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給食と牛乳の話
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中学生の時、私はプロレスラーを目指しておりました。当時は、毎日スクワットに励んでいたものです。
しかし、プロレスラーになるには身長が百八十センチ以上……という審査基準がありました。今は知りませんが、昔のプロレス雑誌にほ、そう書かれていたのです。
当時、私の身長は百六十五センチほどでした。あと十五センチ足りません。
そこで私は、牛乳をたくさん飲むことにしました。しかし、当然ながら家の牛乳にも限りがあります。当時の私の小遣いでも、そう何本も買えません。
どうしたものか……と考えた時、目についたものは学校の給食です。当時、私の中学校にほ、業者から運ばれた牛乳が大量に積まれている場所がありました。
私は休み時間、そこに忍び込みました。そして、他の学年の牛乳を盗んで飲んだのです。とにかく、飲めるだけ飲みました。
当然ながら、私が飲んだ分は足りなくなります。「最近、この学校には牛乳泥棒が出る」と校内で大騒ぎになったため、私は正直に白状しました。
結果、教師に十発ほど殴られました。ちなみに、私の現在の身長は百七十三センチです。結局、牛乳を盗み飲みしても百八十センチには届きませんでした。というわけで皆さん、牛乳の盗み飲みはやめましょう。
しかし、プロレスラーになるには身長が百八十センチ以上……という審査基準がありました。今は知りませんが、昔のプロレス雑誌にほ、そう書かれていたのです。
当時、私の身長は百六十五センチほどでした。あと十五センチ足りません。
そこで私は、牛乳をたくさん飲むことにしました。しかし、当然ながら家の牛乳にも限りがあります。当時の私の小遣いでも、そう何本も買えません。
どうしたものか……と考えた時、目についたものは学校の給食です。当時、私の中学校にほ、業者から運ばれた牛乳が大量に積まれている場所がありました。
私は休み時間、そこに忍び込みました。そして、他の学年の牛乳を盗んで飲んだのです。とにかく、飲めるだけ飲みました。
当然ながら、私が飲んだ分は足りなくなります。「最近、この学校には牛乳泥棒が出る」と校内で大騒ぎになったため、私は正直に白状しました。
結果、教師に十発ほど殴られました。ちなみに、私の現在の身長は百七十三センチです。結局、牛乳を盗み飲みしても百八十センチには届きませんでした。というわけで皆さん、牛乳の盗み飲みはやめましょう。
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