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商会の資料

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            まだまだ、日は残っているので、アインは他のこともやる事にした。

「さーて、何をやろうかな…」

「あまり時間も無いですからね。やれることも限られてくるでしょう。」

「確かに。」

今までと違い、時間が無限にあるわけではないから、アインも何をやるかに迷っていた。

「よし、それじゃあ、暇つぶしに、商会のほうに力を入れてみようかな。」

そして、アインは、商会の本部にとんだ。

「こんにちは~。」

「あ。アイン様!今日はどのようなご用件でいらしたのでしょうか?」

「ああ、今日は商会がどれだけ勢力を伸ばしていて、どれくらいの収入があるのか気になったから来ただけだよ。」

「そうでしたか、それでは、資料を持ってきますね。」

そして、その男は数分で帰ってきた。

「アイン様はさっき、勢力と収入といっていたので、そこらへんの資料を持って来ました。足りなかったら、言ってください。」

そして、その人は、アインが集中できるように、部屋から出て行った。

「よし、それじゃあ、見ていくか。」

そしてアインは、資料を見ていった。

その結果分かったことがいくつかある。

1つ目は、今では世界最大の商会になっていて、今から他の商会たちが協力し始めても手遅れナくらいに大きくなっていた。

そして、商会は、クランやアインの兵よりも入会条件が低いので、新しい国や街に行っても、その街で人を調達できるようになっていた。

「なるほどね…こういう仕組みで人を集めていたのか…」

そして、アインはもっと資料を読み進めた。

2つ目は、1つ目の内容と少しかぶっているが、今、どれだけ新しい国に手を出しているのかである。

結果は、大体の国は成功しているが、そもそも国に入れない場合も有るらしい。
例えば、竜人の里、ここでは、基本的に竜人以外は居てはならなく、他に入れるとしたら、そこの長をやっている竜王に勝たなくてはならない。しかし、商会のメンバーの力が強い者は、基本的に最初に手をつけ始めたの方の店にいることが多いので、竜王に挑戦はしていなかった。

よって、まだまだ、新大陸のほうは全体の30%くらいの国にしか入れて居ないが、世界会議に参加するであろう国々は先に出来るだけ入ろうとして、とりあえず、参加するかもしれない10カ国の中で7カ国には入れていた。

3つ目は、問題点が書かれていた。
この商会は、日に日に勢力を伸ばし、どんどんと店を建てていっているが、力の入り方が見せによって違っていた。
最初のほうに立てた店ほど、店の周りの人からの信頼も得ているので、年商が大きくなっていた。
そして、新大陸のほうでは、まだまだ、元からそこにあった商会には買っていなく、珍しいものを売っている店というのが、周りの人からの印象だった。

また、他の問題ではあるが、よく他の商会が雇った暗殺者に狙われることがある、ただし、新しい店でもトップには何代目かのアインの兵が来るので、問題は無いが、一応、問題点。

4つ目は、収入。本来はこんなことになってはいけないのだろうが、正直収入は多すぎて数えられません。
数えていたら、それだけで何週間か、かかってしまいます。
今は、アイン様に作っていただいた、本部の地下の空間にお金を入れることによって、絶対に盗まれない金庫となっております。

5つ目、権力。
実は商会の中には権力を持っている商会もあります。なぜなら、商売国家においては、一番大きな商会が大きな権力を持つからだ。ただし、あまり使ってはいない。
他にも、商会のメンバーには戦闘のできるものもいるため、そのものが国から爵位をもらうことがある。

まぁ、一番良くても、男爵位だが…

そして、他の資料にも同じようなことが書かれていた…
        
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