魅惑的な言葉をかけられたのだろう。普通仕事終わりに帰ってきた夫に言いそうなセリフを朝一番に放つとは!
「じゃ、じゃあ……君で」
「うふふふ。そんなわけないではありませんか。頭は大丈夫ですか?」
「酷い! 希望を与えておいて一瞬で絶望に変えるとは! というか、そもそも君はどうやって俺の家に入ったんだ!?」
やっと我に返って施錠を確認したが、悲しいことに木製のドアにくくりつけられた紐だけの施錠が綺麗サッパリと切断されている。
「あははは! あれってもしかして施錠だったのー? 簡単に入れちゃったんですけど、ていうかアンタ。まさか馬小屋に住まわせてもらっているなんて意外だったわ。ド貧乏ね」
「やかましいわ! 生活費の事情でちゃんとした家が借りれらなかったんだよ。それより何の用かな?」
「もー。だってアンタには、まだちゃんと報酬を渡してなかったじゃないの。今日はクエスト報酬の受け渡しに来たのよ」
「え? でもいいのか。俺は結局あのゴーレム・トランスを会得してしまったし、結局クエストを達成したとは言い難いんだが」
「チッチッチッ。あたしはケチじゃないのよ。今回仕事を頑張ってくれたことに変わりはないんだから、報酬くらいは出してあげないとね」
クエストを失敗したというのに報酬をくれるなんて、俺が思っていたよりアイナは優しい人なのかもしれない。穿った目で見えていたのが申し訳なくなってくる。
「むーん……もうちょっとだけ……食べたいのですぅ」
「ん? この声はなんだ」
俺は藁の上に敷いていたシーツを見回した後、まさかとは思いつつも藁の中を弄ってみると、中から昨日一緒に暴れ回った妖精が入り込んでいたことに気がつく。
「むがむが……ん? ふあー。おはようございます。こんな寝心地の悪いベッドは久しぶりですよ。よくこんな所で睡眠が取れますねえ」
「いや、そんな何事もなかったかのように挨拶されちゃってもな。何処かに消えていたと思ったら藁で寝ていたのか」
頭を抱えつつ呆れる俺を横目に、アイナは優雅にオンボロのドアを開けると、
「いつまでも寝ていたら本当に馬に変化しちゃうわよ。さっさとあたしのギルドへ行きましょ。そこで報酬を渡すわ……きいやああ! ここウンコが落ちてるわよ! そこら辺にウンコが」
「まあな……周りには本当に馬がいるし、落ちてるよそこら辺に」
ため息を漏らしつつ、とにかくアイナのギルドに向かうことになった。
「こ、ここが君のギルドなのか……」
呆然とする俺を気にすることもなく、アイナは両手を腰に当てて目を閉じつつ得意げに宣言する。
「そうよ! ここがあたしのギルド。今はまだリニューアル工事が終わってないから趣がある感じだけど、今後どんどん最新鋭の設備に変化していく予定だから、楽しみにしておいてね!」
うむ。趣はたしかにあるな。連れてこられる際に、てっきり隣にある大きなギルドかと思ってワクワクしたのだが、いろいろと朽ち果てた小さな小屋もどきに入った時、かくも厳しい現実に引き戻された俺である。
「エレナさーんおはよ! 今日はクエストの依頼来てるかしら?」
「へ?」
エレナと呼ばれた推定年齢九十歳オーバーのご婦人は、アイナの言葉が聞き取れていないらしい。受付嬢らしいのだが……。
「クエストの依頼よ! い・ら・い!」
「あ、ああー。エロいものはありませんよ」
「違うわっ! 依頼よー」
ちゃんと伝わるまでしばらく時間が掛かっており、俺はしばらく薄暗い酒場フロア内の丸テーブルで待たされているのだが。
「うわー。懐かしいですねこの感じ! 昔のギルドってみんなこんな感じだったんですよー」
