前世の記憶で異世界を発展させます!~のんびり開発で世界最強~

櫻木零

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序章〜転生〜

序章 第三話 回想~前世の記憶~

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「おはよう。このクラスの担任になった片柳だ。これから一年間よろしくな。早速だが今日から新しい仲間がこのクラスに加わることになった。自己紹介をしてくれ」

「これからお世話になります。中津恵梨香なかつえりかと申します。よろしくお願いします!」

 まさか転校生が恵梨香だとは思わずとても驚いた。
 若干面影は残っていたもののすごく美人になっていてすぐには気づけなかった。

「じゃあ中津は綾瀬の隣に座ってくれ。皆も仲良くするように」

「久しぶり!またこれからもよろしくね!なみちゃん♪」

「久しぶり~!まさか転校生がえりーだったなんてめっちゃビックリしたよ!こちらこそまたよろしくね♪」
 朝のSHRが終わると恵梨香の周りには人が集まっていた。

「中津さんこれからよろしくね!」

「さっきも綾瀬さんと話してたけど二人は知り合いなの?」

「私たちは幼なじみだよ!」

「そうだったんだね!」

「うん!私もビックリしたよ~」
 恵梨香はクラスメートに囲まれながら楽しそうに雑談していた。
「綾瀬さんの幼なじみって言うことは陽翔の幼なじみでもあるんだな」

「そうだな。結構仲良かったんだよ。いっつも三人でいたからな」

「そう言えばいつ頃からの幼なじみなんだ?」

「いつと言われても……物心着いたときから一緒だった記憶があるからな……。たぶん2~3歳ぐらい?」

「そりゃあ仲がいいわけだ」
 そんな話をしていると浪華と恵梨香がこちらにきた。

「はるも久しぶりだね!またよろしくね!」

「こちらこそよろしく頼むな」

「これでまた三人揃ったね!」

「また色々遊びに行こ~!」

「じゃあ早速だが今日どこか寄り道して帰るか?どうせ午前授業だから午後は暇になるだろ」

「お!いいね~♪賛成!」

「私もOKだよ!」

「じゃあどこに行こうか?」

「私久しぶりにあの公園に行きたい!」

「いいね!私は新しくできたショッピングセンターに行きたい!」

「了解。じゃあ授業始まるからまた放課後に」
 さあ久しぶりの再会なので楽しもう!
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