灰色のエッセイ

エンセン井上が腕相撲をした番組を観た話

　先日、元格闘家であるエンセン井上が大麻の密輸入の容疑で逮捕されました。
　これを書いている現在、あの人はあくまで一容疑者でしかありません。ですから、この事件に関するコメントは控えます。それよりも、今の若い方たちは知らないでしょうが……エンセン井上といえば、かつて日本の総合格闘技を代表する選手のひとりだったのですよね。なので、今回の件はとても残念です。
　麻薬や覚醒剤と比べると、大麻は依存性が低いと言われております。なので、病院での治療を受けてほしいですね。
　
　さて、そんなエンセン井上ですが……かつて、深夜のテレビ番組で腕相撲のトーナメントに参加していました。格闘家やプロレスラーたちをなぎ倒し、見事に優勝していたのです。
　ちなみに、エンセンの決勝の相手は中西学でした。実のところ、中西はかなり不利な状況だったんですよね。準決勝にて、佐々木健介と当たったのですが、その勝負は長引いたものになっておりました。結果、腕にかなりの疲労が溜まった状態でエンセンとの決勝に臨んでいた……私には、そう見えました。
　もしも準決勝で、佐々木があっさり負けていれば、中西は万全の状態でエンセンとやれたのではないか。そしたら、中西は勝てていたのかもしれません。結果、プロレスラーの名誉は守れたのではないかと。ましてや、同じ新日本プロレス所属なんですからね……。
　もちろん、万全の体勢でやってもエンセンの勝ちだったかもしれません。ただ私の目には、この時の佐々木は「無能な働き者」にしか見えませんでした。



　話はズレますが、北斗晶と佐々木健介の妻・夫・の話を、とある記者から聞きました。いわく「普通、テレビで悪役やってる人は、会えばいい人であるケースが多い。でも、北斗晶はあのまんまだった」と言っておりました。