エイリーンはちょっと感動したらしく、楽しそうにフロア内を飛び回っている。
「そういえば、エイリーンは百年以上前に冒険していたんだったな。俺達の大先輩か」
「ええ、ええ! 僕は遥か昔から魔王との戦いに挑んでいましたからっ。しかし人がいないギルドですねー! みんな冒険に出払っているのですか?」
アイナが書類を持ってこっちにツカツカと歩いてくる。
「ううん。誰も出払ってないわよー。ここに冒険者は一人も在籍してないの」
「そうかー、一人もいないのか。……は?」
呆気に取られて向かいに座った金髪の女子を見つめると、彼女はちょっと気まずそうな顔になり、
「リニューアルオープンって言ったでしょ。あたしが父の跡をついてオーナーになるからには、心機一転してやり直そうと思ってね」
「決意に溢れているわけですねー。でも、本当は誰もここに登録したがらないか、」
強烈な寒気を感じる視線が妖精の小さな体に突き刺さり、瞬時に紡がれていた言葉が途切れる。
「いやー! これからどんどん冒険者が登録してくるのでしょうね! 今後が楽しみですよ」
「うふふふ。そうでしょうそうでしょう。ではオーサン! 報酬を渡す為に、こちらの報酬受け取り用紙に名前を書いて頂戴」
「ん? ああ」
普通ギルドの報酬を渡す時は、ただ金だけを手渡すのが普通なのだが、歴史あるギルドは正しい形式にこだわり続けているのか。俺は大した疑問を抱かずに筆を取り、用紙にサインを入れようとしたところで、
「……ちょ、ちょっと待て! これ本当に報酬受け取り用紙か!? 俺には契約書に見えるぞ」
「ギクっ! え? 嘘ー。契約書に見えるのぉ? アンタきっと疲れ過ぎて目が腐ってんのよ。まずはサインしてから考えた方がいいわ」
「馬鹿を言うなっ! これは契約書だろ。俺は『タイタン』在籍の冒険者だ。こんな……いや、歴史ある老舗ギルドに移籍するつもりなどないっ!」
冒険者は必ずギルドに登録しなくてはならない。そして基本的には登録したギルドから依頼を受けなくてはならない。
「というか今気がついたのだが、そもそもアイナの依頼だって『タイタン』からもらうはずだったのではないか?」
「これは騙しですよオーサン」
いつの間にかエイリーンが俺の左肩に寝そべってきた。
「依頼は失敗したからとさっさと『タイタン』からのクエストを終了させ、報酬を渡すとこちらのギルドにオーサンを誘い込み、どさくさに紛れて登録させようという魂胆です」
「く……あたしの完璧な作戦によく気がついたわね」
「あ、あっさりと認めるとは。なんという外道なオーナーだ!」
言い放ってから少しの間だけ時間が止まったかのように誰も動かなかったが、やがて何かが壊れたようにアイナが泣き出した。
「だってだってえー。普通に募集してても誰も登録に来てくれないんだもん! このままじゃ登録者ゼロでぶっ潰れちゃうんだから、どんな手だって使うのが普通でしょ。しかもオーサンはゴーレムに変身する魔法を会得した超レア冒険者よ。きっと誰だって欲しがるわ、誰だって!」
説得力ゼロの言い訳をされて、俺としては困惑するしかない。
「いや、正直悪い気はしないけどさ。俺は仁義の男だ。おいそれと在籍ギルドを変更することなんてできないんだ。アイナ、解ってくれ!」
「びえええー!」
小さい子供みたいな泣き方をするんだよなーこの娘は。
「すみませーん遅れましたぁ」
「!? ビルギッタさん? どうしてここに?」
俺は思わず立ち上がった。『タイタン』の看板受付嬢である彼女が、どうしてこのギルドに……しかも受付スペースにエレナさんの代わりに立ってしまうとは。どういうことだ?
