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11話

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いよいよ王様にご挨拶!

「お兄様、私の娘のシャリーナですわ」

「シャリーナはレアノアにそっくりだな お誕生日おめでとう。私はこの国の王でお前の母レアノアの兄だ。君にとっては叔父にあたる 
これからよろしくなシャリーナ」

「あい!(はい!)」

「む?私の言葉が分かるのか?」

「ええ、お兄様 シャルはもう私たちが話していることは理解しているようなんですの」

「なんと!?それは天才だな! それとも『愛し子』は早熟なのか」

『ねぇ、シャル僕達も紹介して?』

あ、そうだったね わかった!

「いんあええいえ~(みんな出てきて)」

何も言わないでいきなり精霊が現れたらビックリするものね 一応声をあげたほうがいいよね

「ん?なんだ?」

「どうしたの?シャル」

『『『『『『はい!(おう)』』』』』』

「「「「「な??!!」」」」」

「「「「「「「え?!!」」」」」」」

「「「「「「「…………」」」」」」」

あれ?みんなが姿を現したら静かになっちゃったけどどうしたの?
発音悪いけどちゃんと声あげたのに

『私たちがいっせいに現れたのが俺たちの予想より衝撃的だったんじゃない?』

『かもな~』

『でも、どうせ俺たちのことを知るなら早い方がいいだろう?』

『じゃあ、とりあえずそれぞれ自己紹介しようか』

『じゃあ僕から 僕は風の精霊ヴァンだよ シャルと契約してるの よろしくね~』

『俺は火の精霊ファロ 同じくシャルと契約している』

『僕は水の精霊シュテルです シャルが契約者です』
 
『僕は地の精霊ハイン シャルと契約してるよ』

『私は光の精霊ルーチェです シャルと契約しています』

『俺は闇の精霊フォンセだ 俺もシャルと契約している』

『私たちは最近シャルと契約をしました。
『愛し子』が生まれたことは感じてはいたんですが、生まれたばかりは魔力が安定しないため暴走の危険がありましたので、私たちはシャルの前に姿を現さず、私たちの眷属に様子を見に行ってもらっていました。最近魔力が安定してきていると聞き、シャルに会いに行き契約を行いました。』
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