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9話

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「シャリーナ様 王様が到着なされましたので、会場にご移動をお願いします」

「あーい(はーい)」

私は1歳児なのに、1歳児なのに!朝早くから起こされドレスを着させられた

普通の1歳児なら睡眠の邪魔されて泣きわめいてるわ!

てか着てるドレス普通なら1歳児の着る服じゃないからね!?

シャルが着ているのは
青色のグラデーションのドレス、ドレスと同じ青色のアウイナイト(ラピスラズリ)の着いたイヤリングとネックレスだ


ね!!おかしいでしょ?!1歳なのに宝石のついたネックレスとイヤリングしてるんだよ?!

流石公爵家の娘と言った方がいいのかもしれないけど1歳児にこれじゃあ…これからがなんか怖いんだけど!!動きずらいし!

「シャリーナ様?」

シャリーナが難しい顔をしていたた待女が声をかけた

「あーいー?(ニッコリ)」

「い、いえ」

この時シャルの向けた笑顔に待女は
(か、可愛い可愛い!なんですかこの生き物!!)
と思っていた





一方シャルは

どうにかこの窮屈な服から逃れ事はできないのかな
あ!精霊に燃やしてもらうとか!?


……なぜかとてもおかしな思考に陥っていた。。。



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