「あら! オーサンではありませんか。実は私、ここでお手伝いさせていただくことになったのです。オーサンはどうしてこちらに?」
「オーサンは騙されてこちらにフガガ!」
妖精は一瞬でアイナに接近されて顔全部を塞がれる。
「ちょっと見学に来てるのよー。登録しようかとお考え中で」
エイリーンはさっと彼女の魔手から逃れると、
「アイナ! 何を言ってるのですか。オーサンはここには登録しないと、」
「この用紙にフルネームで記入すれば良かったのだね?」
「え! ちょ、ちょっとオーサン。どうしたのです急にっ!?」
「そうよ! アンタは記念すべきリニューアル登録者第一号だわっ!」
アイナが立ち上がってプレゼントを貰った子供みたいに笑いかける。俺はビルギッタさんの誘惑に負けてしまった。正確に言うとビルギッタさんのビッグな胸元に負けたのだが、そんなことは瑣末な問題にすぎない。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ダンジョン配信 【人と関わるより1人でダンジョン探索してる方が好きなんです】ダンジョン生活10年目にして配信者になることになった男の話
天野 星屑
ファンタジー
突如地上に出現したダンジョン。中では現代兵器が使用できず、ダンジョンに踏み込んだ人々は、ダンジョンに初めて入ることで発現する魔法などのスキルと、剣や弓といった原始的な武器で、ダンジョンの環境とモンスターに立ち向かい、その奥底を目指すことになった。
その出現からはや10年。ダンジョン探索者という職業が出現し、ダンジョンは身近な異世界となり。ダンジョン内の様子を外に配信する配信者達によってダンジョンへの過度なおそれも減った現在。
ダンジョン内で生活し、10年間一度も地上に帰っていなかった男が、とある事件から配信者達と関わり、己もダンジョン内の様子を配信することを決意する。
10年間のダンジョン生活。世界の誰よりも豊富な知識と。世界の誰よりも長けた戦闘技術によってダンジョンの様子を明らかにする男は、配信を通して、やがて、世界に大きな動きを生み出していくのだった。
*本作は、ダンジョン籠もりによって強くなった男が、配信を通して地上の人たちや他の配信者達と関わっていくことと、ダンジョン内での世界の描写を主としています
*配信とは言いますが、序盤はいわゆるキャンプ配信とかブッシュクラフト、旅動画みたいな感じが多いです。のちのち他の配信者と本格的に関わっていくときに、一般的なコラボ配信などをします
*主人公と他の探索者(配信者含む)の差は、後者が1~4まで到達しているのに対して、前者は100を越えていることから推察ください。
*主人公はダンジョン引きこもりガチ勢なので、あまり地上に出たがっていません
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
神速の成長チート! ~無能だと追い出されましたが、逆転レベルアップで最強異世界ライフ始めました~
雪華慧太
ファンタジー
高校生の裕樹はある日、意地の悪いクラスメートたちと異世界に勇者として召喚された。勇者に相応しい力を与えられたクラスメートとは違い、裕樹が持っていたのは自分のレベルを一つ下げるという使えないにも程があるスキル。皆に嘲笑われ、さらには国王の命令で命を狙われる。絶体絶命の状況の中、唯一のスキルを使った裕樹はなんとレベル1からレベル0に。絶望する裕樹だったが、実はそれがあり得ない程の神速成長チートの始まりだった! その力を使って裕樹は様々な職業を極め、異世界最強に上り詰めると共に、極めた生産職で快適な異世界ライフを目指していく。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
Sランクパーティから追放された俺、勇者の力に目覚めて最強になる。
石八
ファンタジー
主人公のレンは、冒険者ギルドの中で最高ランクであるSランクパーティのメンバーであった。しかしある日突然、パーティリーダーであるギリュウという男に「いきなりで悪いが、レンにはこのパーティから抜けてもらう」と告げられ、パーティを脱退させられてしまう。怒りを覚えたレンはそのギルドを脱退し、別のギルドでまた1から冒険者稼業を始める。そしてそこで最強の《勇者》というスキルが開花し、ギリュウ達を見返すため、己を鍛えるため、レンの冒険譚が始まるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる