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急章の壱 The Innovator's Dilemma

61ターン目/弱き者は強き者に学ぶ

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 ▼禁忌のモルガナは呪文を唱えた!
 ▼灰色ののホグワーツは呪文を唱えた!

 空中戦。宙をロケットのように飛び回る双方は続々と色彩豊かカラフルな光線を射出し、相手を攻撃する。

 魔法使いたちの主な闘いオーソドックスは、やはり長距離戦である。
 魔力出力による魔法まほう放射ぶっぱ合戦がっせん
 近接戦闘や身体強度を美徳とするのは、せいぜい灰色のホグワーツくらいのものであろう。
 叩き上げ且つ平民からの成り上がりであるこの大賢者だけが異質なのであって、エリート志向の強い大多数の魔法使いたちは泥臭さより如何に華麗に魔法を披露するかが重要だ。
 また、冒険者や騎士などの大多数が近接戦闘を得意とする、あるいはそもそもそれしか能のない連中が大半のため、必然的に魔法使いはその穴埋めをするために後方支援に特化する傾向がある。
 後方援助型に後方射撃型。 
 いずれにせよ、“距離”を取った戦法のノウハウを構成するのが主流だ。

 故に、この空での撃ち合いこそ魔法使いの花形。 
 本来の彼等の居場所だ。

 数多の光線やバリア、魔法陣などの光彩が轟音と共に鳴動し、あたりに破壊をもたらす。
 ビル群の窓ガラスは裂かれ、大気は震撼し、穿たれた街壁は熱により真っ赤になって溶解し、戦場の荒れた大地にこぼれていく。
 彼等の戦いに参戦しようする両陣営の兵隊や魔物たちは皆、凄まじい流れ弾と過酷な環境に巻き込まれ、凄惨な末路を遂げていく。

 ▼古代魔法【終末約定陽炎ハルマゲドン】発動
 禁忌のモルガナが、古代魔法を発動する。

 魔力で編み出された巨大な太陽。
 街ひとつ丸々を飲み込む魔力出力。
 その出現は、すぐさま絶対零度に凍えた街を一瞬にして、真夏日和に。
 否、最早砂漠地帯のような灼熱へと真逆に回転させる。
 そんな驚異的な魔法を味方度外視でセントラルシティに投下する。

 しかし大賢者/灰色のホグワーツは揺るがない。 
 ▼古代魔法【滅亡再生洪水ノア・レクイエム】発動

 老師もまた、かつての弟子同様に古代魔法で対抗する。
 街の空一面を覆う水の天蓋。さながら空に浮かぶ海。
 それは盾のような形状と機能で、灼熱の天体を受け止める。

 太陽は溶け、海は蒸発して消えていく。
 まるでスモッグのような水蒸気を発生させ、セントラルシティ全体が厚い曇天に飲み込まれる。
 

 ●禁忌のモルガナは呪文を唱えた!
 ▼古代魔法【崩壊滅亡冥嵐ケツアルカトル】発動

 ●灰色のホグワーツは呪文を唱えた!
 ▼古代魔法【創生原始大樹ユグドラシル】発動

 刹那、セントラルシティを丸呑みにした巨大な雲は、まるで東洋の龍が如き力強さと美を感じさせる竜巻により切り裂かれ、その竜巻を穿つように、コンクリートの大地から一本の広葉樹がまるで巨人のようにその姿を現す。
 広葉樹の蜂起によって、竜巻は消失し、その周りは付属するように森となる。
 緑々しい植物と水たまりの数々。そしてそれらに飲まれる人工物。
 都市文明が一瞬にして荒廃し、だがその滅びが美しく見えるような、そんな魔的な魅力を演出かもしだしたような古代都市染みた光景がいっちょ出来上がる。
 
 ●灰色のホグワーツは呪文を唱えた!
 ▼古代魔法【星間流星群雨メテオフォール

 ●禁忌のモルガナは呪文を唱えた!
 ▼古代魔法【開闢大地蜂起ガイア・ヘブン】発動

 天空より数多もの星々いんせきが流れ落ちる。セントラルシティ目掛けて怒涛の勢いで、飛来。
 それらを迎撃するように、大地を割いて地殻の破片が宙へと吸い込まれていくかのように射出される。
 
 双方が激突する。
 空が、吼える―――
 その光景は、まさに天変地異。
 まるで惑星一個が揺らいでいるかのような振動を、この場の誰しもが体感する。

 ◆◆◆

(―――コイツ、まさか!?)
 ハッカイは戦慄していた。

 魔法使い頂上決戦の余波によって、世界が滅亡へ向かっているかのような有り様にも関わらず、彼の意識はすべて眼前の敵に注がれていた。
 
 魔王、奮起―――
 彼の肉体は今、血の海に浸かっている。
 
 頭蓋から、身体の様々な部位から、裂傷から、貫通部から、深く深く暗い血が流れている。
 満身創痍。それでも尚、彼は立ち上がる。
 不敵な笑み。開かれた眼孔。剥き出しの闘志。
 
「―――人間の肉体とは誠か弱いものよなぁ、小僧」
 ゆらり、と幽鬼のような執念で獲物を定める。

 ―――魔王はかつて、強かった。
 生命体としての最強種。天敵と呼べる種など存在せず、すべての環境に適応する万能の細胞、無限に等しい枯渇知らずの魔力総量、天井知らずの進化機能、魔界全域の魔族を従えるカリスマ性。
 何より、それらを全稼働フルかどうさせる不屈の精神。

 しかし、すべて昔の話。
 この体たらくはなんということだろう。

 かつての肉体に染み着いた闘い方が抜けきらず、防御を怠った故に生じたこの数多の傷。
 力任せに物事を解決してきた強者ゆえの悪癖。
 自らを顧みないその戦闘姿勢に、己の肉体は今、悲鳴をあげていた―――

 だからこそ、思い出した―――
「久しいな、この感覚。弱者ゆえの強さ・・・・・・・

 魔王、嘲笑。
 だがそれこそが、ハッカイが感じた違和感。
 戦況の異変・・・・・。猪突猛進から一変して、その戦闘姿勢バトルスタイルが変化しつつあった。
 
「弱き者は、学習する・・・・。それは、強き者を見習うということ―――」
 粘着質に魔王は嗤う。
「我輩は、弱い。故に学ばせてもらったぞ、小僧―――」

 世界が崩壊していく。
 崩れていくセントラルシティ。
 しかし、ふたりはそれらに眼をくれる様子もなく、ただただお互いを見据えていた。
 無音。否、両者の呼吸だけがゆっくりと浸透していく。
 極限集中状態ゾーンが導く静寂なる世界。

「―――貴様の戦闘技能バトルスタイルを」

 刹那、両者の間が爆ぜる。
 崩壊し、震撼し、滅亡していく足場を反射神経だけで辿って行き、双方の拳が激突する。
 それを皮切りに高速に繰り出される徒手空拳。
 その動きは、まさにハッカイが二人いる・・・・・・・・・かのよう。
 
「………盗んだんか、わいの戦闘技術カンフーを!」
 手応えが、確信に迫る。

 構え。体捌き。打点。体重移動。足捌き。
 すべてがハッカイの使用する流派の動き。

「たった二回の闘い、こんな短期間で―――」
 これまでのハッカイのすべてを踏みにじられたような悔恨が、その慟哭を震わせる。
 それに合わせて、お互いの蹴りが交錯する。
「たわけ。我輩を誰と心得る。悠久の刻を生き永らえた万物の支配者、魔王ゾ?」
 魔王、嘲笑。
 そう。彼は魔王イスカリオテ。
 1000年の刻を漂流した人類の天敵。
 魔界は勿論、人間界からも様々な挑戦者が現れた。
 当然、彼等は人間界でもトップクラスの武芸者。
 いわば人類の総決算。そんな最高峰たちとの闘いを魔王はすべて記憶している・・・・・・・・・

「貴様のルーツを辿ることなど造作もないわ」

 点と点を結ぶと線となり、線と線を結ぶと面になり、面と面を結ぶと立方になる。
 魔王イスカリオテはハッカイの動きを踏襲し、過去の記憶から相対した武芸者たちの中から類似した動きをピックアップ。
 さらにそれらからその流派の根幹となる戦闘思想を分析・・し、それらから派生するであろう技や動きを想定・・
 そして、正確且つ精密にハッカイの武術を再現・・する。

 ハッカイの脚部に雷が迸る。
 同時進行で魔王の脚部にもまた、雷が発生。

青龍円月脚チンロンマンユーきゃく】。
 ふたりの蹴撃が息を合わせたように衝突し、激しい火花を炸裂させる。
 お互い威力を相殺出来ず、ふたりは身体を翻す。
 そして、追撃を同時に繰り出す。
爆鳳导弹拳ばくほうだおだんけん
 今度は高出力の魔力を纏った右拳。
 それらはお互いの胸部に直撃。
 しかし、二人とも嗚咽や悲鳴などの雄叫びをあげることなく微動だにしない。
 ただただ、口と鼻から血を垂れ流すだけである。
 
 ハッカイはそのまま右拳に発勁を注力。
 力が自らの身体を伝導し、魔王目掛けて襲いかかる。

 刹那、ハッカイは後方へ弾き飛ばされる。 
 それは発勁・・
 魔王イスカリオテもまた、同じ動作を行っていた。

(くそが………ここまで猿真似されるなんてわいもまたまだやな……!!?)

 なんとか堪えきり、ハッカイは倒れることなく立ち姿を維持する。後方への滑走が止まり、視界が敵を捉える。
 
(―――どんだけ頑丈タフやねん、コイツ!?)

 ダメージ量は遥かに魔王が積んでいるハズなのに、明らかに目に見えて痛々しい姿をしているのに、それでも魔王は嗤う。
 その表情には精気が、その瞳には闘志が、燦々さんさんと燃えているのだ。
 
 そして、魔王は構える・・・・・・
 それは挑発・・だった。
 
 その構えは、奥義の構え。
黄帝龍ファンディーロン】。
 ハッカイが最強たる所以であり、要。
 流派にとっての歴史にして、完成形ポートフォリオ

「………付け焼き刃が過ぎるんちゃうか、魔王」
「鉄は熱い内に打てというであろう?インスピレーションが迸るうちに物は試しておかんとなぁ」

 歴戦と叡智が結合する。
 魔王の体内で莫大な魔力が練られ、黄金の輝きが体外へと出力される。

「―――両儀四象八卦」
 ハッカイもまた、魔王の動きに続いて同様の段階フェーズへと移行する。
 魔王イスカリオテ同様に、体内の魔力を縮退させ高出力高密度に練り上げられた破壊の塊を今か今かと抑え込む。

 お互いの視線がかち合い、
 途端に火花が散り、
 それが合図となって、怒濤の勢いで発露される。

「―――黄帝龍ファンディーロン!」
 魔力で編み上げられた黄金の龍が双方の両掌から出力される。
 二匹の龍が激突する。

 ◆◆◆

「すべての生命いのちに祝福を!我等は汝の愛しき子にして汝の盾!」
 ●【光属性】×【回復】×【味方全体】
 ▼医療魔術師グリフィンは 呪文を唱えた!

全生命息吹テトラグラマトン】発動!
【同盟軍】の兵士たちに治癒の光が施され、続々と負傷者の傷が塞がっていく。

「皆さん、ここは危険です!安全なところに避難しますよ!」
 グリフィンの激励に、しかし隊員たちは疑念を抱く。
「安全な場所ってどこですか!?」

 天上では、禁忌のモルガナと灰色のホグワーツが。
 地上では、勇者タローと破壊天使/飛鳥あすか
 ならびに魔王イスカリオテと暗黒観音/ハッカイが。

 人間という枠組みを大きく逸脱した破壊力を振り回し、彼等が通り過ぎた跡はすべて焦土と化している。
 彼等の移動範囲攻撃範囲は尋常ではなく、一歩踏み間違えば、問答無用で巻き込み事故に合うのは必然だ。

「それをいまから探しに行くんです!!」
 グリフィンは怒鳴る。
 
 彼等は今、死地にいる。
 一寸の迷いが命取りだ。
 刻一刻と変わる状況に対応できなければ、待っているのは死のみ。
 冒険者や連合軍兵士、そして同盟軍の隊員として死地を潜り抜けてきた歴戦が彼を突き動かす。
 一方、そういった気概が同盟軍の隊員たちからは喪失しつつあった。
 士気の低下。原因はふたつ。
 ひとつは眼前で繰り広げられる常人では埋められない別次元の戦いを見せつけられ、圧倒され、戦意を削がれてしまったこと。
 もうひとつは【解放戦線レジスタンス】代表/エリザベス=ペンドラゴン の意気消沈だ。
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